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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜セルジュ〜

母親:セルジュ
クラス:ドラゴンナイト → ドラゴンマスター/グリフォンナイト
職適性:ドラゴンナイト系、トルバドール系、僧侶系
  成長
傾向
限界
補正
HP A -
B +3
魔力 E 0
B -1
速さ B -1
幸運 B 0
守備 C +2
魔防 E -2
 ヴィオール公爵家に仕えるドラゴンナイト。ヴィオールに仕える竜騎士で一応はヴィオールを立てて律儀に行動を共にするのだが、力関係的にはこちらの方が上。『怒ると怖い』という性格設定だが、おっとりとした物腰のまま正論をズケズケと物申す性格なので、怒らなくても十分怖い。にっこりと笑ったままキレるので怒れば一層怖い。力任せに斧で訴えないところが唯一の救いか?
 愛騎ミネルヴァちゃんは「セルジュが子供時代に格闘でねじ伏せて自らを主人と認めた」なる凄まじい伝説が地元に残る。

 ユニットとしては女性ながらも完全なるパワー偏重型。過去シリーズでは「女性ドラゴンナイトはバランス型」なる位置付けが多かったように思うが、このセルジュの場合はHP・力・守備がやたらと上がっていくため、物理攻撃に対してバツグンに打たれ強く、また同時に攻撃一発あたりの威力も期待できる。

 欠点は自身のなれる3系統の内2系統が魔法系なのに自身の魔力の伸びがてんで悪く、魔力依存クラスでの育成が困難&使い勝手がよろしくない事。また、『〜〜の達人』系のスキルや攻撃威力を底上げする奥義系のスキルを一切習得できないため、力の高さに反して意外と最終的な爆発力においては魅力に欠ける事が挙げられる。

 息子ジェロームもほぼ同様な欠点を持つから、補強するなら俄然その辺りを狙っていきたいところである。


息子:ジェローム
クラス:ドラゴンナイト → ドラゴンマスター/グリフォンナイト
職適性:ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系
  成長
傾向
HP S
A
魔力 E
C
速さ C
幸運 E
守備 B
魔防 E
 FEシリーズでは『紋章の謎』のシリウス(カミュ)以来、久しぶりに登場の仮面ユニット。全身を黒い鎧で覆い、近付きにくい雰囲気を醸し出している。一匹狼的な気性で仲間とつるむのを好まず、一定の距離を置いて接する。…のだが、こっそり端っこで仲間を見守っていたり気付かれないように細々と世話を焼いてみたり、人嫌いなんだか人好きなんだか掴めない部分も。とことんシャイな男である。
 なお、ルキナの変装用の仮面はジェロームの仮面コレクションから貸し出した物である。

 ユニットとしての性能面では、母親のパワー偏重をより極端にした感じ。HPの伸びは純粋な人間としてはトップクラスで、一度に2上がる事すらあるダントツの伸び。一方、魔力・幸運・魔防に関しては絶望的な低さなので魔法には極端に弱く、ドラゴンナイト時には特効扱いの風魔法には十分な注意が必要。敵に魔法系ユニットが多いと、回避率の低さも相まって簡単に墜落するリスクも抱えるため、立ち回りには注意が必要だったりも。

 スキルの面では母親のセルジュがペガサスナイト系になれず、自身が男でペガサス系の適性も追加されないため、どう頑張っても『疾風迅雷』を手にする事はできない。どう頑張っても攻撃役としては他の子供ユニットよりも見劣りしてしまう。
 その点から言えば、『疾風迅雷』に囚われずにカップリングを考える事が可能って意味では面白さもある…とは言えるのかもしれない。
 速さが低い、スキルが貧弱、力は高い事を考慮するとダブルの後衛に押し込んでしまうのが無難かもしれないが、奥義系・達人系のスキルを追加して前衛として使うのも悪くはない。

 母親からの継承スキルは女性限定職であるトルバドール系から選びたい。ダブルの後衛役として使い勝手の上がる『デュアルサポート+』が順当だが、男性ユニットを幅広く強化できる『深窓の令嬢』でも良いかも(イメージに合わんですが)。


【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 ジェロームの使い勝手を上げたいならば、やはりマイユニットに勝る存在はない。ジェロームは母セルジュから継承するスキルだけではあれこれと不足しがちだが、全ての汎用職に就けるマイユニットが父親なら、その不安は一蹴できる。

