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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜ノノ〜

母親:ノノ
クラス:マムクート
職適性:マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
  成長
傾向
限界
補正
HP S -
A +1
魔力 C +1
D -1
速さ D -2
幸運 A +1
守備 A +3
魔防 B +2
 ファイアーエムブレムシリーズお馴染みのマムクート、そしてやっぱり幼女、でも千年以上生きてる軍きっての年長者(チキ辺りに次ぐ)。厳しい境遇で生き抜いてきた割には性格は天真爛漫そのもので底抜けに楽天的。手加減を知らない子供そのもので会話する相手を疲れさせるのと同時に、その明るい性格で周りを明るくする魅力も備えている。人を疑わない純粋な性格の持ち主だが、少々粘着質な部分もある。

 初期のパラメータは貧弱で頼りないのだが、その成長力は圧倒的であり、多少レベルを上げればHP・力・守備・魔防が圧倒的な勢いで伸びていく。本作のマムクートはドラゴンキラー以外の特効を一切受けず、特効武器自体を持っている敵もほぼ居ないため、バツグンの固さを誇る。
 一方、技・速さは伸びも上限も低いため、なかなか追撃がかからず、敵から2回攻撃を受ける恐れもある。同レベル帯の敵からの2回攻撃程度なら余裕で跳ね返せる耐久力を持つが、DL配信マップなど格上の敵が出る場面ではそう余裕ぶっこいでもいられないため、ダブルや支援等を活用して巧く弱点を補いたいところではある。

 クラスの素質は初期のマムクートの他にドラゴンナイト系・魔道士系にクラスチェンジ可能。本人は圧倒的な数値の高さと固さを持つが、ドラゴンナイト系・魔道士系共に覚えられるスキルがパッとしないせいで、スキルは貧弱なイメージは拭えない。娘ンンのために強化するなら、とにかく攻撃にせよ守備優先にせよ、もうすこし有用なスキルが追加される職素質が増えると嬉しい。

 子供が娘かつ母親がペガサスに乗れない事からして、スキル『疾風迅雷』を習得可能なペガサスナイト素質を子供に継承できる父親が俄然有利だが、ノノ自体がノロマでどちらかと言えば「受け」に向いた数値を持つ事、そして竜石を使っての戦闘がメインになるであろう事を思えば、同じペガサスナイト素質が欲しいソワレやサーリャの子供に比べると『疾風迅雷』にこだわらずにカップリング考えてもいいカモ!?
 いや、あればあったで俄然強みも増しますけどね。


娘:ンン
クラス:マムクート
職適性:マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
  成長
傾向
HP S
B
魔力 B
C
速さ C
幸運 A
守備 B
魔防 B
 ノノの娘で同じく竜石を使って戦うマムクート。父親が人間なのは確定しているが、竜の血が混ざってるので成長が遅い。変な名前なのがコンプレックス。厳しい家庭で養女として育てられたため、人の顔色を伺う性格になり無理して背伸びしている印象を周囲に与えてしまっている。なお、口調が完全に『タラちゃんですー』(苦笑)。

 母親はロリババア幼い外見ながらもそれ相応にトシ食ってるのだが、こちらは明らかに10年ちょいしか生きてないロリそのものであり、この娘と結婚して子供さえこさえる事が出来る(※マイユニット限定)とは明らかにXX的であり、XXXX全開であるぞ(伏せ字)
 しかし凄いな…明らかに人間との血が混ざったハーフで普通に竜に変身してボコスカ戦えるって初めてじゃないかね…?『烈火の剣』のニニアン・ニルス姉弟とか純血以外で竜化した人物もいるにはいるけど…、あれは竜じゃない側の父親はニニアン生まれた時点でとっくに人間からかけ離れた存在と化してただろうからね…。

 数値面では母親同様、かなりのパワー馬鹿。力・魔力・守備・魔防が高いレベルでバランスが取れている。HPも人間離れ(そりゃ確かに人間じゃないが)した伸びで1回のレベルアップで2上がる事も多い。

 補強ポイントはやはりスキル。マムクート・ドラゴンナイト系・魔道士系いずれもが覚えられるスキルがやや貧弱なので、攻めるにも守るにもあれこれ欲しいスキルは多い。もちろん、ペガサス系の素質が加わって『疾風迅雷』や傭兵系『武器節約』も覚えられるなら、それに越したことはない。…が、ンン自体の速さが低く遊撃役としてはデジェルやノワールより見劣りする&武器錬成できない竜石を使うマムクートで戦うのがメインになりそうな事からして、デジェルやノワールに比べれば『疾風迅雷』・『武器節約』の優先度は低いと言えるかもしれない。
 それらを考慮の上で父親を選びたい。





