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新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

《支援会話》


【マイユニット女×ユベロ C】
ユベロ
う・・・うぅ・・・。

マイユニット女
ユベロ王子?どうされたのですか?

ユベロ
あ、あなたは(マイユニット)・・・。

マイユニット女
そんなに震えて・・・。
何かあったのですか?まさか敵が・・・。

ユベロ
ち、違うんだ。
ただ・・・ぼく・・・戦いのこと思い出したら、怖くなって・・・。
またこれからも戦場に出るかと思うと、震えが止まらなくて・・・。

マイユニット女
ユベロ王子・・・・・・。

ユベロ
だ、だって、ぼく今まで戦いなんてしたことなかったし・・・。
怖いんだ。
戦うのも、死ぬのも・・・すごく怖いよ・・・。

マイユニット女
ユベロ王子、死は誰でも恐れるものです。
恥じることはありません。
これからの戦いでは私の傍へ。
二人で共に戦えば、互いに心強いです。

ユベロ
う、うん・・・ありがとう。



【マイユニット女×ユベロ B】
ユベロ
ねえ、(マイユニット)はどうしてそんなに強いの?

マイユニット女
強い?いえ、私などまだまだ・・・。

ユベロ
ううん、ぼくから見たら、(マイユニット)はすごく強いよ。
戦う力ももちろん強いし、それに、心も・・・。

マイユニット女
心?

ユベロ
ぼくたちは戦争してるよね。
明日、戦場で急に死んじゃうかもしれない・・・。
なのに、(マイユニット)は勇敢に戦ってる。
どうしたら、(マイユニット)みたいに強くなれるの?

マイユニット女
そうですね・・・。
守りたいものがあれば、人は強くなれます。

ユベロ
守りたいもの・・・。

マイユニット女
はい。私はマルス様の近衛騎士。
マルス様をお守りする役目です。
あの方を守るためなら、私はどんな戦いも恐れない。
私一人の強さではないのです。
マルス様がいてくれるから、私も強くなれるのです。

ユベロ
そうなんだ・・・。

マイユニット女
ユベロ王子には、守りたい人はいますか?

ユベロ
ぼく?ぼくが守りたい人・・・。



【マイユニット女×ユベロ A】
マイユニット女
ユベロ王子、熱心ですね。
今日も訓練ですか?

ユベロ
あ、うん。
ぼく身体が弱いから、人よりいっぱい努力しなきゃ。
(マイユニット)が教えてくれた訓練、すごくきついけど・・・。

マイユニット女
無理はいけませんよ。戦いに障らぬように。

ユベロ
うん、ありがとう。
(マイユニット)。ぼく、もう怖くないよ。

マイユニット女
ユベロ王子・・・。

ユベロ
もちろん、戦いが全然怖くないって言ったらうそになるけど・・・。
それよりも、ぼく、強くなりたいんだ。
今までぼく、一人じゃ何もできなくて・・・いつも誰かに頼ってた。
ロレンス、ユミナ、オグマさん、それに(マイユニット)・・・。
みんなに守ってもらってばかりだった。
みんながいなくても、ぼくは一人でもちゃんと生きていけるようになりたい。
もっと強くなって・・・ぼくを守ってくれた人たちをぼくが守りたいんだ。

マイユニット女
良い決心です、ユベロ王子。
強くなられましたね。

ユベロ
ありがと。ぜんぶ(マイユニット)のおかげだよ。
ぼく、これからも頑張るからね!



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【マイユニット女×シリウス C】
シリウス
む、貴殿は・・・。

マイユニット女
(マイユニット)と申します。
・・・シリウス殿、でしたね。

シリウス
いかにも。・・・しかし、不躾だな。
その殺気は、もしやわたしに向いているのか。

マイユニット女
ええ。私は、貴殿を信用していません。
まず、顔や身分を隠している事。シリウスと言うのも、偽名でしょう。

シリウス
・・・。

マイユニット女
そして何より・・・隙が無さ過ぎます。
名のある、武人ですね。

シリウス
ふっ、隙の無さなど・・・。
そのような事、戦場では、当たり前であろう。

マイユニット女
誤魔化さないで。
貴殿の、騎士としての力はその程度ではないはずです!
教えなさい、あなたの素性を。

シリウス
話せぬ、と言ったら?

