縮緬遊戯堂 > F-ZERO攻略 > F-ZERO GX > デフォルトマシン性能解説 > No.11〜20


《デフォルトマシン性能解説》

デフォルトマシン性能解説 : No.00〜10 No.11〜20 No.21〜30 No.31〜40


No.11 マッドウルフ

性能評価(ゲーム内表示) ボディB・ブーストB・グリップC
ボディ: 3.0
加速:
1.5
最高速: 2.5
コーナリング: 2.5
重量 1490kg(中量級)
ブースト回数 8.25回
ブースト速度(標準設定) 1320km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ)  □ □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小)   □  □ □ □

<設定>

パイロット ビリー(男・7歳)
マシン制作者 マッドヒヒ科学研究所
エンジン CY95-F5×1
プロフィール 生物学上れっきとしたサル科に属する。彼の祖先をさかのぼると、ロケットパイロットとしての訓練を受けて初めて宇宙に飛び出したサルにたどり着く。その祖先の能力が受け継がれているのか、優れた操縦能力を持っている。「F-MAXグランプリ」までさかのぼってもサルの参戦は史上初の快挙なのである。生まれたときから、マッドヒヒ科学研究所で様々な訓練を受けてきた彼は、人間の言葉が話せるようになり、完璧なコミュニケーションが取れるまでに成長した。そして、マッドヒヒ科学研究所が開発したサルでも乗れる「F-ZERO」マシン第1号の専属パイロットとして、レースに参戦している。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
966(km/h) 998(km/h) 1018(km/h) 1037(km/h) 1055(km/h)
19/41位 7/41位 13/41位 13/41位 11/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
D

<性能解説>
・加速、最高速はそこそこのレベル。
・ワイルドグースに比較的似た性能だが、ブースト一発あたりの加速がマシな分だけ若干扱いやすい。コーナリングは特殊で、ゆっくりスティックを倒した時はグリップを維持しつつ曲がり、素早く倒すとドリフトに似た状態で旋回する。スティックをニュートラルに戻しても惰性で若干曲がった方向にぶれ続けるのでフラフラして操作が難しい。扱いは難しいが、ドリフトすることで加速を得られやすいのは嬉しい。グリップを効かせてコーナーを曲がった際は速度が落ちやすいのが難点。
・ブースト性能はワイルドグースより威力重視で優秀だが、回数は若干少ない。1回の使用で得られる加速はそれほどでもないので、1度にまとめて2〜3回使用していきたい。
・ダッシュプレートによる加速の悪さもワイルドグースと同じ。通常走行時のスピードからは1200km/hまでしか加速せず辛いところ。
・路面の凸凹における安定性も悪く、体勢を崩しやすい。
・ボディはBランクのマシンの中ではかなり上位に位置する。評価Aのマシンに準じる程度の硬さはある。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★★
・ワイルドグースと同じく、スピード面で苦労するマシン。サーフェススライド(ルビー3)、ダブルブランチ(エメラルド3)、トライデント(ダイヤモンド1)等の他のマシンならラクできる高速・長距離サーキットでもやや辛い戦いを強いられる。
・小刻みに使用できるブーストとボディの強さを生かし、混戦の中でライバルマシンを破壊していく戦法がベスト。ただ、壁にぶつかる等のミスをしても挽回できるほどの爆発力は無いので、前述した攻撃的な走り、さらにはミスの無い走りの両立が必要になる。安定して1位を狙うのは難しいので、大崩れしないようにしよう。まずは独特な操作感を自分の物にすることが大切だ。


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No.12 スーパーピラニア

性能評価(ゲーム内表示) ボディB・ブーストC・グリップB
ボディ: 3.0
加速:
4.0
最高速: 2.5
コーナリング: 4.0
重量 1010kg(軽量級)
ブースト回数 8.25回
ブースト速度(標準設定) 1320km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □ □ □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □  □  

