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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜マリアベル〜

母親:マリアベル
クラス:トルバドール → ヴァルキュリア/バトルシスター
職適性:トルバドール系、魔道士系、ペガサスナイト系
  成長
傾向
限界
補正
HP E -
E -3
魔力 A +2
D +1
速さ D 0
幸運 A +3
守備 E -3
魔防 A +2
 貴族口調丸出しのドギツイ物言いでどんな相手でも自分の調子に巻き込むお嬢様。王女であるリズとは仲が良い。性格・クラス・金髪の見た目などなどのキャラのイメージで言えば『封印の剣』に出てきたクラリーネ嬢を思い起こさせるお方。高飛車な物言いそのままの我の強さと頑固さを持ち、同時に、高飛車な物言いとは裏腹に身分に関係なしで正義の元に誰もが平等である事を理想とする、高尚な考え方をも併せ持つ。表面上の貴族っぽさと裏腹に演歌でも似合いそうな雰囲気を醸し出しているが、その妙な漢っぷりだけが息子に遺伝してしまった(苦笑)。お堅い印象に反して(相手を和ませようとしているのか)ジョークを多用するが、ボケ度合いがぶっ飛び過ぎていて誰相手でもジョークと受け取られない傾向あり。

 ユニットとしては極端な魔法偏重タイプ。近年のFEは魔法攻撃ユニットでもホイホイと力や守備まで伸びたりする者が多いが、このマリアベルの場合はかなり古典的な魔法系の伸び。魔力・幸運・魔防はひたすら伸びるが、HP・力・守備はまるで上がらない極端な偏りがある。ミリエル同様の魔法特化型だが、技・速さが上がるミリエルに対しこちらマリアベルは魔防の伸びで上回るものの速さの初期値・伸びが悪く、回避を期待して前線に出すには向かない。あくまで初期職のイメージ通り回復・サポートに徹させるのが無難だろう。

 職の素質は高い魔力を活かせるクラスが多い。最初は杖での回復しかできないが、クラスチェンジで魔法攻撃できるようになると俄然強さを増す。攻撃を受けると脆いのは終始変わらないので、普段はダブルで後ろに下げつつ攻撃時のみ前に出す等、使い方は工夫したい。
 ペガサスナイト系では『疾風迅雷』を習得可能で、これを覚えて魔法系で運用すると非常に強い…が、力が致命的に低いのに力依存の槍しか使えないので、ペガサスナイトでの強化は面倒さも伴う。

 子供は男なのでペガサスナイト系の素質は遺伝しない。それを考慮すれば、息子ブレディに継承させるのは『疾風迅雷』一択でよろしいかと。


息子:ブレディ
クラス:僧侶 → 賢者/バトルモンク
職適性:僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
  成長
傾向
HP B
D
魔力 B
E
速さ D
幸運 B
守備 D
魔防 C
 母親から初対面時に「きったねぇ賊ですわ!」扱いされた、柄の悪い風貌の杖の使い手。目の上に付いた傷も別に賊同士の抗争で斧の斬撃を食らった…とかでもなくバイオリンの弦で傷付けた物である。見た目の強面ぶりと反して運動音痴であり、最前線に立って戦えない事をもどかしく思っている。仁義を重んじ演歌が似合う雰囲気は紛れも無く母親似であり、よくよく顔を比較すると実は案外目元が結構似ていたりする。見た目も口も悪いが、意外と冷静な視点で仲間をサポートする好漢。

 ユニットとしては母親と同じ杖使いだが、騎馬兵だった母に対しこちらは歩兵の僧侶である。パラメータの伸びはマリアベル寄りはバランスが取れていて魔防や幸運を若干下げた代わりに弱点だったHP・力・守備は少し改善される場合が多い。支援会話では「俺は無力で戦えねえ!」とか嘆いていたりするが、育てれば一線級の活躍は期待できる。
 力より魔力の方が伸びも上限も高いので、基本的には魔法を使う職で運用したい。自前で『魔の達人』や『月光』等の威力を底上げできるスキルを習得できるのも優秀。

 補強ポイントは前述のスキル関連、後は手薄になりがちな守備面のスキルを追加できると嬉しいところ。魔法に特化した能力を持つので、できれば魔力を下げない父親を選びたい。

 ペガサスナイト系・トルバドール系のスキルは全て継承限定だが、母親からの継承スキルはダークペガサスの『疾風迅雷』で決まり。マリアベルは力がほぼゼロなので槍のみのペガサスナイトで育てるのがちょっと困難だが、何とか支援Sにする前にダークペガサスを経由させて意地でも『疾風迅雷』を覚えておきたい。