マイユニット女
マルス様は、お優しい方・・・。
けれど、そこにつけこむ悪党もいます。
私はそのような者たちからマルス様を守ります。
この命にかけて。

シリウス
残念だが、話し合いでは解決できぬようだな。

マイユニット女
ええ。

シリウス
では、参る。

マイユニット女
なっ!?速・・・過ぎる。

シリウス
峰打ちだ。すぐに、冷やしておけ。

マイユニット女
く・・・っ。



【マイユニット女×シリウス B】
マイユニット女
シリウス殿!

シリウス
(マイユニット)殿か。

マイユニット女
先日は、無礼を働きました。申し訳ありません!
戦場での、貴殿の戦いぶり・・・、誠の、騎士のものでした。

シリウス
いや、良いのだ。どうか頭を上げられよ。
わたしの方こそ、先日は結果的に、貴殿を試すような事態を招いてしまった。
この通りだ。どうか、許して欲しい。

マイユニット女
な・・・!
シリウス殿、どうして貴殿が頭を伏せられるのです!

シリウス
先日の、貴殿の行動は一人の主君に仕える者として正しかったと、思っている。
わたしは知っている。
その行動を、起こせなかったが故に悲劇を生み出した者を。

マイユニット女
シリウス・・・殿?

シリウス
(マイユニット)殿。先日の、貴殿の問いにお答えしよう。
私の、真の名は・・・。

マイユニット女
いえ、シリウス殿。もう、いいのです。
私はきっと・・・その事実を知らぬ方が良いのでしょう?

シリウス


マイユニット女
貴殿の事は、剣を交えた際に良く分かりました。
何より、マルス様が認めた者に悪人など・・・いるはずも無かったのです。

シリウス
(マイユニット)殿・・・。

マイユニット女
シリウス殿。
これからも、よろしく頼みます。

シリウス
かたじけない。 



【マイユニット女×シリウス A】
マイユニット女
シリウス殿。

シリウス
(マイユニット)殿か。

マイユニット女
これは・・・、武器の手入れをしているのですね。

シリウス
ああ。
かつての任務にて、武器が尽き・・・不覚を取った事を、思い出してな。

マイユニット女
なっ、シリウス殿が、そのような・・・。
それは何か、特別な任務だったのですか?

シリウス
うむ。
要人警護・・・いや、亡命幇助と言う方が、正しかったか。
少数の騎兵と共に、一人の司祭を護り・・・盗賊の居る山を駆け抜ける。
そんな作戦だった。

マイユニット女
護る事と、駆ける事の両方・・・。
困難な、作戦ですね。

シリウス
ああ。
何より・・・敵の数が膨大でな。
如何に強力な剛槍とて、折れてしまえば、それまでだった。

マイユニット女
そう・・・でしょうね。

シリウス
まあ、それもあるが・・・武器の手入れの理由は、他にもある。

マイユニット女
えっ、それは何ですか?

シリウス
主君を慕う、有能な兵に突然、斬りかかられては敵わぬからな。

マイユニット女
あ、あれは・・・本当に、申し訳ありませんでした・・・。

シリウス
ふふ、失礼。

マイユニット女
・・・!人の気配・・・!

シリウス
(マイユニット)殿、後ろだ!

マイユニット女
なっ、しまった・・・!?

シリウス
危ない!

マイユニット女
・・・!!・・・助かった、のね。
どうやら、敵は逃げ去ったみたい・・・。
すみません。
あなたが突き飛ばしてくれなければ今頃わたしは・・・

シリウス殿。仮面が・・・!

シリウス
・・・今、見たものは全て忘れて欲しい。
それで、貸し借りは無しだ。

マイユニット女
ええ、分かったわ。



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【マイユニット女×リカード C】
マイユニット女
あなたはジュリアン殿の・・・。

リカード
そう、弟分!リカート様とはおいらのことさ!
そう言うあんたは・・・?

マイユニット女
マルス様の近衛騎士、(マイユニット)と言います。

リカード
・・・げっ、騎士サマ。
じゃあ用は無いね。あばよ!

マイユニット女
あ、リカード殿?



