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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜ベルベット〜

母親:ベルベット
クラス:タグエル
職適性:タグエル、盗賊系、ドラゴンナイト系
  成長
傾向
限界
補正
HP S -
B +2
魔力 E -1
B +2
速さ A +3
幸運 C -1
守備 B +1
魔防 D -1
 エメリナ暗殺未遂事件の折に単身で城に乗り込み救出を狙い、その際にクロム軍と合流したタグエルの女戦士。タグエルはウサギのラグズみたいな物だと思うが、ウサギとは思えぬ気の強さと冷静さを持ったクールビューティーである。変身時のそれも長い耳を見なければウサギと分からぬ程の凛々しさだが、好物はやっぱり人参。
 人間によって種族が絶滅寸前まで迫害された事もあり人間に対して疑心暗鬼気味で他者とは距離を置いて接するが、善人だらけのクロム軍の面々にはそれなりに信頼感も持っている。

 ユニットとしての性能は高いパラメータを活かしての攻撃役として頼りになる存在。パラメータの上限値は親世代ではノノと並んで最高の+5あり、魔力・魔防まで含めて高い合計値のノノと異なり、自らに要らない物は捨て欲しいパラメータだけひたすら高いだけに、得意分野での強さは他の追随を許さない。タグエルの『獣特効』はドラゴン系以外の騎馬・飛行ユニット全般に及ぶため特効となる対象が多く、盗賊系の移動補助スキルと合わせて特効対象を確実に潰すアタッカーとして強烈な強さ。
 弱点は、タグエルで運用の場合は射程が1に限定されるため間接攻撃に弱く、地雷としては弱い事と、どのクラスで使おうが獣特効は必ず受けてしまう点辺りか。また、スキルは全体的に貧弱で、攻撃面を強化するのがバクチに近い&敵将には効かない『滅殺』しか無い事、ダメージ軽減や回復系のスキルを一切持たない事が挙げられる。

 息子シャンブレーの為に強化を図るなら、どう使うにせよ俄然スキル面での底上げは必須と言える。


息子:シャンブレー
クラス:タグエル
職適性:タグエル、盗賊系、蛮族系
  成長
傾向
HP S
A
魔力 E
B
速さ C
幸運 B
守備 B
魔防 E
 パッと見の鋭い眼光と締まった体つきは紛れも無く母ベルベット譲り。一方で、作中のセリフでは最後の生き残りとして過剰なまでに絶滅を恐れ、ユーザが呆れる事必至のチキンっぷりを露呈してくれる息子さん。まぁ、ウサギなる草食動物(しかも臆病で神経質)って部分を考慮すれば、変に肝が座ってる母ベルベットよりは、こちら息子シャンブレーの方が真っ当なウサギさんであるとは言えそうですけども(苦笑)。なお、父親候補にタグエルはいないため息子シャンブレーは必ずタグエルと人間のハーフとなるが、変身には支障は無いようだ(ンンも同様。ハーフだと変身等が制限される描写の多かったFEシリーズでは珍しい設定カモ…)。

 ユニットとしてのシャンブレーは母譲りの高いパラメータを武器に前線で戦える戦闘向けユニットとしての素質を秘めている。魔力・魔防以外のパラメータは伸びが非常に良く、HPは一度に2上がる事すらある。
 ただ、母親がペガサス系になれず自身が男である事から、どう頑張っても『疾風迅雷』は習得できない。その点のハンディが結構響いてしまい、数値面では随一の素質を持つのにスキルの貧弱さでどうしても他の子供ユニットよりも見劣りしてしまう事が多い。

 ドラゴンナイト系を除く騎馬系・飛行系全般に特効ダメージを与えられるタグエルとして使っていく事、もしくは、自身が獣特効を必ず受けてしまう事をカバーするためにダブルの後衛専門でデュアルアタックのダメージ稼ぎ要員にしてしまうのも悪くはない使い方と言えるか。攻撃性能ではどうしても『疾風迅雷』持ちには使い勝手で及ばないので、「シャンブレーならでは」の要素で活路を見出したい。