<設定>

パイロット ケイト・アレン(女・30歳)
マシン制作者 チーム パワーボイス
エンジン OZ-P1×2
プロフィール 過去数回、「F-ZERO」開会式でオープニングソングを歌ったこともある超人気歌手。激しいダンスと迫力ある歌声で、多くの人々を魅了している。「F-ZERO」を観戦し続け、その極限のスピードに完全に魅せられてしまった彼女は歌うことよりも、「F-ZERO」パイロットとして走ることを選んだ。その類まれなリズム感と運動神経を活かして、過酷なレースに挑む。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
956(km/h) 977(km/h) 1009(km/h) 1020(km/h) 1024(km/h)
26/41位 27/41位 19/41位 25/41位 28/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
D

<性能解説>
・全体的にはスピード面で難があるが、加速性能やコーナリング特性の良さがそれを補う。
・非常に優れたコーナリング性能を持ち、すべてのコーナーをドリフト、スライドの操作を入力することなくクリアできる。ただ、あまりにも反応が良すぎてラインの微調整がしにくいのが難点。
・ダッシュプレートを踏んでも効果が薄く、大してスピードが上がらない。惰性が弱めで上昇したスピードが元に戻るのも早いのが欠点。
・他のマシンとの接触安定性はいまひとつ。コーナー旋回中に他のマシンと接触すると挙動が乱れやすい。更に、軽量のため単純に弾かれやすく、ボディも性能表記より弱い印象がある。
・車重が軽く滞空時間が長い。また、空中での方向転換も容易なため、ジャンププレートを使ってのジャンプは得意な部類に入る。
・スライドターンやドリフトターン使用で大きく速度が落ちてしまう、ありがたくない特性を持つ。スライドやドリフトの方が挙動が安定してラクな場面も多いが、このマシンを使っていくならスティックだけでのコーナリングに慣れていきたい。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★★
・比較的操作がしやすく、安定性が高いことから他のマシンよりは急カーブの多いテクニカルサーキットでは扱い易い。ただ、ドリフトハイウェイ(サファイア1)、シリアルギャップ(サファイア5)、スリムラインスリット(ダイヤモンド5)等はそもそもCOMマシンが非常に強く、敵マシンとの接触機会も多いのでなかなか1位を取るのは難しい。マスタークラスはスペア数も初期で1しかないので、ムリせず5〜10位くらいを目標に走るのが無難。大きく順位を落としたら諦めて最初からやり直すのも手。
・一方かと思えば高速サーキットでも苦戦するので、小刻みにブーストを使いライバルを撃墜していくスタイルになることが多い。軽量のため、攻撃の際は真横から丁寧に当たって確実にダメージを与えたい。ルビーカップやAXカップは比較的は容易に勝てるのだが、その他は厳しい。1位を安定して取ることが難しいコースが多いのはサファイアカップとダイヤモンドカップだが、ダイヤモンドカップはライバルの自滅で優勝ラインが300点以下になることもある。序盤でCOMに先行されても諦めずに後半を戦い抜いたら優勝していた、なんてこともあり得る。根気が肝要ですぞ!

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No.13 デスアンカー

性能評価(ゲーム内表示) ボディE・ブーストA・グリップC
ボディ: 1.0
加速:
1.0
最高速: 3.0
コーナリング: 3.0
重量 1620kg(中量級)
ブースト回数 6回
ブースト速度(標準設定) 1380km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □  □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □   □ □ □

<設定>

パイロット ゾーダ(男・年齢不詳)
マシン制作者 秘密結社ナゾデス
エンジン ZZ-2236×1
プロフィール 地球制服をもくろむ悪の怪人。正義の味方スーパーアローと抗争を繰り広げている。また賞金首にもなっているので、キャプテンファルコンにも目をつけられ、危うく捕まりそうになった過去もある。アドレナリンやドーパミンなどの内分泌物質を意のままに増幅できる装置を付けて、クレイジーパワーを発揮する。「F-ZERO」には、地球制服計画の資金集めのために参戦している。ついでに自分の地球制服計画を妨害する邪魔者たちをサーキット場で事故らせて抹殺しようと考えている。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
975(km/h) 998(km/h) 1027(km/h) 1091(km/h) 1118(km/h)
11/41位 7/41位 7/41位 4/41位 2/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
B