【マイユニット女×リカード B】
マイユニット女
げほっ、げほっ。

リカード
・・・・・・あーあー、何やってるんだよ。
真っ黒焦げじゃないか。

マイユニット女
リカード殿?
すみません、どうも料理は得意ではなくて・・・。

リカード
見ちゃいられない。
貸しなっ、やってやるよ。

マイユニット女
あ、ありがとうございます・・・。

リカード
よっ・・・と。
それにしても、騎士サマがなんでこんな事を?
下っ端に任せりゃいいんじゃないの?

マイユニット女
いえ、私もちゃんと作れるようになりたいのです。
それに食事作りに下も上もないでしょう。

リカード
へぇ・・・。
・・・騎士サマって威張り散らすヤツばかりだと思ってたけど、
あんたみたいなのもいるんだな。

マイユニット女

何か?

リカード
なんでもないよ。
ほらほら、そっち焦げてるって。

マイユニット女
ああっ・・・、大変!



【マイユニット女×リカード A】
マイユニット女
リカード殿。
この間の料理ですが・・・。

リカード
お、どうだった?

マイユニット女
隊の皆に振る舞ったら、驚かれました・・・。
すぐに種明かししましたが。

リカード
黙っときゃいいのに。
ほとんど(マイユニット)さんが
作ったようなものなんだからさ。

マイユニット女
そういうわけにも・・・。
ありがとうございました。

リカード
べっ、別にあんたのためじゃないさ。
おいら手先が器用だから、騎士サマにはできないこともできるってだけ。

マイユニット女
本当にそうですね。
リカード殿、また教えてください。

リカード
・・・あんたは変わってるよな。
いいよ。おいらだって
黒焦げ食べるのやだもんな。



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【マイユニット女×サムトー C】
マイユニット女
!?

ナバール(?)
誰でも良い・・・。
今宵の我が必殺剣は血に飢えておる・・・。

マイユニット女
な・・・・・・。

ナバール(?)
ふむ・・・。お前は見逃してやろう・・・。
おれは女を斬る剣は持ってはおらぬ・・・。
特にお前のように美しい女は・・・。

マイユニット女
う、美しい?

もしや・・・!サムトー殿!?

サムトー
あれ?おかしいな、ばれちまったか?

マイユニット女
やっぱり!

サムトー
どうだい、そっくりだったろ?
厄介ごとに巻き込まれた時もこれ一発でみんな逃げてくから便利なんだよなー。
女の子にもきゃーきゃー言われるしさ。

マイユニット女
またそんなことを・・・。
ふざけてばかりいるとマルス様に怒られますよ。

サムトー
悪い悪い、けど別にふざけてたってわけじゃないぜ。
(マイユニット)が美しいっていうのは本当の気持ちだからさ。

マイユニット女
なっ・・・!?じょ、冗談はやめてください!
失礼します!

サムトー
あ、おい(マイユニット)。
照れちゃって、可愛いとこあるんだなー。



【マイユニット女×サムトー B】
サムトー
あの子はいい子だけど、既に相手がいるしなあ。
あの子はまだ幼いから俺の守備範囲外、と。
あの子はちょっと・・・強気過ぎるか?
だがそれもまたいいかも・・・。

マイユニット女
・・・さっきから一人でぶつぶつと・・・。
何の話ですか?

サムトー
ん?ああ、この軍って、可愛い女の子が多いなーって思ってたんだ。

マイユニット女
言われてみれば、そうかもしれませんね。
考えたこともありませんでした。

サムトー
もちろん(マイユニット)も、その中の一人だぜ。

マイユニット女
・・・なっ!?私は一介の騎士で、女であることを捨てた身です!
可愛いだなんて・・・!

サムトー
そういう反応がまた、可愛らしいんだよなぁ。

マイユニット女
そ、そんなことっ!・・・し、失礼しますっ!!

サムトー
おーい、(マイユニット)!・・・いっちまったか。
からかいすぎたかな?



【マイユニット女×サムトー A】
サムトー
おーい(マイユニット)ちゃん。」

マイユニット女
・・・。

サムトー
あれ、まだ怒ってるの?
純情なんだなー(マイユニット)ちゃんは。
ま、そういうとこがまた可愛いんだけど。

マイユニット女
・・・いいえ、もう怒ってなどいません。

サムトー
あ、良かった。
じゃあさ、これから俺と一緒にどこか行かない?