 パラメータ面でも得意項目を力にしてより力を高めるも良し、魔防を上げて苦手項目を減らしても良しで、好みに合わせて細かくカスタマイズできるのはマイユニットならではの魅力。


 ただ、『疾風迅雷』素質が一人分ムダになる…というデメリットが非常に痛い。キャラが気に入ったとか別段の思い入れが無いなら、素直にペガサスナイト素質を渡せる相手に回した方がいいかも…。



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1位】ソール
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系
ソシアルナイト系剣士系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 0 -2 +2 0 +3
息子:ジェローム +6 +1 +1 0 -1 +5 -1 +12
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 両親のパラメータの傾向がパワー偏重型に寄っているため、息子ジェロームも屈指のパワーユニットになる。力上限+6、守備上限+5はマイユニットやヴェイク父の時を除けばトップレベル。力偏重タイプながら魔防の値を下げないのもありがたい。

 クラスはソシアルナイト系・剣士系・アーチャー系の3系統が加わり、上級職でもカブリが一切ないのが嬉しいところ。

 スキルも優秀で、『〜〜の達人』系は剣・弓の2種、奥義系は『月光』・『流星』の2種、自らの魔防の低さを補う『聖盾』、ドラゴンナイト系の弱点を補える『弓殺し』、命中底上げに『命中+20』と至れり尽くせり。

 初期のドラゴンナイト系として使うなら、弱点補強用に『弓殺し』と『聖盾』、攻撃力底上げに『月光』、その他お好みで『回復』なり『太陽』なりを付ければ、『疾風迅雷』こそないものの安定感のある一線級の戦力として活躍できる。

 ダブルの後衛として使うなら、『〜〜の達人』をセットしてグレートナイトの『デュアルガード+』、母からの継承の『デュアルサポート+』で強力に前衛役ユニットをサポートできる。後衛役として使うならなるべく前衛ユニットとの支援値も高めておきたい。


【オススメ父親2位】グレゴ
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系
傭兵系剣士系蛮族系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:ジェローム +6 0 +2 0 0 +4 -3 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 父グレゴ、母セルジュのパラメータの傾向が似通っているため、息子ジェロームの力上限は+5、守備上限は+4とかなりのプラス補正値。一方、魔力・速さ・幸運・魔防は低めの値に落ち着く。

 スキルは蛮族系で『斧の達人』、傭兵系の『武器節約』を覚えるため、斧を使える職で錬成武器を持たせてダブルの後衛に回すと強い。

 職の素質は3系統増加するのだが、上級職の勇者・ウォーリアーなど被る部分も部分的にはある。

 前衛もしくは単独で使う場合でも上記の2つのスキルを常に活かせる職で使いたい。力が非常に高くなるので他のユニットでは威力不足に陥りやすい『流星』とも比較的相性は良い。

 『待ち伏せ』をセットして壁や迎撃役として使うなら飛行特効を受けやすいドラゴンナイト系よりは弱点の少ない勇者や斧歩兵で用いた方が良いかもしれない。『太陽』を装備して手斧系の武器を持たせれば大抵の相手に反撃ができる。ただ、魔防は最低クラスゆえ、強力な魔法使いが多数いる場合は『太陽』のスキル効果で回復が追いつかずダメージが蓄積するケースも多いのでご注意。


【オススメ父親3位】ヴェイク
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系(カブリ)、僧侶系
蛮族系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:ジェローム +7 -1 +1 +1 0 +3 -3 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 ヴェイクが父親の場合の最大のウリは補正値が全キャラ中最高の+7を確保できる点か。蛮族系で『斧の達人』も習得できるから、斧を用いてのダメージは他の追随を許さない破壊力を誇る。一方、母セルジュが苦手な魔法系のパラメータは一層下がってしまい、魔防上限は-3。魔防の低めの職で運用すると若干ハンディを抱えてしまう点には注意が必要。

 職の素質は戦士系が被ってしまうが、蛮族系・盗賊系の2系統が追加と、標準的。盗賊系では『移動+1』や『すり抜け』や『軽業』など移動に関するスキルを多数習得できるので、元から移動力のあるドラゴンナイト系で運用すれば、一撃が重い遊撃役として役立つ。