【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 マイユニットを父親に選べば、娘ンンは男性職除く全ての汎用職に就けるので、ペガサスナイト系で『疾風迅雷』も習得可能。(母ノノから竜属性を受け継いでしまうためドラゴンキラーに弱いという欠点はあるにせよ)高いパラメータと成長力で父であるマイユニットを超える万能ユニットになる事ができる。

 『疾風迅雷』を習得できるペガサス系の素質を加えられるのはマイユニット・ドニ・ガイアの3名だけなので、ドニやガイアが空いていない場合はマイユニットとノノのカップリングを成立させるだけの価値はある。

 「マイユニットならでは」という面ではスキル『華炎』が強烈。ンンは力も魔力も伸びが良く竜石で更に両方が強化されるため、力攻撃時に魔力分上乗せ or 魔力攻撃時に力上乗せの『華炎』との相性が非常に良い。

 デメリットらしいデメリットは特に見当たらないと思うが、唯一、娘マークまで竜属性が付きドラゴンキラーに弱くなる、という短所はある。ただ、ドラゴンキラー持ちの敵など殆ど出てこないし、多くのメリットと比較すれば些細な問題であると断言できる。

〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1着】ヴェイク
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
盗賊系アーマーナイト系傭兵系+3種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
娘:ンン +5 0 +1 0 +1 +4 +1 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 ンンを初期職のマムクートで運用する場合、優秀な父親候補と言えそうなのがヴェイク。

 一応最初に一点、このコーナーでヴェイクより下位に格付けしたガイア・ドニご両人と比べて『疾風迅雷』を習得できないため、自ターンでの攻撃能力や機動力では大きく見劣りしてしまう。ただ、ガイアとドニはペガサス素質を与えられる他の女性(ソワレとサーリャ)からの需要が高く、そちらに回した方が効率が良いように思われる。またノノ自身のスキルが貧弱・遅くて追撃かけにくい事&ドニ・ガイア共にダメージを安定して稼ぎ易い奥義系に欠ける事を考慮し『疾風迅雷』の優先度は低いと判断、それ+兼ね合いから、こちらヴェイクを上位に置いている。

 …と言う訳で、こちらヴェイクの長所はノノに欠ける奥義系スキル『月光』を加えられる点にある。傭兵系も加わるために『太陽』も習得でき、力が高いために回復量も増えるというメリットも期待できる。守備面では『大盾』が加わるため、元々のHPと守備の高さも相まって対物理攻撃の盾としてはベストに近い。また、ドラゴンキラーの特効被弾の軽減も期待はできる(もちろん、確率発動だからあんまりアテにすべきではないが…)。盗賊系のスキルでは『軽業』・『すり抜け』等の移動補助スキルで、敵の群れや山・森をかき分けて進む事も可能になる。
 バクチスキル『滅殺』も習得可能だが、技が低めで発動率がアテにならない&元から攻撃の威力が大きい事を考慮すれば別なスキルを付けた方が効率は良いかも…?

 蛮族系・戦士系のスキルは父ヴェイクからの継承限定となる。『カウンター』を継承させてしまって問題ないと思うが、マムクート以外で運用を考えるなら、高い力+『斧の達人』での上乗せも魅力。ただし、斧を使えるグレートナイト・ジェネラル・ドラゴンマスターはそれぞれ騎馬・アーマー・弓特効を受け、ンン自身の竜属性も合わせて弱点だらけになるのが難点。


【オススメ父親2着】ガイア
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
盗賊系ペガサスナイト系剣士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
娘:ンン +3 +1 +1 +1 0 +3 +3 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 ガイアを父親に選ぶ最大のメリットはやはりペガサスナイト素質が加わり『疾風迅雷』を習得できる事。
 クラスの素質は上記ペガサスナイト系に加え、盗賊系と剣士系が加わる。上級職のアサシンは被ってしまうものの、下級職・その他の上級職は一切カブリが無いため、かなり優秀な部類と言える。