 補強するならやはり移動補助系以外が壊滅的な母ベルベットの貧弱なスキル面をどうにか底上げしたい。マイユニット以外では攻撃・守備・回復の3つとも高いレベルの構成には持っていけないので、ある程度割り切って&プレイヤーさんのお好みの方向性で父親候補を考えてみたいところ。
 当コーナーでは他のユニットでは就くことすら出来ないタグエルで戦う事を基準に、順位を決めていく事にいたしまする。




【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 シャンブレーは母親のベルベットのスキルが貧弱な分、スキル構成が物足りなくなり易い。その点を考えれば、汎用職なら何でも就けるマイユニットは間違いなく父親候補としては最強である。

 加えて、マイユニット側の子供である娘マークも母ベルベットからタグエルの素質を得るため、母と兄ではどうやっても実現できない『疾風迅雷持ちのタグエル』なる使い方を出来るのも美味しい点(ただし、タグエル以外でも獣系の特効を受けるデメリットは増えてしまうが…)。

 ただ、他の多くの息子ユニットの時と同様、どう頑張っても『疾風迅雷』はシャンブレーには持たせられないのが至極残念。マイユニットの貴重なペガサスナイト適性がムダになってしまう欠点は実にイタイところである。



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1位】フレデリク
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
ソシアルナイト系アーマーナイト系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:シャンブレー +5 -2 +5 +2 0 +4 0 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 フレデリクを父親にした場合、シャンブレーの職の素質にはアーマーナイト系・ソシアルナイト系・ドラゴンナイト系の3系統が追加される。アーマーとソシアルナイトの上級職グレートナイトが被る欠点はあるが、それ以外のカブリは無く、追加される職数はかなり優秀な部類と言える。

 スキルは守備面の性能を更に高める『大盾』・『聖盾』、発動率が高く攻撃面を効率的に底上げできる『月光』が特に優秀。これらは技が発動率に関わり、獣石でパラメータが大幅に底上げされるタグエルで運用すればダブルや叫びでの支援無しでも自力で発動率5割超えすら狙える。

 パラメータ面では速さの-2がやや痛いが、タグエル自体の素早さや獣石でのプラス補正、母親ベルベットの速さの高さもあり、速さが低くて困ると言うケースはほぼ無いはず。力・技・守備は伸び・上限共に一層の底上げが期待でき、スキル面での固さも相まって頼れる前衛・壁役として働いてくれる。魔力は両親共に低いためいつまで経っても一桁台から抜け出せないが、別に魔法を使うユニットでは無いので、この際どうでもいい。レベルアップでの伸びはほぼ期待できないから、「どうしてもサンダーソードを持たせたい!」とか「一桁は流石にカッコ悪い!」とか仰るアナタはドーピングでググっと強化して差し上げましょう!!

 なお、シャンブレーはどの職で運用しようと騎馬・獣特効を食らってしまうめ、開き直って騎馬系で運用するのも悪くはない選択肢。その場合は、蛮族系『斧の達人』をセットしてグレートナイトで使うと強みを活かし易い。
 超獣石装備のタグエルもしくは『斧の達人』セットのジェネラル/グレートナイト/バーサーカーで『デュアルガード+』をセットして後衛に押し込める使い方ももちろんアリ。この場合は攻撃を受ける心配が消えるから、移動力のあるドラゴンマスターとして使い、移動兼後衛アタッカーとして運用するのも面白い。


【オススメ父親2位】ソール
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
ソシアルナイト系剣士系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +2 0 -2 +2 0 +3
息子:シャンブレー +5 0 +4 +4 -2 +4 0 +15
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 基本的にはフレデリクをやや攻撃重視寄りに変えたような感じの性能に仕上がる。

 加わる職の素質はソシアルナイト系・剣士系・アーチャー系の3系統。盗賊・剣士の上級職アサシンが被る以外は重複が無く、無駄が無い部類と言える。パラメータは幸運上限値が多少下がる以外はこれと言って欠点が無いのも嬉しい。

 スキルはソシアルナイト系の『月光』・『聖盾』・『デュアルガード+』、剣士系の『待ちぶせ』・『剣の達人』、アーチャー系『弓の達人』・『命中+20』・『弓殺し』辺りが優秀。