<性能解説>
・加速に難はあるが、最高速は非常に優れる。特に最高速寄りのセッティングでは1100km/hを超えるスピードで走行可能。ブースト能力も優れており、惰性が強く高速状態を維持しやすいので非常に速い。
・悪役のマシンはボディが固いことが多いがこのマシンは例外。紙の装甲なので敵車からの攻撃には特に注意が必要となる。接触により大きくバランスを崩しやすいのも欠点。
・コーナリングはかなりクセがある。プレイヤーからの操作には反応が鈍い割に、ひょんな事でバランスを崩し、マシンが急に横を向いたりすることもあり、常に気が抜けない。一方で一旦ドリフト状態から脱し、完全に正面を向かないと反対側へのドリフトは入力を受け付けにくいので切り返しは苦手と言えそうだ。
・スライドターンした瞬間に「カクッ」っと向きが変わるクセがある。他のマシンと同じ要領で操作するとコーナーの内側にガッツリと衝突しやすいので注意が必要。全体的に操作にクセがある上級者向けのマシンである。
・加速設定での蛇行スライド走法は効果を発揮しない。加速の鈍さは補えるものの、強みである最高速の高さを活かせなくなるのが難点。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★
・高めの最高速を活かすため、セッティングは最高速重視寄りで臨みたい。
・スピード面で非常に優れるため、独特の操作感にさえ慣れれば優勝は比較的容易な部類に入るが、ボディが弱いため他マシンとの接触には気を付けたい。ループクロス(ルビー4)、ドリフトハイウェイ(サファイア1)、シリアルギャップ(サファイア5)、スリムラインスリット(ダイヤモンド5)等、接触機会が多いサーキットでは苦戦が予想されるが、他のサーキットでの挽回が比較的容易なので得点に余裕がある場合は流して走るのも一計。


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No.14 アストロロビン

性能評価 ボディB・ブーストD・グリップA
ボディ: 3.0
加速:
4.5
最高速: 2.5
コーナリング: 3.5
重量 1140kg(軽量級)
ブースト回数 6.5回
ブースト速度(標準設定) 1440km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □ □ □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □   □ □

<設定>

パイロット ジャック・レビン(男・19歳)
マシン制作者 チーム ライトニングボルト
エンジン SS-C503-LV×2
プロフィール 人気アイドルグループのメンバーだったが、大の「F-ZERO」ファンだったため、芸能界を引退して「F-ZERO」パイロットの道を目指した。そして現在、女性ファンに熱狂的に支持されている「F-ZERO」界のアイドルとなっている。各会場で売られる彼の顔写真入りグッズは売り切れ続出で、入手は非常に困難らしい。そのため話題は、そのアイドル的人気だけに集中しがちだが、「F-ZERO」パイロットとしての実力には確かなものがあり、優勝候補に挙げられるときもある。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
998(km/h) 998(km/h) 998(km/h) 1015(km/h) 1024(km/h)
5/41位 7/41位 27/41位 30/41位 28/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
C

<性能解説>
・操作性を最優先に設計されたマシンで、扱いやすさはトップクラス。
・加速が良く、ハンドルも軽い。ブーストもスピードが出、ダッシュプレートで得られる加速も上々…と全体的に初心者に優しい能力。一方で通常の最高速は遅く、高速状態を維持する能力が低いといった欠点もある。加速重視設定時の速度は速いのだが、速度を維持する惰性は一層悪くなる。グリップも低下するので扱いが難しくなる。
・ブースト評価がDの割にはしっかりスピードは上がる。ただ、前述の通り高速状態を維持する能力は低く、ブーストが切れるとすぐ減速する。
・ボディ評価はBだが、軽量なので他のマシンとの接触に関しては注意が必要。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★
・非常に扱いやすく、ブーストやダッシュプレートの加速が優秀なのでダッシュプレートの多いコースやテクニカルサーキットでは強い。ガンガン飛ばして後続との差を広げたい。
・ただ、回復ゾーンが短く、全長の長いサーキットはブーストを乱発できないのでやや苦戦する。1位を狙うのが厳しい場合もあるが、大崩れせずにキッチリ上位に食い込みたい。1周目のうちに他のマシンに攻撃を加え台数を減らすのも有効。


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No.15 ビッグファング

性能評価 ボディB・ブーストD・グリッA
ボディ: 3.0
加速:
1.0
最高速: 4.0
コーナリング: 2.5
重量 1520kg(中量級)
ブースト回数 6回
ブースト速度(標準設定) 1320km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ)   □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □   □ □