 ただし、『疾風迅雷』が無い・速さが低くて追撃が出にくい・攻撃回数が増えたり威力が大きかったりする奥義系スキルを一切持たないなどなど攻撃役としては痛い欠点が多いため、他の子供ユニットと比べるとどうしても見劣りしてしまう部分も多い。

 これら欠点を気にせず使うなら、やはりダブルの後衛にでも押し込んでしまうのがラク。『怒り』・『一発屋』などの必殺率を底上げするスキルと『斧の達人』をセットして母親からの『デュアルサポート+』も持たせれば頼りになる後衛役になる。


【オススメ父親4位】ヘンリー
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系
ダークマージ系盗賊系蛮族系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:ジェローム +5 +2 +2 0 -1 +4 -2 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 父ヘンリーは魔法系だが、魔力のみならず力の上限まで引き上げてくれるため、思いの外相性は悪くない。

 職の素質はカブリなしでダークマージ系・盗賊系・蛮族系の3系統が追加される。ジェロームは斧を使う職が多いので蛮族系『斧の達人』で更に威力を底上げできるのが美味しい。力偏重のパラメータから言って魔法しか使えないダークマージ系での運用はやや厳しいが、魔力はプラスの補正で父親が魔法系のため、無謀というくらいではない(僧侶系クラスを多めに経由すれば更に魔力の上積みが期待できる)。また、スキル『呪い』系2種と『復讐』で攻撃能力を上乗せ可能なのが嬉しい。

 パラメータ上限値は父親・母親共に『ノロマなパワー重視』型と言うこともあり、力は+5、守備は+4と高い補正値を確保できる。ただ短所も重なっているため、速さ・幸運・魔防はかなり伸びも上限も悪くなる。『疾風迅雷』も持たせられないので前衛役で使うと回避の低さや弱点の多さでやや苦戦するかもしれない。

 一発の威力はかなりのものだが、『月光』などを持たず、速さが低く追撃能力も回避能力も最低クラスなので、攻撃役としてはいささか心もとない。力の高いバーサーカーで『斧の達人』をセットしてダブル後衛に控えさせるのが一番無難かも?



【オススメ父親5位】リヒト
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系
魔道士系ソシアルナイト系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:ジェローム +3 +3 0 0 +2 +2 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 ヘンリー同様、リヒトは魔法系のユニットであるが、くっつけてみると「意外と悪くない」、これに尽きる。上限値はリヒトの魔力とセルジュの力を互いに潰し合ってしまうが、スキルの効率の良さが意外とその欠点をカバーしてくれている印象。

 クラスは魔道士系・ソシアルナイト系・アーチャー系の3種が追加。デフォルトで持っている僧侶と追加の魔道士の上級職である賢者以外は一切カブリが無いのは優秀。

 スキルもソシアルナイトで『聖盾』と『月光』、アーチャー系で『命中+20』と『弓の達人』を習得できる。初期職の関係上、力の方が上がりやすいのだが、力と魔力の上限は同じなので魔法系での運用もアリで魔道士系で『魔の達人』を習得できるのも嬉しい点。

 初期職のドラゴンナイト系で使う場合は『弓殺し』や『聖盾』で弱点を補強、攻撃面は力が若干下がってしまうが『月光』である程度はカバーが可能。

 ダブルの後衛役をやらせる場合は、ソシアルナイト系の『デュアルガード+』と母からの継承で『デュアルサポート+』で前衛を効率的にサポートできる。弓系の職にして『弓の達人』をセットすれば威力も充分に確保できたりする。


【オススメ父親6位】フレデリク
クラス適性: ドラゴンナイト系(カブリ)、戦士系、僧侶系
ソシアルナイト系アーマーナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:ジェローム +6 -1 +2 -2 +1 +5 -1 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 フレデリクが父親の場合、ジェロームの能力はかなり守備寄りのものとなる。力上限+6、守備+5でトップクラスの補正値を誇る。

 スキルは『大盾』・『聖盾』の両方が揃う。自前で『回復』も覚えられるため、壁として能力はなかなか。魔防は低くなりがちゆえ、特に『聖盾』は嬉しいスキルと言える。ただし速さは伸びも上限値もかなり低いため敵の回避できずに被弾するケースも多くなり、結果的には使い勝手が下がってしまう面も。壁運用するなら弱点の多いドラゴンナイト系よりはジェネラル等の他のクラスが良い。