 タグエルで運用する場合は盗賊系の移動スキルと『聖盾』・『月光』をセットすれば、攻撃・守備・移動の3点に優れたアタッカーとして役に立つ。タグエルの獣特効の対象となる相手は多いので、『疾風迅雷』が無くてもしっかりダメージを与える事は期待できる。
 その他には『デュアルガード+』と『〜〜の達人』をセットして後衛に回すのも有効な使い方と言えるか。威力を重視するなら斧を、命中重視なら剣を、敵に飛行系が多いマップでは弓を持たせると効率が良い。ダブルの後衛なら通常攻撃のレンジの外でも攻撃に参加できるから、剣・弓でも大丈夫だし、タグエルのままでもしっかり役に立つ。『怒り』をセットして普段は前に置き、危なくなったらダブル後衛に下げてデュアルアタックの必殺攻撃を期待するのもアリ。


【オススメ父親3位】リヒト
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
魔道士系ソシアルナイト系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:シャンブレー +2 +2 +3 +4 +1 +1 0 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 魔法向けの能力の父リヒトと物理特化型の母ベルベットのデコボコなカップリング。当コーナーではこの手の力と魔力を殺し合うカップルは大概低い順位で酷評してたりするけども、このリヒト×ベルベットに関して言えば、スキルでかなりカバー可能な事もあり、使ってみると「案外悪くない」と言う印象が強い。力が下がるとは言えそれでも母親と同じ上限+2は確保できる他、他のパラメータの伸びは母親以上でスキルも豪華と来れば、「力が母親と同レベルまでしか上がらない」なる欠点は些細な物と言い切れる。

 クラスの素質は魔道士系・ソシアルナイト系・アーチャー系の3系統が追加、上級職でも一切被る職が無いのが非常に優秀。

 また、スキルもソシアルナイト系の『月光』・『聖盾』・『デュアルガード+』、アーチャー系の『命中+20』、『弓殺し』・『弓の達人』、魔道士系の『生命吸収』・『魔の達人』と使い勝手の良いスキルがずらりと並ぶ。

 普通にタグエルで使うならば『月光』や盗賊系の移動補助スキルをセットすれば騎馬系全般に大ダメージを与えられるアタッカーとして役立つ。間接攻撃に無力な点は『聖盾』か『弓殺し』でカバーすると良い。『カウンター』で敵ターンに反撃ダメージを与え、『生命吸収』で自ターンで回復する手法も使える。
 他の使い方としては、魔法が得意な父リヒトの強みを活かす為に剣・魔法両対応のダークナイトで使うのも悪くない。『月光』・『魔の達人』をセットすれば威力は問題なし、ベルベット譲りの高いパラメータ上限値でマルチに活躍してくれる。


【オススメ父親4位】リベラ
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
僧侶系魔道士系ダークマージ系+3種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:シャンブレー +2 +2 +3 +4 +1 +1 0 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 リベラは職の素質面から見れば完全に魔法系のキャラではあるが、パラメータ面では力を下げないので、実は物理攻撃系の父親としてもそれほど悪くないチョイスな気もする。

 職の素質に関しては僧侶系・魔道士系・ダークマージ系の魔法系3点セットがフルに追加される。ただし、3系統増えると言ってもリベラの場合は上級職でのカブりがやや多く、僧侶・魔道士の上級職:賢者、魔道士とダークマージの上級職:ダークナイトの2職被るので、その分はちょっと損はしているが。

 リヒトと比べると力は下がらないのだが、就ける職から見るとより魔法寄りのチョイスとなっている。ただ、僧侶系『回復』、ダークマージ系『呪い』系2種・『復讐』・『生命吸収』・『魔殺し』は物理攻撃系・魔法系に関係なく役立つスキルであり、どの職で運用する際もかなり役立ってくれる。

 シャンブレーをタグエルで使う場合、『魔殺し』+『回復』で生き残り重視の使い方をしたりするのが有効か。もしくは、『カウンター』であえて攻撃を受けてHPを減らしつつ反撃→自ターンで『復讐』攻撃→撃破してHP回復など、テクニカルな使い方ができるのはリベラかヘンリーが父親の時のみ。もう一方のヘンリー側だと職のカブリが多くて正直勿体無い(+他の女性からの需要が高い)ので、この戦法をシャンブレーで取るなら是非ともリベラとくっつけたい。