マイユニット女
そうですね・・・では、ご一緒に手合わせをお願いします。

サムトー
手合わせ?
もちろん構わないけど、手加減してくれるよな?
(マイユニット)ちゃんが本気出したら俺下手すりゃ死んじゃうし・・・。

マイユニット女
・・・その時はその時です。

サムトー
え?あれ?
(マイユニット)ちゃんなんか目が怖いんだけど・・・。
怒ってる?やっぱりめちゃめちゃ怒ってる?

マイユニット女
では、参ります・・・。覚悟!

サムトー
ちょ、ちょっとまっ・・・!わーーっ!



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【マイユニット女×ウェンデル C】
ウェンデル
・・・つまり星のカケラとは、十二に分かれた星のオーブの断片であり、
それぞれが十二宮にちなんだ名前と効果をもっているわけです。

マイユニット女
なるほど・・・勉強になります。
ウェンデル様は何でもご存知なのですね。

ウェンデル
いえいえ、わたしの知識はほとんどがガト―様から教えていただいたものです。

マイユニット女
ガトー様・・・。
そう言えば、ウェンデル様はガトー様と親しいのですね。

ウェンデル
いえいえ、親しいなど恐れ多い・・・。
あの方はわたしなどからすれば及びもつかないお方です。

マイユニット女
そうなのですか?

ウェンデル
ええ。(マイユニット)殿、
あなたはガトー様にどんな印象をお持ちですか?

マイユニット女
そうですね・・・。
魔道を使って遠くから話をされたり急に空から出現されたり、
ちょっと変わった人だな・・・という印象です。
あと、もったいぶらずに一緒に戦ってくれれば嬉しいのに、とも・・・。

ウェンデル
な、なんと恐れ多い・・・。
いけませんよ(マイユニット)殿。そのような失礼な・・・。
ガトー様は我々にとって、いや人間にとっては神の如きお方なのですから。

マイユニット女
そうなのですか?

ウェンデル
ええ。
一度詳しくお教えしなければならないようですね・・・。



【マイユニット女×ウェンデル B】
ウェンデル
(マイユニット)殿は英雄アンリをご存知ですね?

マイユニット女
はい、もちろんです。
マルス様の祖先であり、アリティアの建国王・・・。

ウェンデル
ええ、そしてファルシオンを手にメディウスを打ち倒した世界の救い手・・・。
そのアンリにファルシオンを授けたという北の賢者・・・。
その方こそ、ガトー様のことなのです。

マイユニット女
そうだったのですね・・・。
ではガトー様は、私たちの祖先を救ってくれた私にとっても恩人にあたる方。

ウェンデル
ええ、それに先の暗黒戦争でマルス様が戦われている時。
マルス様を導き、魔王ガーネフを倒すスターライトを授けた人物・・・。
その方もまた、ガトー様なのです。

マイユニット女
そ、そうだったのですね!
ではガトー様は、マルス様にとっても、私にとっても恩人。

ウェンデル
ええ、ええ。

マイユニット女
ただ、分からないのですが、なぜ自分のもとへ来いと仰るのでしょう?
魔道で自在に移動できるのなら、来てくださっても良さそうに思うのですが・・・。

ウェンデル
それがガトー様の試練なのですよ。
何があろうと世界を救う、それだけの覚悟を持った者でなければ、ガトー様の授ける力を使うことはできない・・・。
そのための試練なのです。

マイユニット女
なるほど、ガトー様にはそのような深遠なお考えが・・・。
ただのちょっと変わった人ではなかったのですね・・・。

ウェンデル
ええ。そうですよもちろん・・・。



【マイユニット女×ウェンデル A】
ウェンデル
(マイユニット)殿、この間はガトー様とアリティアのかかわりをお話ししましたが、
ガトー様の偉業はもちろん、それだけにとどまりません。
我々がカダインで学んでいる魔道・・・その魔道そのものを人に授けた方こそ、ガトー様なのです。

マイユニット女
魔道そのもの・・・?