 攻撃面では『月光』が取得できるのが嬉しいところ。力が高めで地の威力があるだけに、『月光』発動で一層の威力が期待できる。

 ただし、攻撃的なスキルは『月光』止まりで『〜〜の達人』が1つもなく、『疾風迅雷』を持てないため、どうしても他の子供よりも見劣りする。『デュアルガード+』を習得できるので、ダブルで後衛に回して活躍してもらうといいかも。


【オススメ父親7位】カラム
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系(カブリ)
アーマーナイト系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:ジェローム +5 +1 +1 -2 -1 +6 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 基本的にはフレデリクが父親の場合と似たような能力になる。守備の上限補正は+6でこれはマイユニット絡みを除けば全子供ユニットでも最高級の値。

 ただし、フレデリクの時と異なり魔法ダメージを軽減できる『聖盾』が無いのがネック。ジェロームは自前で僧侶適正を持つのでフレデリク側でも『回復』を習得でき、カラム側の明確なメリットが1つ減ってしまっているのは痛い。比較してみると盾としての適性は若干落ちると言わざるを得ない。また、フレデリク同様に速さのマイナス補正が大きく、素早い相手に大して追撃がかかりにくい&回避しにくい欠点もある。


 守備はバツグンに高く、物理攻撃相手なら特効の矢を受けても耐えられるだけの耐久性はあるにはあるが、欠点も多い。基本的には長所も短所もフレデリク父の時と似通っているが、『聖盾』が無い分、魔法には更に弱い。敵に魔法使いが多くいる場面では使いどころには十分注意したい。


【オススメ父親8位】ヴィオール
クラス適性: ドラゴンナイト系(カブリ)、戦士系、僧侶系
アーチャー系魔道士系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:ジェローム +4 +1 +2 +2 0 +1 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価 ☆☆☆
 ヴィオール×セルジュは、ヴァルム大陸・ヴィオール公爵家の人間同士の主従カップル。

 パラメータ的には力・守備が低いヴィオールと技・速さの低いセルジュ、お互いの弱点を補強し合えるバランス型と言える。それでいて力の伸びが下がったりもしないのは一応は長所と言えるか。

 職はドラゴンナイト系が被り、アーチャー系・魔道士系の2系統が追加される。まったく別分野の職なので、どの系統で使おうとすると欲しい要素が足りない事が多いのが難点。

 初期のドラゴンナイト系で使うならば『弓殺し』で回避を底上げできるのは嬉しいが、『斧の達人』や『月光』を持たないため、どうしても攻撃の威力では見劣りしてしまう。

 下位にランクしたキャラは比較的似た傾向で、強化される方向性が散っている割にその方向性に適した能力・スキルに欠けているため、どう使っても物足りなさを感じる、といったもの。まぁ最低でも親+αであり、親と同等レベルの実力はある子供ユニットにあれこれと文句言うのも失礼かも、ですが。


【オススメ父親9位】リベラ
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系、僧侶系(カブリ)
魔道士系ダークマージ系+2種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:ジェローム +4 +2 +1 0 0 +3 0 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 能力的にはセルジュの長所である力と守備に悪影響を及ぼさずに、弱点の魔防を少し底上げできる。そういった意味ではバランス型のカップリングと言える。

 職の素質は魔道士系とダークマージ系、2系統の魔法職が加わるが、僧侶と魔道士の上級職である賢者、魔道士とダークマージの上級職ダークナイトが被るため、上級職は2つしか増えないのが欠点。また、ジェロームは物理攻撃寄りの性能なので、魔法に関するスキルばっかり追加されても殆ど有難味が無いという欠点もある。

 スキルは『呪い』系2種や『復讐』は魔法に限らずオールマイティに使えるのだが、『魔の達人』だの『魔力+2』だの増えても大して嬉しくないと言う。

 とは言え、魔力の上限は+2あり、『魔の達人』をセットすれば、実は最終的には魔法の方がダメージが稼げたりする。キャラのイメージとはかけ離れるが、賢者やソーサラーで使ってみるのも実は悪くない。まぁ伸び的には俄然力寄りなので、結局は物理攻撃職の方が当面は合ってたりするのだが…。

 「ジェロームは黒くないとやだ!」と仰るアナタにはダークナイト辺りがオススメ。『魔の達人』で威力を底上げした魔法を使うもよし、元から高めの力を活かして剣で戦うもよし。そもそもダークナイトの色合いがやたら黒っぽいからジェロームのダークなイメージも崩さないぞ!!(笑)