<設定>

パイロット バイオレックス
マシン制作者 ダイナソーレーシングチーム
エンジン TIRANNO-28×3
プロフィール バイオテクノロジーによって卵の化石から蘇った恐竜。ただし研究者が恐竜が滅びずに進化し続けた場合を想定して、再生する際にDNA操作を加えることにより、人間並みの頭脳を持つに至った。そして肉食恐竜が持っている本能なのか、ピコに匹敵するほど非常に攻撃的な性格である。前回は自らを生み出した人間に挑戦するためだったが、今回は大好物である肉を思う存分食べるという欲望を満たすためにF-ZEROグランプリに参戦した。優勝したら、その賞金で宇宙のあらゆる肉を買い占めるつもりらしい。また絶滅したマンモスを復活させる研究を行って、骨付きのマンモス肉を食べる夢も持っているようだ。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
1002(km/h) 1028(km/h) 1052(km/h) 1095(km/h) 1109(km/h)
3/41位 2/41位 2/41位 2/41位 5/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
D

<性能解説>
・加速は悪いが、最高速は速い。最高速寄りのセッティングで1100キロを超えるスピードで走行可能。
・ブーストは1320キロまでしか上がらず、エネルギー消費も少なくない。表記通り平均以下の性能ではあるが、比較的スピードの持ちは良い。ちなみに、ブースト使用時の音は全マシン中トップクラスの爆音。「ドカーーーン!!ドカーーーン!!」と轟音が響く。
・グリップはAと評価されているが、コーナーではすぐマシンの後部が流れる。ただし、バランスが崩れる、といった具合ではなく自然にドリフトに移行し、その操作感も自然で扱いやすい。初心者がドリフト走行に慣れるのに適したマシンと言えそう。
・加速重視設定でもドリフト時に加速が得られにくい。高い最高速を活かすために最高速重視設定にした方が無難。
・いかつい外見で見た目通りボディも優秀、さらには接触に対する安定度も高い。だが、思ったほど重量は無いので敵の体当たりには若干注意が必要。
・最高速重視マシンの中では非常にハンドルが軽く扱いやすいのは嬉しい。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★
・走行スピードが速く、操作がしやすい、さらにはボディも強い…といった具合で、利点が多い。ゆえにマスター攻略は非常に楽。初めてマスターにチャレンジする人にはオススメのマシンのひとつと言える。
・ただし、加速は鈍いので、なるべく壁にはぶつからないように走行したい。また、ブースト性能が悪いのでゴール直前にCOMとブースト合戦すると競い負ける場面が多い。できればゴール前までに差をつけておきたいところ。先行逃げ切りが重要になってくる。


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No.16 ソニックファントム

性能評価 ボディC・ブーストA・グリップD
ボディ: 2.0
加速:
2.0
最高速: 3.0
コーナリング: 3.5
重量 1010kg(軽量級)
ブースト回数 5.75回
ブースト速度(標準設定) 1360km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ)   □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □  □ □ □

<設定>

パイロット ザ・スカル(男・241歳)
マシン制作者 アビヌス社
エンジン CY97-X4×1
プロフィール 「F-ZERO」の前身である「F-MAXグランプリ」において数々の記録を残した200年以上前に活躍した伝説のパイロット。科学と黒魔術の力により現世に復活し、「F-ZERO」パイロットとして、前回の「F-ZERO Xグランプリ」よりゲスト参戦している。その卓越したテクニックと駆け引きは、「F-ZERO」レースにおいても十分通じるものであり、「F-ZERO」のスピードにもすっかり慣れた今回は新たなる伝説を刻みそうな勢いである。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
965(km/h) 978(km/h) 1017(km/h) 1078(km/h) 1105(km/h)
20/41位 17/41位 14/41位 7/41位 7/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
B