【オススメ父親5位】ヴィオール
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
アーチャー系魔道士系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:シャンブレー +3 0 +5 +6 -1 0 0 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 ヴィオールは技・速さ重視の父親候補。力・魔力を下げずに技・速さの上限を底上げし、技は+5、速さは+6もの補正が得られるため、高難度のモード・ステージでも大概の敵に安定して追撃をかけられるのが長所と言える。

 職の素質はアーチャー系・魔道士系・ドラゴンナイト系の3系統が追加。上級職でもカブリが無く、沢山のスキルを回収できるのは嬉しいところ。

 ただ、職が多い割には目立って有用なスキルが無いのが欠点と言えば欠点。威力底上げに繋がる攻撃系の奥義スキル・守備系のスキルは1つも増えず、回復系のスキルもダークナイトの『生命吸収』のみに留まる。ただし、面白い点もあり、『命中+20』と『〜〜殺し』系のスキルが剣・槍・弓と、物理攻撃では斧以外が揃う事が挙げられる。

 「ヴィオールならでは」を追求するなら、他に有用なスキルが少ない事もあり、これらを全部セットして『とにかく攻撃を確実に当てる役』として使っていくのも良いのでは?タグエルで使うなら『獣特効』にこれらの命中系、賢者で使うなら『魔の達人』+命中系、ドラゴンマスター/グリフォンナイト/ウォーリアー/バーサーカーで使うなら『斧の達人』+命中系の構成がおすすめ。技自体もすこぶる高く育つから、どんな素早い相手にも安定して攻撃をヒットさせられる事間違いなし!

 守備面はどうしても貧弱になりがち+『疾風迅雷』を持てないので、不安が残るようであればダブルの後衛役に専念させるのも良い。


【オススメ父親6位】カラム
クラス適性: タグエル、盗賊系(カブリ)、蛮族系
アーマーナイト系僧侶系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:シャンブレー +4 0 +4 +2 -2 +5 0 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 カラムはフレデリクの時と似ていて、かなり守備面を重視した父親候補と言える。

 職の素質は盗賊系1系統が被ってしまうが、残りのアーマーナイト系・僧侶系の2系統4上級職は被らずに追加される。

 パラメータ面での利点はやはり守備の高さで、+5もの上限補正が加わるのが嬉しい。盗賊系の職や賢者など、守備に不安を抱えるクラスでも耐久性は問題なく育ってくれる。その他では速さが若干下がってしまうが、母ベルベットが高い補正値を持つだけに、カラム分でマイナスされてもまだ+2残るので特に不満点と言えるほどでもなさそう。

 スキルはアーマーナイト系の『大盾』・『月光』・『デュアルガード+』、僧侶系の『回復』が嬉しい。魔法に対する抵抗力は『聖盾』を持てるフレデリク父の時より若干見劣りするが、その分は『回復』でカバー可能。物理攻撃に対しては特効相手にさえ気を付ければほぼ無敵とも言える固さを誇る。

 運用法としては、子世代ではシャンブレーしかいないタグエルで使っていくのも良いし、バツグンの固さを活かしてアーマー系で壁として使っていくのも良い。何で運用しようが獣特効を受ける事+『斧の達人』を考慮すると、グレートナイト辺りで使っていくのが強みが活かせるような気がする。
 もしくは『デュアルガード+』をセットしてダブルの後衛専門にしてしまうのも可。後衛ならば絶対攻撃を受けないので、特効相手がいないか気を揉まなくて済むし、間接攻撃ができないタグエルの弱点も気にならなくなる。


【オススメ父親7位】グレゴ
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系(カブリ)
傭兵系剣士系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:シャンブレー +5 -1 +5 +4 -1 +3 -2 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 グレゴが父親の場合の利点は、物理攻撃に適したパラメータ補正と傭兵系の職の適性の追加辺りか。

 職の素質は蛮族系が被るものの、他の傭兵系・剣士系の2系統、3上級職が追加される。

 パラメータに関しては、父親と母親の得意・苦手分野がほぼ重複しているため、力・技・速さはより高くなり、魔力・幸運・魔防はかなり控えめになる。魔法を使う職にはなれないので魔力の低さはどうでもいいが、幸運と魔防の低さは少々気になる。

