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F-ZERO FOR GAMEBOYADVANCE攻略
《攻略:COM動作解説》


<概要&COMマシンの種類・大まかな特性>
・本作のCOMはスーファミの初代F-ZEROと同様、カップを通しての競争相手というよりは障害物としての色合いが濃い存在と言える。COM1台毎にドライバーズポイントを競い…と言った事は無く、兎に角プレイヤーが3位以内に入ってゴールすれば次のコースに進む事ができる。
・最終コースを3位でクリアできればそのカップを優勝した扱いになる。「全コースでブッチギリで1位でゴールした」場合でも、「特定のCOMに全コースで負けて1回も1位でゴールできなかった」等の結果であっても、同じクリア扱いには変わりがない。

・プレイヤーの他にグランプリで走行するCOMマシンの種類は大まかに3つあり、固有のグラフィックを持ち順位に関係する『固有ライバル』マシン、ライバル同様に順位に関係するもののライバルよりは格下扱いの『一般ライバル』、順位に一切関係無く純粋な障害物扱いとなる周回遅れの『ザコ』マシンの3種である(※任天堂公式での呼称ではない当サイト固有の呼び方ですぞ、念の為)。

・いずれのCOMマシンにもエネルギーの概念自体が無いため、ボディがタフなマシンで執拗に体当たりしたり地雷に巻き込んだりしても絶対にリタイアには追い込めない

・ただし、スーファミ版の初代F-ZEROと異なり、「穴に落ちてリタイア」という概念は存在するため、大ジャンプ中に体当たりして大幅にラインを乱す等の攻撃を加えて落下させれば、そのコースでは登場しなくなり、そのコースに限り下位のCOMが繰り上がって画面内に出現する(走行速度の遅いザコマシンはそもそも飛距離が足りず普通に落下している事も多い)。もっとも、前述の通りドライバーズポイントの大小でグランプリで優勝を競うという目的自体が存在しないため、特定のマシンをリタイアに追い込んでもプレイヤーには大してメリットは無い。プレイヤーが1位でゴールする際に下位に沈んでいる事の多いジェットバーミリオンや一般ライバルマシンが画面内に入ってると「お!?珍しいな!」とは思えるんで、自己満足的なやり込みとして狙ってみるのはアリかもしれませんけども…(笑)。

・ダッシュプレートに乗った後の惰性(減速しやすさ)はどのマシンも中くらい(ファイアーボール、ザ・スティングレイ、シルバーサンダー程度)に設定されている。プレイヤーがホットバイオレット、J.B.クリスタル、クレイジーホース等の惰性の悪いマシンを使っている場合はザコマシン込みでCOMマシンの方がダッシュプレート通過後の速度は速い事が多くなるため、「ブーストを使用して一気に挽回するか、巧くマシン後方にどついて貰って加速する等で順位が落ちるのをカバーする」とか「一時的に順位が下がるのを容認した上で後で自力で挽回する」等の技量は必要になる。




<2種類のライバルマシン>
・2種類の順位に関係するライバルマシンは画面に3台まで出現する。画面外に消える事で他のマシンが出現する可能性が出て来る。1台が前方に消えれば後方から別のマシンが追い上げて来る可能性が出て来るし、1台を抜き返して画面外に消した場合は前方から他のCOMが見えて来る可能性が出て来る。

・ライバルマシンの走行速度は純粋に難易度で決定する。高い難易度ほど走行速度は上がり、マスタークラスの直線区間ではプレイヤーの使用するマシンの最高速度より速い速度で走行している(ズルい)。一方、急なコーナーでは直線区間よりもかなり減速するし、コーナーのイン側ギリギリを攻めるような厳しさも無いため、抜き返すならばコーナーの多い地点がチャンスとなる。

COMマシンはブーストを使う事は一切無く、ショートカットを使用する事も無い。大幅なショートカットを成功させる事で一気に追い抜く事も可能。

・ただし、画面外のCOMは真面目には走っていない。具体的に言えば、プレイヤーからある程度距離が開いた時点で強制的にプレイヤーのすぐ後ろ付近に再配置される(低難度のクラスでどんなに飛ばしてもちょくちょくマークが入るのはこのため)。

・よって1位で快調に飛ばしている間にブーストを使って更にガンガン攻めても大して意味は無い。グランプリでのブーストの役割は主にミスをして順位が下がった時のリカバリー用途に集約されると言って良い。

・COMマシンには固有の性能は設定されていない事が多いが、プレイヤーが最初から選べるマシン程グランプリではトップグループに位置する事が多い。隠しマシンは初期の段階では後方に位置してトップグループには入って来ない事が大半である(特に最後の隠しマシンであるジェットバーミリオンは固有ライバル内のCOM序列では最下位な事が多い)。隠しマシンの中ではファルコンMk.IIが強めで、レース序盤は後方に位置していながら終盤のラップではトップグループに顔を出す事も多い。



<ザコマシンについて>
・ザコマシンは2周目に入った瞬間から出現する。2周目の時点ですぐに出現する事から、主催者側が2周目に入った時点でコース内に賑やかし目的で出走させている…と見ていいカモ…(笑)。

本作のザコマシンはかなりイン側ギリギリのラインを走っている事が多く、かなり邪魔になる。走行の邪魔になってイラつく事が多いのだが、攻撃アクション…と申すか前述の通り敵マシンに体力の概念の無い本作ではプレイヤーがザコマシンを叩き潰してリタイアに追い込むのは不可能。よって、腹は立つが基本的にザコマシンは避けて通る他無い。走行速度自体は遅いため、アウト側から迂回して避けるようにしよう


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