<性能解説>
・「デスアンカー」に似た性能を持つマシン。車重1000キロそこそこの軽量ながらスピード面で優れた特性を持つ。標準設定ではそれほどではないが、最高速重視の設定では通常の最高速が1100km/hを超えるので、高難度のグランプリ攻略ではこの速度が頼りになる。
・ブーストはスピード面では評価Aの割にはそれほど速さは感じないが、その分ブーストが切れた後も高速状態が持続する印象がある。
・低速で走行中はそれほど気にならないが、1100km/hを超えたあたりからガクッと安定性が落ち、フワフワした挙動を示す。スライドターンでグリップを失うとマシンが内側を向くクセがあり、これを意識しておかないとブースト使用時にコーナーの内側に衝突しがち。
・ハンドルは軽量級の割にかなり重い部類に入る。各種コーナリングテクニックを駆使して走ることが要求される。L/Rトリガーを押し込んでのスライド走行時は挙動が乱れやすい傾向にあるので注意が必要。意図的にドリフトで滑らせて走るのも手ではある。
・最高速重視設定でも比較的ドリフトターンで減速しにくいのは嬉しい。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★
・基本的には高い速度を活かすために最高速重視寄りのセッティングで臨みたい(標準設定〜加速重視設定寄りでは持ち前の速度が活かせない上に挙動がフラフラで扱いづらいため、メリットが少ない)。最高速は1100km/hを超え、ブーストも優れた能力を示すので、スピード面での不安は少ない。特に、きついコーナーの少ない高速サーキットでは非常に勝ち易い。強気に走ろう。
・軽量でボディ強度も強くなく、そのうえ扱いにくいので、慎重な走りが必要。凹凸でもバランスを崩しやすいので注意。他のCOMマシンとの距離を常に意識しながら走ることが重要だ。
・当遊戯堂での難度は優秀なスピード性能を考慮し「比較的易しい」判定としたが、それはマシンの挙動に振り回されなければ、の条件付き。このマシン独特のじゃじゃ馬的な挙動に振り回されるようであれば、攻略難度は★をもう2つくらい増やして考えた方がいいかも。


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No.17 グリーンパンサー

性能評価 ボディA・ブーストB・グリップD
ボディ: 4.5
加速:
3.0
最高速: 1.5
コーナリング: 2.0
重量 2060kg(重量級)
ブースト回数 5.5回
ブースト速度(標準設定) 1430km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ)   □  □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □  □  □ □ □

<設定>

パイロット アントニオ・ガスター(男・36歳)
マシン制作者 トラエモン・エチゴヤ
エンジン RS-5026SP×2
プロフィール かつてサムライゴローの右腕として宇宙盗賊団で働いていた。しかしゴローの裏切りによって、1人だけ銀河宇宙連邦に逮捕されてしまう。懲役を受けたが、改心することなく出所した彼は一匹狼の盗賊となり、ゴローへの復讐だけを考えて生きており、大勢の「F-ZERO」ファンが見つめるレースの中で叩きのめし、赤っ恥をかかせようと考えている。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
983(km/h) 985(km/h) 989(km/h) 1009(km/h) 1024(km/h)
9/41位 18/41位 34/41位 33/41位 28/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
B

<性能解説>
・重量級ながら、加速に優れ、最高速に劣る。通常の設定の最高速は990km/h前後、極端な最高速設定でも1020km/hが精一杯。
・ブーストは消費が非常に大きいが威力に優れ、一気に1400km/hに加速できる。特にブースト効果が切れる間際までしっかり加速するのは素晴らしい。ダッシュプレートの効果も上々でブーストとダッシュプレートを組み合わせると容易に1500〜1600km/h超の速度も叩き出せる。
・操作感は2tを超える重量のためか、もたつく感じが強い。さらに高速走行しているときは簡単に滑ってしまう。それゆえドリフト前提で走った方が良い。その場合、最高速重視設定だと、ドリフト・スライド時の減速が大きくなるため、真ん中ほどの設定が丁度いい。ハンドルが重く、グリップ走行では減速しやすいこのマシンにとって滑りやすいことは短所ばかりではない。意図的に上手く滑らせてコーナーを楽にクリアしていきたいところ。
・ドリフトと通常ターンとの挙動の差が少なく扱い安いのは利点だが、ラインは他のマシンよりも若干アウトに膨らみやすいので注意が必要。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★
・ブーストやダッシュプレートの効果が大きいためか通常の走行速度が遅い割には意外とスピード面で悩まされることは少ない。
・ボディ強度に優れるので積極的にライバルを攻撃したい。加速性能も優れているのでスタート直後にライバルの撃墜を狙い易いのもいいし、多少のミスも問題無い。ただ、スリップしやすいのでガードビームの無い場所ではコースアウトに気をつけたい。
・加速重視設定時のドリフトによるスピードの上昇が優秀なので、テクニカルサーキットにおいて有利だが、さらに操作は難しくなる。壁にぶつかって減速するのではドリフト走行しても意味が無い。
・遊戯堂オススメのセッティングは安定性を重視した、標準より若干だけ最高速寄りの設定(極端な最高速重視設定は持ち味が殺されるのであまりオススメはしない)。加速の良さは犠牲になっているが、いく分操作しやすくなるのではないかと。