【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 マイユニットの最高の素質を注ぎ込めば、ブレディは間違いなくエース級のユニットとして活躍してくれる。

 「魔力を得意」に設定すれば魔力の高さは他の追随を許さぬ高さとなり、豊富なスキルで威力を底上げすれば他に敵う者はナシ!「幸運を得意」にしておけば傭兵系で修得する『武器節約』で錬成武器を常時使いまくる事も可能。

 性別限定スキル以外はどんなスキルも覚え放題なので、『大盾』等で弱点を補強するもよし、育つ前は『七色の叫び』等で支援に回しておくも良し、自在な活躍が期待できる。


 ただ一点、マイユニットのペガサスナイト適性が一人分ムダになってしまう。この欠点は結構イタイ。



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1位】ヘンリー
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
ダークマージ系盗賊系蛮族系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:ブレディ -1 +4 +4 +1 +2 -1 +2 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 父親ヘンリーは魔法系のユニットながらもマリアベルと職の素質のカブリが無く、更に能力面・スキル面の両面からブレディの能力を大きく底上げしてくれる父親候補と言える。

 スキルはダークマージ系の『呪い』2種、『復讐』・『魔殺し』、盗賊系の各種移動補助スキルが特に有用。

 ステータスの上限値は大きな欠点もなく、マリアベルの魔力を更に上乗せできるのが嬉しい。幸運の上限は下がってしまうが、このカップリングだと『武器節約』は覚えられないから大きな問題ではない。

 能力的にはあまり穴のない構成とも言える。欠点はヘンリーは比較的需要の多い父親候補であり、ブレディ自体が『待ちぶせ』を持たない&耐久力が無いなる短所を抱え、リザイアを装備しての地雷にはあまり向いていない点は注意が必要。どちらかと言えば、『疾風迅雷』を活かしてこちらからガンガン攻めるのに適した能力と言えるかも。

 魔力を下げない父親候補は貴重であり、ヘンリーが余っているなら積極的に狙いたいカップリングではある。


【オススメ父親2位】グレゴ
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
傭兵系剣士系蛮族系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:ブレディ 0 +2 +4 +1 +3 -1 +1 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 物理攻撃が強いグレゴと魔法に特化したマリアベルのデコボコカップル。互いに力と魔力を潰し合ってしまうのはかなり痛い欠点と言える。当コーナーでは基本的に力と魔力を潰し合うカップルは酷評→順位も軒並み下の方にランクしてはいるが、このグレゴ×マリアベルの場合はちょっと例外。
 マリアベルの幸運の高さはグレゴを父親にする事で習得できる『武器節約』とは非常に相性が良く、錬成武器を「これでもか!」とリッチに使いまくれば魔力-1程度のハンディは帳消しにできる。

 スキルはどちらかと言うと壁や地雷として役立つ物が多いため、守備に適さないブレディに合っているとは言い難いが、『太陽』はどんな役割の者でも持っていればそれだけで損はないスキルだし、魔法で威力を稼ぎやすいブレディの場合は回復量も多くなるため意外と相性は良い。守備が低めな事から『カウンター』で敵に返せるダメージも当然増えるのだが、やっつけ負けとなる恐れも増大するので、ご利用は計画的に…。

 初期職から言っても数値の上限から言っても魔法系で使っていく方がよろしいかとは思うが、力もそこそこ伸びて『剣の達人』・『斧の達人』も習得できるから、育ち方次第では物理系クラス使っても意外と強さを発揮してくれる。

 ブレディは技がそれ程高くない&魔法でダメージを稼ぎやすいのであまり必要性も無いのだが、『滅殺』や『流星』等の博打スキルも覚えるので、スキル枠が空いているならお好みで付けていても良いかも!?


【オススメ父親3位】カラム
クラス適性: 僧侶系(カブリ)、魔道士系、ソシアルナイト系
アーマーナイト系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:ブレディ -1 +3 +3 -1 +2 +1 +3 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 母親マリアベルは守備面の能力がかなり低めだが、カラムを父親にすれば守備の伸びと上限値は高くなりスキル『大盾』も習得できるため、弱点の守りの部分を底上げできる。カラムは魔力を下げないので、マリアベルの利点である魔力を高さを存分に子供でも堪能できるのが長所と言える。

 一方、短所としては速さの上限値が低めになってしまう事が挙げられる。母マリアベルも素早いユニットではなく、子供ブレディは初期値も伸びも上限も速さは低めになってしまう。高難度の素早い敵に若干追撃がかかりにくくなる、すなわち、強敵相手の攻撃役としては性能が落ちてしまう欠点がある。