 スキルは『疾風迅雷』の他にも盗賊系の移動補助スキルが多数加わるため、前線で敵をかき分けて狙いの敵にピンポイントに攻撃できる等、使い勝手の向上するスキルが加わるのは嬉しい。剣士系では『待ちぶせ』・『剣の達人』等を習得可能。奥義系のスキルはバクチ系とも言える『流星』・『滅殺』くらいしか目ぼしいものは無いのだが、ンンは力の値が高いため、他のユニットではやや威力になりがちの『流星』でもしっかり使っていける。
 その他、戦士系のスキルは父ガイアからの継承限定になる。安定性や生き残るのを重視するなら『太陽』(ンンは一発が大きいので回復効果も大)、あくまで敵に与えるダメージを重視するなら『カウンター』辺りがオススメ。

 ステータスの面では、ガイアは上限の合計値が低いのはネックだが、ノノの欠点である技・速さを底上げできるのは嬉しいポイントと言える。

 総合すれば、『疾風迅雷』と攻撃・移動面で大きく能力を向上してくれるのが期待できる。ただ、ガイアは他の母親候補からの需要も多く、ソワレやサーリャ等他の候補とくっつけた方が相性が良いように思える(ソワレやサーリャとガイアをカップルにすれば『月光』や『大盾』等も自前で手に入るのでネ)のが唯一の難点か。マイユニットが女であくまで「マムクートに疾風迅雷付けたい!」って方は是非こちらガイアをノノの旦那にどうぞ!


【オススメ父親3着】ドニ
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
トルバドール系傭兵系ペガサスナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
娘:ンン +3 +1 -1 -2 +5 +5 +2 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 ドニとノノのカップリングは、ガイアの時と同様、最大のメリットはペガサスナイト素質が加わり『疾風迅雷』を習得できる事に尽きる。
 職素質は村人と戦士系がペガサスナイト系とトルバドール系に置き換わるが、母親ノノの素質とカブリが無いため、3系統がフルに追加されるのが嬉しい。

 スキルは最大の目玉『疾風迅雷』の他にも傭兵系『太陽』・『武器節約』を習得できるようになるのが有り難い。幸運の値は非常に高くなるので『武器節約』で錬成武器を使い放題になれるのは他ではなかなか実現できない魅力の一つ。
 村人と戦士系のスキルは継承限定となる。育成で楽をしたいなら『良成長』一択ではあるが、ンンは元から成長率が良いので、わざわざスキルに頼らずとも楽に全パラメータMAXを狙える。あえて『良成長』は捨て、『カウンター』なり他のスキルを習得した方が長い目で見れば得をすると言える。

 パラメータは父親と母親の傾向が似通っているため、幸運はバツグンに高く、力・守備もなかなかの伸びとなる。一方、「技・速さが低め」なる欠点は伸びは兎も角、上限値まで低いのが痛い。高難度のモードやDL面では剣士系・傭兵系・ペガサスナイト系など素早い相手とダブルを組んで弱点をカバーしたい。

 全体としてはガイア同様『疾風迅雷』習得が最大のメリットだが、幸運の高さを活かした『武器節約』戦法も取れるのがドニならでは。ただしマムクート運用の場合、竜石は錬成できないため、回数をケチれても殆ど旨味が無い。『武器節約』を活かすなら、『槍の達人』を活かしてドラゴンマスターとして使うとか、『魔の達人』セットの賢者で使う等しないと利点は活かしにくい。
 ドニもまた、女性から需要の多い旦那候補ゆえ、強化の方向性で無駄が多いノノとくっつけるのはいささか勿体ない気もする。その点が数少ない欠点らしい欠点と言えそうな。マムクート以外で使うならかなり有力な候補と言える。



【オススメ父親4着】ソール
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
ソシアルナイト系剣士系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 0 -2 +2 0 +3
娘:ンン +4 +2 +1 -1 0 +6 +3 +15
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 物理攻撃面で優れた能力を更に強化できる父親候補がソール。

 パラメータの上限値は男性最高のソールと女性最高のノノの組み合わせだけあって、上限値の合計値は全カップルでもトップクラス。ノノが元から強いパワフルさを更に底上げできる。幸運はちょっと下がってしまうが、『武器節約』や『祈り』等の幸運発動のスキルを持たないので、特に影響なし。

 職の素質は一切カブリが無く、ソシアルナイト系・剣士系アーチャー系の計3系統が加わる。特にソシアルナイト系では『月光』・『聖盾』等の有用なスキルを覚えられるのが嬉しい。また、アーチャー系の『命中+20』は技が低めになりがちなンンの弱点を巧くカバーしてくれる。『弓殺し』はドラゴンナイト系で使うなら特に有効に作用する。ちょっと変わった使い方をしたい場合は『剣の達人』をセットしてソードマスターやパラディンで使う手もある(騎馬系のクラスだと弱点だらけになるが…)。