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No.18 ハイパースピーダー

性能評価 ボディC・ブーストC・グリップA
ボディ: 3.0
加速:
1.0
最高速: 5.0
コーナリング: 2.5
重量 1460kg(中量級)
ブースト回数 5.75回
ブースト速度(標準設定) 1360km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □ □ □  □ □ 
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □   □ □

<設定>

パイロット ビーストマン(男・30歳)
マシン制作者 ドクター クラッシュ
エンジン FGS-G105S×3
プロフィール 昔、巨大な白い宇宙ワニに食べられそうになったことから、危険な猛獣から人々を守るハンターになった。恥ずかしがり屋の彼は、自分の正体がバレないように強そうな恐竜のヘルメットを被って救助活動を行っていたため、いつの頃からか、人々から「ビーストマン」の愛称で呼ばれるようになった。しかし自分の惑星の猛獣を退治し尽してしまった彼は、自分を宣伝して新たな仕事の場を探そうと思って、前回の「F-ZERO X」グランプリに参戦した。そこで恐竜であるバイオレックスと運命的な出会いをし、今回は危険な恐竜から人々(パイロットや観客など)を守ろうと参戦を決意した。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
994(km/h) 1020(km/h) 1046(km/h) 1095(km/h) 1113(km/h)
6/41位 4/41位 3/41位 2/41位 3/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
C

<性能解説>
・加速は鈍いが最高速はトップクラス。ブースト無しでも最高速重視の設定では1110km/h超で走行可能な高速マシン。
・ハンドルはかなり重い。ドリフト入力(下参照)を駆使して急なコーナーをクリアしたい。
・グリップ性能が非常に高く、とにかくスリップしない。スリップゾーンでも挙動が乱れないのは嬉しい。敵マシンや壁との接触でもバランスをほとんど崩さない。個性的な挙動を示すが、突然グリップを失って横を向いたりしない分だけ慣れれば容易に速さを堪能できる。旋回性能が悪いのでコーナーで壁にゴッチンコして減速を繰り返していると加速の悪さも相まって最高速の高さを活かせないので注意。
・ドリフトの操作をしてもなかなかドリフト状態にはならずにグリップを保ったままスルスル曲がっていくという、変わった特性を持つ。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度
・コーナリングが安定しておりスピードもあるので非常に攻略は楽。初めてマスターにチャレンジする人にはオススメのマシンのひとつ。ただし旋回能力には劣るので、コーナーではドリフトターンを多用することになる。このマシンを使うならば最低でもドリフトターンの操作はマスターしておきたいところ。壁に頻繁にぶつかって減速を繰り返しては利点を活かせない。
・高い最高速を活かすため、セッティングはかなり最高速寄りでOK。ただし、ただでさえ悪い加速性能が一層落ちるので、とにかく壁に真正面から衝突するなどの事態は避けたい。
・スピードさえ維持できれば圧倒的に強い。なるべく最高速重視寄りの設定にし、操作しやすいので強気でブーストを発動させ、先行逃げ切りでゴールしたい。ブースト性能はイマイチなのでゴール前でのブースト合戦での競り合いは若干分が悪い。ゴール直前までに十分なリードを保ちたい。



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No.19 スペースアングラー

性能評価 ボディC・ブーストC・グリップA
ボディ: 2.0
加速:
1.0
最高速: 4.0
コーナリング: 2.5
重量 910kg(軽量級)
ブースト回数 6.25回
ブースト速度(標準設定) 1270km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □ □ □   □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □   □ □