 職の素質は僧侶系が被ってしまうが、アーマーナイト系・盗賊系の2系統が追加される。前述の通りアーマーナイト系で『大盾』を覚えられる。盗賊系では『移動+1』・『軽業』・『すり抜け』等の移動補助のスキルを多数覚えられるため、地形や敵の配置に関係なく敵陣深くに突き刺さり『疾風迅雷』で戻ってくる攻撃役として活躍が可能になる。守備面に優れるため、タフな『鍵開け』要員としても活躍できる。


【オススメ父親4位】ロンクー
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
剣士系盗賊系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:ブレディ -2 +3 +5 +4 +4 -4 +1 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 基本的には「魔力を下げずに技・速さを強化」なる方向性で、ヴィオールが父親の時と似た感じになる。ただ、こちらの方がより技・速さは伸びも上限も少し上回る。


 職の素質はカブリ無しで、剣士系・盗賊系・ドラゴンナイト系の3系統が追加される。ロンクーならではの良さを活かすなら、盗賊系で覚えられる『移動+1』・『軽業』・『すり抜け』等の移動強化スキルを活かしたい。また、元から魔力が高めな事、ロンクーを父親にした効果で技がかなり高めになる事から、『流星』や『滅殺』等の発動率の低めな博打スキルをセットして一発撃破を狙ってみるのも面白い。

 欠点らしい欠点は守備の上限が極端に低くなってしまう事で、賢者等の魔法特化職だと下級職並の25ちょっとしか確保できない。その他、職素質が3系統加わる割に有効なスキルがやや少なめで強化ポイントがバラバラな事は気になるが、ブレディの場合は『月光』・『魔の達人』等はデフォルトで覚えられるので攻撃面で不足を感じる事は少ない。
 どうしても脆くなってしまう守りの面は、他のユニットの『叫び』系スキルやダブルで固めの職と組む等してカバーしたい。ダークナイト等の守備が比較的高い職で使ってみるのも良し。


【オススメ父親5位】ヴィオール
クラス適性: 僧侶系、魔道士系(カブリ)、ソシアルナイト系
アーチャー系ドラゴンナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:ブレディ -2 +3 +4 +3 +3 -4 +3 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価 ☆☆
 ヴィオールとマリアベル、出身大陸は異なるが優雅な貴族同士のカップル。2人共後衛のユニットで支援値を稼ぎにくいので、このカップリングを狙うなら意図的にレスキューやマジックシールドの杖を無駄振りするなど、意識して優先的に支援値を稼ぐ必要はある。

 職の素質は魔道士系が被るが、残りのアーチャー系とドラゴンナイト系の2種は無事追加。

 パラメータの面では、ヴィオールは物理攻撃系ユニットながら魔力の伸びを阻害しないので、母親の長所の魔力の高さをそのまま活かせるのは嬉しい。補強ポイントはロンクーが父親の時と似ており、母マリアベルが低めだった技と速さも底上げできる。

 数値面での欠点は父・母共に守備の上限が低いため、守備上限の低い賢者辺りで運用すると下級職並の25ちょいまでしか守備が伸びず、一発被弾すると即死と言った綱渡りの場面にも遭遇するかも?
 「敵からののダメージがおっかなくて、とても使えないよ!」なる場合は守備が比較的高めのダークナイト、もしくはバトルモンク(ボルトアクス持ち)等での運用も検討しよう。


【オススメ父親6位】リヒト
クラス適性: 僧侶系、魔道士系(カブリ)ソシアルナイト系(カブリ)
アーチャー系+1種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:ブレディ -3 +5 +2 +1 +5 -3 +3 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 同時に仲間に加わるリヒトとマリアベルのカップルは、父リヒト・母マリアベル共に魔法重視の能力を持つため、互いの長所を更に伸ばす事ができる。魔力の上限値は+5あり、これはマイユニット絡みを除けば最高クラス。『魔の達人』や『月光』も覚えられるので、魔法を用いての攻撃では随一の威力を発揮できる。

 一方、リヒトの基本職の内、魔道士系・ソシアルナイト系の2系統も重なってしまうせいで、追加されるのはアーチャー系1系統のみとなってしまうのが最大の欠点。欲しいスキルは母親からの継承する素質だけである程度確保出来ているとは言え、2系統カブリは流石に勿体無さ過ぎる。