 『疾風迅雷』を持てない事を除けば欠点らしい欠点は無い優秀な組み合わせだと思うが、あえて短所を探すなら回復系のスキルに乏しい、というのは挙げられるかも。敵ターンで勝手に回復とかはできないので、その辺のフォローは杖なりアイテムなりでしっかり行いたい。


【オススメ父親5着】グレゴ
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
傭兵系トルバドール系剣士系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
娘:ンン +4 +1 +2 -1 +1 +5 +1 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 グレゴ×ノノは同時に仲間に加入する者同士のカップリング。

 職の素質のカブリは無く、傭兵系・剣士系、蛮族系から置き換わったトルバドール系の計3系統が加わる。加わる系統はそれぞれの上級職でカブリが無いのも嬉しい。

 スキルは傭兵系『太陽』・『武器節約』、剣士系『流星』・『滅殺』・『待ちぶせ』・『剣の達人』、トルバドール系では『回復』・『深窓の令嬢』・『デュアルサポート+』等が有用。『待ちぶせ』と『太陽』は相性が良く、盾系のスキルこそ無いものの、かなりの耐久力を持つユニットに育ってくれる。
 蛮族系のスキルは継承限定。『カウンター』辺りが使う場を選ばず便利だと思うが、『斧の達人』・『強奪』も案外悪くは無いと思うので、その辺りはお好みでどうぞ。

 性能面では回復スキルとバクチ系スキルを豊富に覚え、ハマるとかなりの爆発力を秘めたユニットに育つ事が期待できる。『疾風迅雷』こそ持てないものの強さとしてはそれほど見劣りしない仕上がりになるハズ。ただし、マムクート運用でも『斧の達人』運用でも『月光』を持つヴェイク父の時と比べると攻撃面は見劣りする。


【オススメ父親6着】カラム
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
アーマーナイト系盗賊系僧侶系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
娘:ンン +3 +2 +1 -3 0 +7 +2 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 とにかく守備面を重視した父親候補がカラム。父・母両方が守備上限+3あるため、娘ンンは+7もの補正がかかる。これはマイユニット絡みを除けばダントツトップの値。これに加えて『大盾』も習得可能なので、物理攻撃に対しては文句なしの強さ。これは特効を受けるドラゴンキラー対策にもなる(もっとも、持ってる敵なんて殆どいないけど)。

 職の素質はアーマーナイト系・盗賊系・僧侶系の3系統がプラス。どの系統も有効なスキルが多いのも嬉しい点。

 スキルはアーマーナイト系では前述の『大盾』・攻撃で万能に役立つ『月光』、移動能力を大きく底上げできる盗賊系『移動+1』・『軽業』・『すり抜け』、耐久性向上に更に役立ち単独行動もし易くなる僧侶系の『回復』など、充実のラインナップ。攻撃に移動に守りに…と隙の少ない構成で戦いに臨める事間違いなし!

 これら長所が結構強力なんだが、唯一の短所らしい短所もまた強烈で、父カラム・母ノノの各速さ上限-2のおかげで、ンンは子世代ワーストクラスのノロマ速さ上限-3なる重大な欠点を背負ってしまうのが痛い。育成途上段階ではそれほど気にならないかもしれない…が、上限まで育てて高難度のモードやステージを遊ぶ場合は、意外な相手に追撃がかからなかったり、使い勝手において結構なハンディを抱えてしまう。運用に際してはできるだけダブルで速さを底上げできる相手(剣士系やペガサス系)とダブルを組んで、速さを常に底上げしながら使いたい。その点さえ補強できれば、万能に戦える戦力になってくれるハズ。


【オススメ父親7着】ヘンリー
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系
ダークマージ系盗賊系トルバドール系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
娘:ンン +3 +3 +1 -1 0 +5 +3 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 ヘンリーを父親に据えるメリットは何と言ってもダークマージ系の素質が得られる事。『復讐』・『魔殺し』・『呪い』系2種など有効なスキルで効率的に戦闘力を高められる。ほぼ同様のメリットを持つリベラと比べると、こちらは職のカブリがほぼ無い(魔道士・ダークマージからのダークナイト程度)ため、効率的にスキルを増やしていけるのが嬉しい。

