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★マシン一覧&性能解説★


 スーパーファミコンの初代F-ZEROのアレンジ版という事で、使用できるマシンも同じ。
 性能も基本的にはスーファミ版を踏襲しているものの、細かい点でスーファミ版との違いもあるのでチェックしておこう!


 性能評価は ABCD の4段階で表記。


BLUE FALCON

《設定》
パイロット キャプテン・ファルコン
製作者 不明
エンジンユニット BF2001×4
MAXパワー 3200PS
項目 スペック
ボディ強度 3.0(C)
回復度 3.5(B)
グリップ 3.0(C)
最高速 457km/h
加速 B
接触安定性 C
重量 1260kg
 F-ZEROシリーズの主人公キャプテン・ファルコンが乗る青色のマシン。形状は2作目の『X』以降と違い、曲線を多用したフォルムとなっている。


 ほぼスーパーファミコン版を踏襲した性能で、全ての項目が4台中2〜3位に位置する平均型。どちらかと言えば最高速よりは加速重視&扱い易さ重視の性能であり、小回りの効く操作性で勝負するタイプと言える。

 スーパーファミコン版との違いは、性能表記ではグリップは下げられ第3位となっている点。なお、平均以下だったダッシュプレートの効果が統一された事で上がった他、ブロック時の安定性も体感的には上がっている感じで、弱点は減っている事になる。


 本作は多数のマシンがごった返す関係上、平均以下のボディ強度には少々不安が残る。スピンアタックはこちらからガンガン攻撃するよりは攻撃が飛んで来そうな場面や接触しそうな場面でピンポイントで防御に使った方がベターか。



GOLDEN FOX

《設定》
パイロット ドクター・スチュワート
製作者 ケビン・スチュワート
エンジンユニット GF2614×4
MAXパワー 2950PS
項目 スペック
ボディ強度 2.5(D)
回復度 5.0(A)
グリップ 2.0(D)
最高速 438km/h
加速 A
接触安定性 D
重量 1020kg
 ドクター・スチュワート(本名:ロバート・スチュワート)の搭乗する黄色のすらっとしたマシン。
 2作目の『X』以降は重量が1420kgに増量していたが、初代と本作では400kg少なく、ボディ強度そのものに加えて接触安定性もかなり悪い(ただし、ブロックで100キロ程一気に減速してしまったスーファミ版と比べれば、今回は減速しない分はマシではある)。

 性能は加速特化型であり、一瞬で400km/hまで到達するダントツの性能を持つ。また、ピットエリアでのエネルギーの回復速度が早い事からブーストを頻繁に発動でき、結果的に『X』以降の「ブースト性能に優れる」と言った特徴も併せ持つ。

 グリップの性能は最低で滑ってアウトに流されやすい上に減速もしやすいため、最高速を維持するのはなかなか難しい。最高速もダントツ最下位でコーナーで減速しやすい事もあって速度面は厳しいが、エネルギー回復が早くてブーストを頻繁に使える点、ダッシュプレートの効果が全マシンで統一された点もあり、幾分最高速の低さはカバーされた印象。

 とにかく打たれ弱いため、集団の中でゴツゴツと体当たりされるとあっという間にエネルギー切れに追い込まれ、ブーストを使えずジリ貧になってしまう。スタート直後から加速性能を活かして先頭集団に位置し、そのまま先行逃げ切りを狙いたい。



WILD GOOSE

《設定》
パイロット ピコ
製作者 サージェント・リピト
エンジンユニット ES8302×3
MAXパワー 3670PS
項目 スペック
ボディ強度 4.5(A)
回復度 2.0(D)
グリップ 3.5(B)
最高速 462km/h
加速 C
接触安定性 A
重量 1620kg
 デスウインドのポリポト軍出身の好戦的なパイロットであるピコが乗り込む緑色のマシン。

 長所はなんといっても圧倒的にタフなボディ強度。接触安定性にも優れており、他のマシンからの攻撃や障害物への接触でも挙動が乱れにくいのも利点。頑丈さを活かしてこちらから積極的に他のプレイヤーに攻撃を仕掛けるスタイルが似合う。混戦の中でエネルギーを貯め、スカイウェイでの逆転を目指したい。

 グリップもスーファミ版より向上し全体で2番目の性能となった一方、ピットエリアでのエネルギー回復は原作同様にダントツで遅い。そのためブーストの使用は必然的に控えめとなる。ブーストの使用回数を増やすには他プレイヤーの撃破が必要になってくる。システム・ゲームバランス側からも煽られている格好になっているカモ…(苦笑)。

 強引で攻撃的なプレイが似合う一方、大きなミスで失速すると逆転が難しくなるという意味ではミスが許されないマシンとも言えるか。



FIRE STINGRAY

《設定》
パイロット サムライ・ゴロー
製作者 不明
※後にGXにてトラエモン・エチゴヤと判明
エンジンユニット RS5025×2
MAXパワー 3800PS
項目 スペック
ボディ強度 3.5(B)
回復度 2.5(C)
グリップ 4.5(A)
最高速 478km/h
加速 D
接触安定性 B
重量 1960kg
 レッドキャニオンを根城とする宇宙盗賊団のボスであるサムライ・ゴローが乗り込む、名前の通りエイのような形状のずんぐりとしたピンク色のマシン。

 最高速とグリップ性能に秀でており、速度面ではかなりの強さを誇る。ただし、ダッシュプレートの効果は全マシン統一されてしまった点、回復度が控えめでブーストを頻繁には発動できない点から原作ではダントツの性能を誇った速度面での優位性はかなり失われている。

 加速性能の悪さもダントツであり、ブーストも無駄撃ちできない関係上、大きく減速してしまう「壁に正面からごっつんこ」のようなヘマは避けたいところ。

 その他、注意すべき点は、最高速の478キロに達すると旋回性能が多少落ちる点。コーナーで一切横滑りしないため一見扱いやすそうにも思えるが、最高速かそうでないかで挙動がだいぶ変わるため、壁への接触を招きやすく、思い通りの操縦には若干慣れは必要となる。

 何より、99台出走の本作は必然的にゴツゴツと他マシン(しかも機械的な走りのCOMでなく動きの予想できない他プレイヤー)との接触も多く、スーファミ版のタイムアタックのように最高速でマイペースにカッ飛ばす!…といった展開は当然望めない。強みを活かすにはプレイヤーの技術、そして突発的なアクシデントに対応できるアドリブ力が要求される。その点ではスーファミ版以上に慎重な操作が必要になっていると言えるカモ…。


〜ロケットスタートのアクセルONタイミングの目安〜

→カウント 1             0
BLUE FALCON      
GOLDEN FOX
WILD GOOSE
FIRE STINGREY

 ・アクセルを適切なタイミングで押し始めると通常より速く加速できる。
 ・ただし、アクセルONのタイミングが早すぎるとスタート直後に失速して逆にタイムロスとなる。
 ・どのマシンもカウント1から0の間に押し始める事になるが、大雑把に言えばブルーファルコンとゴールデンフォックスは遅め、ワイルドグースとファイアスティングレイは早めにアクセルONにすると良い。



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