 この点を考えれば、リヒトはリズ(同じ魔力補正で職は増える)に回した方がずっと効率は良い。

 その他、欠点としてはリヒト・マリアベルの2人とも耐久力に難を抱えるため、支援値を稼ぎにくい事も挙げられる。大きなメリットも無いから敢えて狙う必要性もあまり無いのだが、カップル成立を狙うなら、マリアベルがひっきりなしにレスキュー等で稼ぐ、「マミーの楽園」等の弱い敵の多いDLマップでダブルで同行させてひたすら敵を倒しまくる等、意識的に稼ぐ必要はある。


【オススメ父親7位】リベラ
クラス適性: 僧侶系(カブリ)魔道士系(カブリ)、ソシアルナイト系
ダークマージ系+1種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:ブレディ -2 +4 +3 +1 +3 -2 +4 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 リベラを父親にする最大のメリットは、ブレディにダークマージ素質が加わることか。父リベラの能力も魔力・魔防を中心に魔法系のパラメータが高いため、子供のブレディの初期値・成長率にも良い影響を与えてくれる。

 ただし、それ以外は正直言ってかなり無駄が多い。基本職の内の僧侶系・魔道士系、実に2系統が重なってしまう。また、ダークマージ系の上級職ダークナイトが被るため、下級職ダークマージ+上級職ソーサラーの1系統2クラスしか増えないのは大損である。

 ダークマージ系のスキル『呪い』2種、『復讐』が非常に有用なのでその点だけを取っても採用する価値はゼロで無いのだが、ダークマージの素質が欲しいなら職のカブリが無いヘンリーの方がほぼ全ての点で上位互換ゆえ、あえてこちらリベラとくっつける価値を見出しにくい。

 ヘンリーが既に他の女性とくっついていて「それでもダークマージ系の素質がどうしても欲しい!」と言うならまぁ次善の策にはなるかな…と言った感じか。


【オススメ父親8位】ドニ
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
村人傭兵系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:ブレディ -1 +2 +1 0 +7 -1 +2 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 同じペガサスナイト系の素質を娘に渡せるガイアと同様、『疾風迅雷』を子に自力で渡せるマリアベルとドニをカップルにするのが勿体ない。まず大きな欠点としてその点は挙げられる。

 職の面では父親・母親にカブリは無いため、3系統追加でフルの6系統の職に就けるのは長所。

 パラメータは幸運上限の+7が強烈。ドニは傭兵系の素質を持っているため、『武器節約』との相性が非常に良い。成長・上限共に最高級の高さであり、『武器節約』の常時発動を簡単に狙えるのが最大の長所か。錬成武器を使いまくれば魔力上限の低さは容易にカバーできる。強さを堪能したいならば、ケチらずにリッチな錬成武器を用意したい。

 ただ、幸運以外はあまり高いとは言えず、魔力の数値自体も抑えめ。両親共に技・速さの上限が低いために、子のブレディもかなり抑えめの値になってしまう。ただし、あらかじめドニから『良成長』を継承させれば、上限はともかく、育成途上においてはバツグンの強さで戦力となってくれるハズ。


【オススメ父親9位】ヴェイク
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
戦士系蛮族系盗賊系+3種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:ブレディ +1 +1 +3 +2 +3 -2 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 物理攻撃特化のヴェイクと魔法特化型のマリアベルのカップルは互いの良さを潰し合ってしまうため、結果として魅力が乏しい物になってしまう。良く言えば「互いの欠点を埋めあったバランス型」なのだが、本作は力・魔力が「バランスよく高い」よりも「どっちかだけだが片方が非常に高い」方が圧倒的に強いため、力も魔力も上限補正が+1に留まるこのカップリングは旨味が無い物としか思えんのだ。

 まぁダメとは言えど力・魔力のどちらもプラス補正ではあるし、意地でもブレディを物理攻撃系として使いたい場合には悪くない組み合わせではある。ウォーリアやバーサーカーで『斧の達人』や『月光』を同時にセットして使えば、親世代ユニットの多くには真似できない攻撃能力は手に入るわけではあるからネ…。力・魔力が同程度と言う事を考慮すれば剣も魔法も使うことのできるダークナイトや剣・杖を使えてサンダーソードで魔法攻撃もできるトリックスターとして使うのもアリ。

 職の素質は母親マリアベルと父親ヴェイクでカブリは無く、戦士系・蛮族系・盗賊系の3系統が追加される。僧侶&魔道士、戦士&バーサーカーで上級職は被るが、全体としては追加される上級職は多めの部類に入る。上級職のスキルの種類の多さが割と強さに直結するため、この点は素直に長所と言ってもいい。