 スキルの面では、嬉しいのは『太陽』や『待ちぶせ』を習得できる事。これによって敵の群れに放り投げて敵ターン反撃で倒しまくる地雷としての性能は確実に上がる。母ベルベットの素質だけでは守備・回復系のスキルが1つも無いだけに、この追加は有り難いところ。力と技が高いだけに『太陽』の発動率・回復効率共にかなり優れていると言える。
 一方、『武器節約』に関しては、タグエルで運用する場合は錬成できない獣石しか使えないので、正直どうでもいいレベル。シャンブレーをタグエル以外で使うなら『武器節約』は嬉しいスキルだが、両親共に幸運が低めなので、よほど鍛えないと実用レベルの発動率にならないのが欠点。

 運用法としては父グレゴからの『太陽』や『待ちぶせ』を活かした地雷攻撃役としてならタグエルよりも手斧系を装備できるウォーリアー・バーサーカー・勇者(『斧の達人』セットで)のいずれかの方が性能は活かせる。
 タグエルのままでも『太陽』は万能に役立つスキルだが、貴重な傭兵素質がタグエル運用ではあんまり活きるとは言い難く、正直なところ、グレゴは『疾風迅雷』を持てる子供の母親とくっつけた方が効率は良いような気はする…。


【オススメ父親8位】ロンクー
クラス適性: タグエル、盗賊系(カブリ)、蛮族系
剣士系ドラゴンナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:シャンブレー +3 0 +6 +7 0 0 -2 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 ロンクーが父親の時の魅力は何と言っても技と速さの圧倒的な高さ。特に速さは両親共に上限補正が+3あるため、子のシャンブレーは驚異の+7もの上限補正が加算されるのが魅力。初期値や伸びもロンクーに引っ張られて上昇するため、早い段階で格上相手にも安定して追撃が入るようになってくれる。

 ただし、それ以外は正直、あんまり魅力的に映らないのも事実。職の素質はスキルが有用とは言い難い剣士系・ドラゴンナイト系の2系統で剣士・盗賊の上級職アサシンも被るため、上級職はソードマスター・ドラゴンマスター・グリフォンナイトの3職しか増えない。

 スキルは剣士系の『流星』・ドラゴンナイト系では『槍殺し』・『斧殺し』などは一応使えるスキルではあるが、『待ちぶせ』に関してはスキル構成・ユニットの性能的に言って有効活用できる場面が見当たらず、あんまり美味しいとは言い難い。

 ロンクーならではの強みを活かすなら、技の圧倒的な高さを買って『流星』・『滅殺』のバクチ系スキルをセットしてビーストキラー対策に『槍殺し』も持たせると良いかも。『剣の達人』等を活かしてアサシンやソードマスターで運用する手もあるが、シャンブレーは元から蛮族系で『斧の達人』を覚えるので、ほぼ間接攻撃不可の剣よりは汎用性のある斧系で戦わせた方が強い気はする…。錬成手斧でも持たせて『待ち伏せ』と組み合わせて簡易地雷として使うと面白いかも。ただ、その運用にしても『太陽』を持てるグレゴ父親の時より安定感はだいぶ見劣りする。

 技・速さ重視のシャンブレーにしたい場合なら、ちょっと補正値は落ちるがヴィオールの方が良い気はする(ヴィオールは他の女性からもそれほど需要が無く余りがちゆえ尚更)。


【オススメ父親9位】ガイア
クラス適性: タグエル、盗賊系(カブリ)、蛮族系
戦士系剣士系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:シャンブレー +4 -1 +4 +6 -2 +1 0 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ガイア父のメリットは、移動・戦闘の両面において素早さ重視で『流星』を覚えられる事辺りか。ロンクー父の時と違い『太陽』を習得できるので、その点において純粋な下位互換という訳でもない。

 数値の面では、速さに関しては上限値の補正が+6に達し、高難度でも殆どの敵に対して安定して追撃を入れる事が期待できる。

 スキルは『流星』・『滅殺』等のバクチ系の物が揃うが、両親共に技が高く、力もそこそこあるため、他の子供ユニットよりは活かしやすいと言えるかも。守備系のスキルが無いので、攻めの方が向いていると思うが、そうなると俄然『疾風迅雷』が無い事が惜しまれる。『待ちぶせ』や『太陽』をセットして地雷で使っていく場合は、間接攻撃に反撃不可能なタグエルよりは『斧の達人』でもセットしてウォーリアー・バーサーカーで手斧系の武器を持たせた方がいいのかも?