 他の父親候補と比べると、魔法系での運用で特に向いていると言えそうな。ヘンリー自身は魔道士になれないが、ノノからの素質でンンは元から魔道士系に就けるため、『魔の達人』を自前で習得できる。『月光』こそ習得できないが、高い耐久力を活かして『復讐』などと組み合わせればリヒト父の時とそれほど遜色ない威力を簡単に叩き出せる。盗賊系で習得できる移動系のスキルや組み合わせれば、更に使い勝手は向上する。

 竜石でパラメータが底上げされるためマムクートで戦えば自慢の耐久性と『復讐』を組み合わせて更に威力を期待できるし、バトルシスターで修得する『回復』セットで自ターンで勝手にHPを回復してくれるのもありがたい。

 蛮族系からのスキルは継承限定。『カウンター』辺りが無難。『斧の達人』も習得できるが、斧を使っての戦闘だと力が高く『月光』持ちのヴェイク、『武器節約』+『太陽』で超安定のグレゴ父の時と比べるとかなり見劣りしてしまう。クラスを選ばず活用できるカウンターにしておいた方が無難かも。


【オススメ父親8着】リヒト
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系(カブリ)
ソシアルナイト系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
娘:ンン +1 +4 0 -1 +3 +3 +3 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 娘ンンを魔法重視のユニットに育ってたい場合はなかなか優秀と言えそうな父親候補がリヒト。力が下がってしまうためマムクート運用では他より見劣りするが、その分、魔法の適性は上がっており、賢者やダークナイトで戦うならそれなりの強さは期待できる。

 職の素質は魔道士系が被るものの、ソシアルナイト系・アーチャー系の計2系統が追加される。魔法重視のヘンリーやリベラと比べるとダークマージになれないため『復讐』・『呪い』系2種は取得できないが、代わりに『月光』を取れるのがこちらリヒトの強みか。『聖盾』も覚えられるので、魔法に対してはバツグンに強い。
 『呪い』系の代わりにはアーチャー系『命中+20』で命中率を底上げできるので、使い勝手ではそれほど差は出ない。ただ、こちらリヒトはクラスでカブリが多い分だけ、ヘンリー父のンンに比べると総合力は見劣りしてしまうかもしれない。

 アーチャー系『弓殺し』をセットしてドラゴンナイト系で使う手もあるが、『槍の達人』・『斧の達人』・『武器節約』が無いため、威力底上げは『月光』のみに頼るハメになる。まぁ、他の父親の時より低いとは言えンンの力の上限値はプラスの範囲内ゆえ、親世代相当の威力は出せると言えるが、正直旨味が無いから無難に魔法かマムクートのまま戦った方が良い気はする。


【オススメ父親9着】フレデリク
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系(カブリ)、魔道士系
ソシアルナイト系アーマーナイト系・(+2種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
娘:ンン +4 0 +2 -3 +2 +6 +3 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 両親共に力・守備重視型が揃うため、このカップリングはかなり極端な一撃の威力特化型と言える。

 職の素質はドラゴンナイト系1系統が被ってしまうのはイタイが、他のソシアルナイト・アーマーナイトの2系統は追加される。スキルは『月光』で攻撃面は何とかなるし、他に無い長所としては『大盾』・『聖盾』の両方が揃うため、守備の数値自体の固さも相まってとにかく耐久力では他を寄せ付けない存在になれる可能性を持つ。

 ただ、その点を除くとあんまり旨味が無いのも事実で、就ける上級職が少ないためにどうしてもスキルは貧弱になりがち。また、両親の欠点が丸被りで速さ上限が3も下がってしまうの辛過ぎる。回復系のスキルも一切持たないので、耐久力はあっても他のユニットでのサポートは欠かせない点でも配慮は必要。

 『斧の達人』ナシ&速さが低く回避率にも期待できないのでドラゴンナイト系での運用は厳しく、騎馬・アーマー系でも速さの低さや弱点の多さから思った程の攻撃性能を発揮できず…となれば必然的に初期職のマムクートで使うのが一番だと思うが、それにしても速さの低さは響く。剣士系やペガサスナイト系のユニットとダブルを組む&『叫び』系スキルで一時的に速さを上げるなど、弱点のカバーを常に意識して使っていきたい。ダブルの後衛に押し込めて前に出さないならそれなりに使えるが、それなら他の父親候補でも大丈夫な気もしますでな…。