【オススメ父親10位】ガイア
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系
盗賊系剣士系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:ブレディ -1 +2 +3 +3 +2 -3 +3 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 まず一点。ガイアをマリアベルとくっつけてしまう場合、ペガサスナイト素質がムダになり『疾風迅雷』持ちの子供ユニットが一人減ってしまう。この時点でかなりの痛手。

 基本的にはヴィオールやロンクーが父親の際と似ている技・速さ底上げ型の父親と言う事ができ、職の素質等も含めると特にロンクーに近い。

 ロンクーになくてこちらガイアにある物は戦士系の素質と『カウンター』等のスキルだが、ブレディは耐久力も低く力も無いため剣や斧で戦わせるには不向き、当然、常に最前線に置いておくのも無謀なので『カウンター』を活かせる場面は少ない。

 …となるとまだロンクーの方がスキル構成でも優れているため、わざわざ大きな欠点を抱えてまでガイアをマリアベルにくっつけてしまうのは色々と無駄であると言えそう。


【オススメ父親11位】ソール
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系(カブリ)
剣士系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 0 -2 +2 0 +3
息子:ブレディ 0 +3 +3 +1 +2 0 +3 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 物理攻撃に高い適性を持つソールと魔法特化のマリアベルは互いの欠点を補い合うバランス型のカップリング。

 数値面ではマリアベルが低い守備の上限やHPの伸びを底上げさせられるし、ソールも物理攻撃特化とは言えど魔力を下げないので、マリアベルの長所を削がずに弱点補強が出来るのが嬉しい点。

 職の素質はソシアルナイト系が被るが、剣士系・アーチャー系の2系統が追加される。剣士系では『待ちぶせ・『流星』・『滅殺』、アーチャー系では『命中+20』辺りが有用。

 ただ、『剣の達人』・『弓の達人』等は魔法特化型のブレディにとっては死にスキルと化し易く、色々と職に就ける割には目立った強化ポイントが無いのが欠点。ソールは割と需要の高い父親候補なので、わざわざ強みが活かせないマリアベルの伴侶に選ぶ価値はあまり無い。

 父親ソールの強みも活かすなら、魔法も剣も使えるダークナイト辺りで使ってみるのもいい。『剣の達人』等もセットして、ひと味違う使い方で差別化してみると面白いかも?


【オススメ父親12位】クロム
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系(カブリ)
アーチャー系+1種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 +1 +1 -1 -1 +2
息子:ブレディ -1 +3 +3 +2 +5 -3 +2 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 クロムを父親にした時の魅力は、スキル『王の器』で確率発動のスキルが発動しやすくなる事。ただ、クロム×マリアベルの場合、そもそも確率で発動するスキルがやたら少なく、『聖盾』・『月光』程度しか目ぼしい物がなく、わざわざ『王の器』をセットしてもあまり旨味が無いのが欠点。


 パラメータの面では、クロムは魔力の上限を下げないため、マリアベルの良さを打ち消さないのは良し。母親が低めな技・速さも強化できるのは嬉しい点。

 職の素質はロード系に就けないにもかかわらず代替で何か追加されるでもなく、アーチャー系1系統しか増えないのも面白く無い。『命中+20』・『弓殺し』等の有用なスキルは追加されるものの、全体としてはそれ程有難味が無いかなぁ…といった印象。


【オススメ父親ビリ】フレデリク
クラス適性: 僧侶系、魔道士系、ソシアルナイト系(カブリ)
アーマーナイト系ドラゴンナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:ブレディ 0 +1 +4 -1 +4 0 +3 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 基本的にはカラムが父親の場合と同様の守備力を重点的に伸ばすカップリングとは言える。

 ただし大きな違いは、魔力の伸び・上限を阻害しないカラムと違って、こちらフレデリクは魔力の上限を-2してしまう点が痛い。せっかくの母マリアベルの魔力の高さを見事に潰してしまうのが勿体ない。また、フレデリクのソシアルナイト系の素質が被ってしまうため、メリットである『聖盾』もカラム側でも普通に習得できてしまう。

 「力が上がるならば」と、物理攻撃職で使う場合も物理攻撃武器の『達人』系スキルが1つも無いため、力の高さに反して威力で比較すると案外差が出ないのも残念な点だったりする。これらを考えれば『魔の達人』をセットして魔法系で戦った方が結局ダメージを稼げるのだが、魔法で戦うなら別にフレデリクを父親にする意義自体が無い。

 ちょっとこれは、美味しくないポイントが多過ぎるなぁ…と言った印象。



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