 その他で痛い欠点はドニの時と同様に、やはり娘ユニットへのペガサスナイト素質が一人分ムダになってしまう事。メリットよりは俄然デメリットの方が痛いカップリングなので、キャラとこのカップルに思い入れが無いなら、素直に他のユニットをくっつけよう。すっとぼけた支援会話は結構味があって、個人的には好きなんだが(苦笑)。


【オススメ父親10位】ドニ
クラス適性: タグエル、盗賊系、蛮族系
村人傭兵系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:シャンブレー +4 -1 +2 +3 +3 +3 -1 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ドニを父親に選ぶ利点は傭兵系の『太陽』や『武器節約』等の有用なスキルを覚えられる事か。幸運が非常に高くなるため、幸運の値が発動率に直結する『武器節約』とは非常に相性が良い。また守備系のスキルが無いこのカップリングにおいては、『太陽』によるHP回復は結構ありがたい存在だったりする。

 ただし、それ以外の魅力は正直それほどもでもない印象。タグエルとして使うならば『武器節約』は死にスキルとなってしまうし、タグエルで戦うには威力を底上げするスキルが無い点で不満点は残る。


 まぁ、就けるクラスが少なくスキルが貧弱というベルベットの弱点は、マイユニットでもくっつけない限りは誰が父親でも完全には解消できないのだが。それより痛いのはドニの娘へのペガサスナイト素質が一人分ムダになってしまう事。メリットらしいメリットが少ないのにデメリットは殊の外大きい。キャラに思い入れが無ければ、素直にドニは『疾風迅雷』持ちを増やせるサーリャ・ソワレ・ノノの内のいずれかとカップルにした方が無難かも。


【オススメ父親11位】ヴェイク
クラス適性: タグエル、盗賊系(カブリ)蛮族系(カブリ)
戦士系+1種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:シャンブレー +6 -2 +4 +5 -1 +2 -2 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 力自慢のヴェイクを父親に据えた場合、力の上限値はマイユニット系を除いて最高クラスの+6もの値になる。伸びもすこぶる良く、一発の威力を稼ぎ易いのが長所。

 ただし、メリットはそれくらい。職の素質は盗賊系と蛮族系が丸被りで、残る戦士系も上級職のウォーリアーが被るため、純粋に戦士と勇者の2職しか増えない大損の組み合わせと言える。

 母親ベルベットが有用なスキルを覚えないため、是非とも父親による底上げが欲しかったところなのだが、『太陽』位しか見所が無いってのは痛過ぎる。


【オススメ父親ビリ】ヘンリー
クラス適性: タグエル、盗賊系(カブリ)蛮族系(カブリ)
ダークマージ系+1種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:シャンブレー +4 +1 +5 +4 -2 +3 -1 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ヘンリーを父親にした場合、パラメータ面では、ヘンリーは魔法系ながら力の伸びを阻害しないので、上限値の補正値の効率は良い。また、幸運と魔防は若干下がってしまうが、このカップリングでは幸運が関係する武器節約などのスキルは覚えないので、特に不満は感じない。

 ただし、数値の面以外は職の素質の内の盗賊系・蛮族系の計2系統も被ってしまうのが非常に痛い。母ベルベットの弱点でもあるスキルの貧弱さを解消できないのが大きな欠点と言える。もっとも、母からの『獣特効』(タグエル時)・『滅殺』(その他の場合)・移動補助系1つ+父からの『復讐』と『呪い』系2種の6つの内5つをチョイスしてガッチリとスキルを固めてしまい他の使い方をしないなら、覚えられるスキル数の少なさもそれほど気にならないかもしれないが…。


 ダークマージ系の素養を持ち、力・魔力の両方を高められるヘンリーは女性側から需要の多い父親候補であるから、わざわざ欠点を抱えてしまうベルベットとカップリングにする意義は感じなかったり。無駄が多く強化にも貢献できないから、素直に別の女性とくっつけた方がよろしいかと。

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