【オススメ父親10位】ロンクー
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系(カブリ)、魔道士系
剣士系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
娘:ンン +2 +2 +3 +2 +2 +2 +1 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 素早いロンクーとパワー型のノノのカップリングは、数字上での欠点を打ち消すバランス型の組み合わせと言えそう。当コーナーでは力と魔力のバランス型(互いに攻撃力を打ち消し合うタイプ)は大概の場合良い評価は与えていないが、このカップリングではノノの長所であるパワフルさを打ち消さずに弱点のノロさを補強できるため、まぁ数値面ではそれ程デメリットは抱えずに済むと言える。守備・魔防は下がってしまうが、力・魔力が犠牲になるよりはいい。ノノの時点で十分な耐久力はあるため、上限値が多少下がっても特に影響は感じない。

 数値面以外では、盗賊系の移動スキルを豊富に扱えるため、敵陣をも自由に動け回れるマムクートとして活躍が期待できる。奥義系のスキルはバクチ系とも言える『流星』・『滅殺』だけだが、技の値が高まるロンクー父のンンなら、多少は相性が良い。

 …と長所側に目を向けていたが、短所を探してみると、やはりできる事が大概ガイア父の時の下位互換に留まってしまう辺りが物足りない…と申すか、ガイア父なら最終奥義『疾風迅雷』もあるので、実際の使い勝手では相当差が付いてしまう。

 まぁ、ガイアはペガサス素質を与えられるので他の女性からの需要が高く、技・速さ補強タイプの次善策としてはそこそこ…とは言えるのかもしれんけども。


【オススメ父親11位】リベラ
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系、魔道士系(カブリ)
僧侶系ダークマージ系+2種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
娘:ンン +2 +3 +1 -1 +1 +4 +4 +14
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 リベラとのカップリングでの見どころは職の素質にダークマージ系が加わる事あたりか。
 ンンは耐久力があるため、自身のダメージが前提になる『復讐』との相性は悪くなく、更にバトルシスターで『回復』も覚えられるため、かなりタフな壁兼削り役として役立ってはくれる。

 ただ、魔道士系の素質は被り、僧侶系の上級職の賢者、ダークマージ系のダークナイト等、上級職におけるカブリがやたら多いせいで、有用なスキルをあまり覚えられないのは痛い欠点と言えそう。

 また、このカップリングよりも明らかにヘンリーをくっつけた方が上級職が多くなり、スキル『回復』を除くとほぼ純粋な下位互換になってしまうのはキツい部分ではある。ヘンリーは女性側からの需要が高いユニットであるため、次善の策としてリベラをくっ付けるのもまぁ悪くはないかもしれんが、ただでさえ弱いノノのクラス・スキルの少なさを改善できない事を考えれば、積極的に狙うカップリングではない、と言えるかも…。


【オススメ父親ビリ】ヴィオール
クラス適性: マムクート、ドラゴンナイト系(カブリ)魔道士系(カブリ)
アーチャー系+1種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
娘:ンン +2 +2 +2 +1 +1 +2 +3 +13
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ヴィオールとノノのカップリングでは、力・魔力を下げずにノノの弱点である技と速さを底上げできるのが長所。また、弓殺しを習得できるため、ドラゴンナイト系で運用する場合の使い勝手はかなり上がる。


 長所らしい長所は正直それくらいか。職の素質は3つの内2つが被ってしまうのは悲しい。ノノは元から就ける上級職が少なく、ロクなスキルを覚えない。それだけに、アーチャー系1系統しか増えないってのは物足りなさ過ぎるよなぁ…というのが実感。ダメージを飛躍的に増やせる奥義系のスキルは一切ナシ。
 『弓殺し』をセットしてドラゴンマスターで使うとかも面白いけど、それなら別にリヒトなりソールなりとくっつけた方が職が増えるのでマシ。

 技・速さを底上げしたいならロンクーの方が明らかに格上。「魔力を下げずに技・速さを上げて賢者で運用する」とかなら一応ヴィオールにも優位性はあるが、1〜2程度の速さに目を釣られてヴィオールとノノをカップルにするより、リヒト・ヘンリー・リベラの余った誰かをくっつけてスキルを増やした方が結果的には強いはず。

 余程キャラ自体が気に入って「このカップリングじゃなきゃ嫌だ!!!」って場合を除けば、素直に他のキャラをくっつけた方がよろしいかと思いますぞ。

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