ウェンデル
ええ。ガトー様がいなければ、この世界には魔道は無かったのですよ。

マイユニット女
そ、それは・・・!
とてつもなく凄い方なのですね・・・。

ウェンデル
ええ、もっとも・・・ガトー様は元々人を助けるために魔道をお与えになりました。
だから、魔道が人々の戦いの道具となることを嘆いておられましたね・・・。

マイユニット女
知識だけでなく、良識までお持ちとは・・・。
感銘を受けるばかりです。
ガトー様は本当に素晴らしい方なのですね。

ウェンデル
ええ。お分かりいただけましたか?

マイユニット女
はい、今までの私を恥じています。
ガトー様・・・今までちょっと変わった人なんて言ってすみませんでした・・・。

ウェンデル
そうそう、それで良いのですよ。
ガトー様はこの世界のすべてを常に見ておられますから。
あなたの今の言葉も、きっとガトー様に届いたことでしょう。

マイユニット女
ガトー様ありがとうございます!
これからも私たちをお守りください!

ウェンデル
あ、いえいえ。
そのように大声で叫ばずとも大丈夫ですよ・・・。



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【マイユニット女×シーダ C】
マイユニット女

なんだろう、良い匂い・・・。

シーダ
あら、(マイユニット)。ちょうど良かったわ。
残り物でシチューを作ってみたの。
良かったらどう?

マイユニット女
シーダ様がお料理を?

シーダ
ええ。
マルス様に食べてもらいたくて。

マイユニット女
ああ、それはいいですね。では失礼して・・・。

美味しいです!すごく・・・。

シーダ
良かった。
マルス様にも喜んでもらえるかしら?

マイユニット女
はい、間違いないです。こんなに美味しいのですから。
シーダ様はタリス王女であられるのに、料理までお上手なのですね・・・。

シーダ
王女と言っても、わたしのタリスは海に囲まれた小さな国だから。
わたし、子供の頃からあちこち外へ遊び回ってたの。
お転婆ってよく言われたっけ。

マイユニット女
そうなのですか・・・意外です。   
あ、そう言えば・・・。

シーダ


マイユニット女
以前、私たち騎士見習いの訓練で、シーダ様がお相手をしてくださったことがありましたね。 
王女が私たちの対戦相手になるなんて・・・とびっくりしたことを憶えています。

シーダ
ああ、そうね。
あの時もおやめくださいってみんなに止められたのだけど・・・。
やっぱりわたし、お転婆なのかしら?



【マイユニット女×シーダ B】
マイユニット女
あ、また良い匂い・・・。
シーダ様、またお料理を?

シーダ
ええ。
今日はね、お菓子を作ったの。みんなにあげようと思って・・・。
はい。これは(マイユニット)に。

マイユニット女
ありがとうございます。
こんなに手の込んだお菓子を・・・。
マルス様もきっと感激されますよ。

シーダ
ふふ。ありがとう。

マイユニット女
・・・私も料理を覚えようかな。
シーダ様みたいに料理ができたなら少しは女らしくなるかも・・・。

シーダ
(マイユニット)は料理は苦手?

マイユニット女
はい。苦手です。
子供の頃、祖父にも言われました。
お前の料理は鋼の味がすると・・・。

シーダ
まあ。

マイユニット女
何度か料理に挑戦しようとしたのですが・・・祖父に止められました。
私が世界一強くなりたいと言うと、祖父は言うのです。
お前なら必ずできる、と。
でも私が夕食を作りたいと言うと、祖父は言うのです。
どうしても夕食を作ると言うのなら、このわしを倒してからにしろと・・・。

シーダ
まあ。

マイユニット女
私は男の子のように、育てられましたから・・・
女の子らしいことは何もできなくて・・・。
でも、シーダ様のようにお菓子を作って、誰かにプレゼントできたら素敵ですね・・・。

シーダ
あら。
もしかして(マイユニット)、気になる人でもいるの?

マイユニット女
い、いえ、そんな人いません!

シーダ
恥ずかしがらなくてもいいじゃない。
女の子同士なんだから。

マイユニット女
そ、そういうのはその、苦手で・・・。



【マイユニット女×シーダ A】
マイユニット女
シーダ様、良い匂いがします。

シーダ
あ、じゃあそろそろ出来たかしら。
開けてみて。

マイユニット女
わあ・・・。
すごい、こんなお菓子を私が・・・。

シーダ
すごく良く出来てるわ、(マイユニット)。
じゃあ、味見してみましょう。

マイユニット女
はい!