<設定>

パイロット レオン(男・16歳)
マシン制作者 ファーブル アニマール
エンジン ANIM-01-7×2
プロフィール 惑星「ズー」出身の「F-ZERO」パイロット。惑星「ズー」は12年ほど前に大きな戦争があり、それが原因で大勢の人たちが死んだ。レオンもその戦争で両親を亡くしてしまったのだ。そんな戦争の傷跡が今もなお深く残る惑星「ズー」のたった一つの希望の光として1台のF-ZEROマシンが製作され、そのパイロットとして選ばれたのが、レオンだった。彼には類まれな反射神経と運動能力が備わっており、「F-ZERO」レースでかなりの好成績をマークしている。そして貧困に苦しむ惑星「ズー」の子供たちを助けるため、いつか必ずグランプリ優勝を果たし、高額の優勝賞金を手に入れようと思っている。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
967(km/h) 989(km/h) 1001(km/h) 1043(km/h) 1052(km/h)
18/41位 16/41位 24/41位 10/41位 12/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
E

<性能解説>
・前作での軽やかな走りをイメージしているとちょっと肩透かしを食う。前作とは対照的に、まるで重量級マシンのような加速性能の悪さが気になる。…と言うか、デフォルト全41台の中で加速性能は最も悪い。その割には最高速は中の上程度に留まりボディ強度も弱め。おまけに、軽さのため敵車に弾かれやすい&接触でバランスが簡単に崩れるという軽量マシンの短所はしっかり持ち合わせている。さながら乗り古して廃車寸前の軽自動車が如き走り心地(ヒドイ言いようだけど)。
・一度体勢を崩すと立て直しにもたつく感がある。高速走行時のスティック操作はゆるやかに。一旦グリップを失うと蛇行しがちなので、多少の減速覚悟でちょっとアクセルオフした方が安定する。
・ブースト時に得られる加速幅は最低クラス。ただ、軽量級の割にはスピードの持ちが良く、割合中速域(1200〜1400km/h)が維持されやすい傾向にある。ただ、速度不足を補う程回数を使えるわけでもなく、複数回連続で使用しても得られる加速は知れたもの。画面表記並の「C」レベルあるかと言われるとかなり疑わしい。
・通常最高速でダッシュプレートでのっても1200km/hまで到達しないのが痛い。ダッシュプレートの多いサーキットでは踏み外さずに走っても次々に他のマシンに抜かれてしまうので気分が悪い。
・ジャンプの性能は軽量のため悪くないが、ダイヤモンド4 エアロポリス・ドラゴンスロープ等の大ジャンプのあるコースでは急降下中に勝手にマシンが左右に曲がってしまうクセがあり、コースアウトしないよう注意が必要。
・旋回性能は軽量級マシンらしく良好。機敏に動き回れる軽快さがある。最高速重視設定にしてもドリフトターンで減速しにくい点は評価できる。
・全体としては、目立った長所が無い割には痛過ぎる短所ばかり目立つ。スペック的にはデフォルトマシンの中では最低クラス。超上級者向けのマシンと言えそうだ。『F-ZERO GXを極めた』と自認する猛者は是非ともこのマシンでマスターオールクリアを目指してみてほしい。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★★★
・セッティングは加速重視にすると挙動が乱れやすく、最高速重視にすると今度は加速性能が極端に落ちる。両極端なセッティングは控え、中間より若干最高速寄りにしておくのが無難、と言ったところか。
・最高速は平均並に出、コーナリング性能もそこそこ。だが、加速性能・ブースト性能が非常に低いので、壁にぶつかって減速し、後続の車から追突されて大ダメージを受けたり、穴を飛び越える直前で減速してしまい転落するなど1回のミスが命取りになる事もある。敵マシンや壁への接触安定性は低く、バランスを崩しやすい。丁寧な走りが非常に重要。
・ブースト使用後のスピードは軽量の割には持ちが良い。…のだが、ブースト発動時の加速、速度上昇幅は最悪レベルゆえ、ゴール前の敵車とのブースト合戦になると大抵負ける(特に直線区間)。ゴール間際で接戦の時はブースト発動はお早めに。ゴール前に後ろからCOMマシンを追い抜いての逆転勝ち!!…と言った芸当は到底無理ゆえ、3周目までに自力でトップに立っておきたいところではある。コースによってはどうしても分が悪い事も。勝てないコースは大崩れしない程度に入賞する、ピンポイントでライバルを攻撃してリタイアさせる等、プレイヤーの技量でカバーする他ない。