【オススメ父親10位】ロンクー
クラス適性: ドラゴンナイト系(カブリ)、戦士系、僧侶系
剣士系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:ジェローム +4 +1 +3 +3 +1 +1 -3 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 パラメータ的には母セルジュの長所である力を下げずに弱点の技・速さを底上げできるのが利点と言える。力・技・速さは伸びも上限もそこそこ高いレベルでバランスが取れている。一方、守備と魔防は共に下げ幅が大きく、母親よりも低くなってしまうのはデメリット。

 職の素質はドラゴンナイト系を除く剣士系・盗賊系の2系統がプラス。ただし、剣士・盗賊上級職のアサシンが被るため、上級職追加は3種のみに留まる。

 スキルは威力を底上げできる物が少ないため、ややパワー不足。技は他の父親ユニットの時よりかなり高くなるので、『滅殺』や『流星』等の博打系スキルをセットして一発に期待するのも悪くはない…がジェロームはそれほど技が高い方ではないから、これら博打スキルとの相性は良いとは言い難い。『剣の達人』は覚えるので、斧を捨てて敢えて剣使いとして使って行くのも一風変わっていて面白いかも…。

 運用は盗賊系の豊富な移動スキルを活かすなら初期職のドラゴンナイト系で使うと良いと思うが、『弓殺し』や『太陽』などの特効や守備の脆さといった弱点を補強するスキルが無いため、むやみやたらに敵の一団に突っ込む使い方には向かない。飛んでいって攻撃したら、その攻撃で倒しきるか他のユニットで回収するか、何らかの工夫は必須となる。

 全体としては強化の方向性がチグハグでどう運用してもやや物足りなさを感じる構成になってしまうため、どうもしっくり来なかったりする。


【オススメ父親11位】ガイア
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系(カブリ)、僧侶系
盗賊系剣士系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:ジェローム +5 0 +1 +2 -1 +2 -1 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 パラメータ的には力を下げずに母セルジュの低い技・速さを底上げできるのは利点。ただし、魔力や魔防の低さは変わらず、幸運は母親よりも低くなってしまうデメリットはある。また、技・速さを底上げするなら同じ職構成のロンクーなりヴィオールなりの方がまだ効率が良い。

 スキル面では剣士系にて『剣の達人』を習得可能。ガイア×セルジュでのジェロームにとっては唯一の達人系スキルなので、高い力の上限を活かしてソードマスターなどで使うのもアリか。ただ、威力を底上げする奥義が無いため高い力に反して攻撃の威力はそれほどでもない。


 なんだかんだ欠点は並べたが、力を下げずに技・速さを底上げできるし、使ってみればそれほどダメダメでもなかったりする。
 …のだが、『ペガサスナイト系の素質が一人分パアになる』という欠点が致命的。ジェローム単体ならそれほどでも無いのだが、子世代全体で見ると損失が大きい。素直に他のカップリングにした方が効率はよろしいかと思う。


【オススメ父親ビリ】ドニ
クラス適性: ドラゴンナイト系、戦士系(カブリ)、僧侶系
村人系傭兵系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:ジェローム +5 0 -1 -1 +4 +4 -2 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 職の素質は戦士系が被るが、村人と傭兵系の2系統が追加。ただ、村人は上級職が無く上限値も低めで運用先としては実質傭兵系1系統しか増えないのは残念。奥義系のスキルはHP回復可能な『太陽』が加わるのは嬉しいが、爆発力のあるスキル、達人系のスキルは一切無いため母親の「数値は高いが最終的な威力はそれほどでも――」的な欠点もそのまま引きずってしまう。

 パラメータの上限値は幸運+3は『武器節約』と相性が良いダブルを駆使すれば幸運50確保もできるため、使用回数をきにせず貴重な錬成武器を使いまくれるのは嬉しい。その他、母セルジュが高い力と技を更に伸ばすことができる。一方、母親が低い技・速さ・魔防は父ドニも低いため、欠点は解消されない。基本的には母セルジュを一回り強くしたような感じのパラメータになる事が多い。

 まぁつまるところ、ユニットとしての性能は別にそんなに悪くはなかったりする。ただ、やっぱりドニとセルジュをくっつける事で、一人分『疾風迅雷』持ちユニットがムダになってしまうのが最大の欠点。

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