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No.20 キングメテオ

性能評価 ボディE・ブーストB・グリップB
ボディ: 2.0
加速:
4.0
最高速: 2.5
コーナリング: 3.5
重量 860kg(軽量級)
ブースト回数 5.5回
ブースト速度(標準設定) 1480km/h
コーナリング傾向(ドリフト←→グリップ) □ □   □ □ □
コーナー減速(減速大←→減速小) □ □ □  □  

<設定>

パイロット スーパーアロー(男・35歳)
マシン制作者 プロフェッサー・ホロウ
エンジン HW304-J9×3
プロフィール 地球の平和を護る正義のスーパーヒーロー。前回、宿敵のゾーダが「F-ZERO」に出場したため、それまでペーパーパイロットだった彼もそれを追って急遽「F-ZERO」パイロットライセンスを取得して参戦した。そして初参加ながらも人間離れしたスーパーパワーを使って好成績を残した。今回もゾーダが参戦しているので、その野望を打ち砕くため、引き続き参戦している。悪人に対しては滅法強いが、妻のミセスアローには絶対頭が上がらない恐妻家である。

<セッティング別最高速>(+が最高速重視設定、−が加速重視設定)

-5 -3 0 +3 +5
957(km/h) 978(km/h) 1010(km/h) 1019(km/h) 1022(km/h)
25/41位 24/41位 18/41位 26/41位 31/41位

<本サイト的ブースト評価>

発動回数
1回あたりの効果
重ねがけによる効果
速度持続
ブースト総合評価
(A〜Eの5段階)
B

<性能解説>
・軽量級のマシンではかなりスピードが出る、優秀なマシン。
・ブーストは威力重視で一気に1500km/h付近まで急加速するが、エネルギー消費は多め。ダッシュプレートの効果は1300km/h付近まで一気に加速し、プレートが連続して設置された地点では非常に速い。ただし、スピードを維持する能力にはやや劣り、すぐに減速してしまうのが難点。
・低速時の安定性は高めだが、高速走行時はやや滑りやすく繊細な操作が必要といった具合でややクセがある。敵や壁との接触時の安定性は妻ミセスアローのクイーンメテオほどではないが平均以下の性能。バランスを崩し滑りやすい。
・見た目から判断すると「奥さんのマシンをちょっと軽くしただけじゃん」となるが、操作感覚は意外と違う。こちらの方がコーナリング重視の性能でキビキビ曲がってくれる。ブースト一発あたりの能力もこちらの方が格上。
・ミセス・アローのマシン(クイーンメテオ)との重量差は、夫婦間の力関係をそのまま表している(注:うそ)。
・ボディ評価は最低のEだが、色々衝突試験を繰り返してみたところ、なんと実際はC〜Dランク相当の硬さを持っていた事が判明(本作でボディD判定の全4台のマシンよりタフとは!!)。妻のマシンであるクイーンメテオは表記通りE相当なので、この意外な硬さは長所と言えそう。

<グランプリマスタークラスでの戦い方>難易度★★★
・加速重視にするか最高速重視にするかで操作感覚がだいぶ違う。好みにもよるが、加速設定ではフラフラして安定しないので、挙動が安定してスピードの出る最高速重視寄りの設定の方が操作しやすいはず。
・スピードが出ているときに滑りやすいというクセさえ分かっていれば、小刻みに動き回って危険を回避できるので比較的使いやすい部類に入る。
・ボディの弱さが難点。その上軽いので、敵のアタックによりエネルギーを大量に持っていかれる危険性は大。サムライゴローやブラックシャドーら攻撃的な性格のパイロットのマシンとの距離を常にチェックし、間合いを保つなり一気に追い抜くなりしたいところ。
・軽量のボディのため、サイドアタック・スピンアタックの攻撃力は低め。撃墜を狙う場合、真横から確実にアタックを決めることが要求される。ファットシャークやブラックブル等の重量級相手では真横からアタックを決めても沈められないことがあるのには注意が必要。



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