シーダ
じゃあ、いただきます。

これは・・・。

マイユニット女
ど、どうですか?

シーダ
・・・・・・。
・・・(マイユニット)、気にしないでね。
わたし思うの。
失敗を繰り返して、人は成長していくんだって・・・。

マイユニット女
そんなに無理に良い話っぽくしていただかなくとも、まずい時は言っていただければ・・・。
や、やっぱり鋼の味がしますか・・・?

シーダ
す、少しね。
いえ、少しじゃないかもしれないけど・・・大丈夫よ、(マイユニット)。
そのうちきっとうまくいくわ、ね?

マイユニット女
はい、頑張ります。
シーダ様、ありがとうございます。
私、嬉しいです。
シーダ様のような方に教えていただけて・・・。

シーダ
気にしないで。わたしだって、あなたと一緒に過ごす時間が楽しいの。
あなたは真面目な人なのに、とても可愛いところがあって・・・。
(マイユニット)、わたし、あなたのことが好きよ。

マイユニット女
シ、シーダ様・・・。

シーダ
ねえ、(マイユニット)。
これからもずっと友達でいてね。
いつか、戦争が終わって平和になったら、あなたとわたしとマルス様と・・・
こんなふうに幸せな時間を過ごせたらいいな・・・。

マイユニット女
はい・・・。



戻る


【マイユニット女×バーツ C】
バーツ
おう、お前!

マイユニット女
は、はい?

バーツ
確か・・・(マイユニット)、だったか。
なるほど、確かに・・・。

マイユニット女
な、なんですかあなたは・・・。
人をそんなに見て。

バーツ
おっと、悪い!おれはバーツだ。
ところでその体・・・お前、本当に女か?

マイユニット女
なっ!!どういう意味ですか!

バーツ
あー、いや! すまねえ!
言い方が悪かった!

マイユニット女
・・・では、何と言いたかったのですか。

バーツ
・・・鍛え方だ。無駄のねえ、騎士向きの体だ。

マイユニット女
そう、でしょうか?

バーツ
ああ、おれには分かる。
よほど良い師に恵まれたようだな。

マイユニット女
師は、私の祖父です。
そう言われると、悪い気はしません。
しかし、そんな事まで分かるのですか?

バーツ
ああ。
おれは、暗黒戦争の後いろいろな事をしていたからな。

マイユニット女
えっ、暗黒戦争?
・・・という事は、あなたはかつてマルス様と共に戦ったと・・・?

バーツ
まあ、そんな事もあったな。

マイユニット女

それは失礼しました。バーツ、殿・・・。

バーツ
バーツでいい。
また会おう、(マイユニット)!



【マイユニット女×バーツ B】
マイユニット女
バーツさん。聞きたい事があります。

バーツ
おう、(マイユニット)か!何だ、言ってみろ。

マイユニット女
あなたは、暗黒戦争の後に色々な事をしていた、と仰っていましたが・・・
何をされていたのですか?

バーツ
ああー、その話か。
別に構わねえが・・・何故、そんな事を聞くんだ?

マイユニット女
私は、幼い頃から騎士を目指すようにと、育てられてきました。
ですが・・・。

バーツ
・・・興味でも沸いたか?

マイユニット女
・・・はい。
騎士の道を捨てようとは、思いません。
けれど、他の道を歩まれた方の話をもし聞けるのなら、伺いたいと・・・。

バーツ
そうか。
あまり、面白い話ではねえだろうが、後で文句を付けるなよ?

マイユニット女
いえ・・・それはありません。
私の祖父は、「世の中に無駄な事は一つも無い」と申しておりました。

バーツ
ふっ、つくづく良い師を持ったな!
いいだろう。では聞け、(マイユニット)。
まずはタリスだな。次はアカネイアか・・・。おっと、海賊の話もあったな・・・。

マイユニット女
えっ、海賊!?



【マイユニット女×バーツ A】
バーツ
(マイユニット)!
あの時以来か、お前と話をするのは。

マイユニット女
ええ、バーツさん。
あなたの生き様、確かに聞かせて頂きました。

バーツ
そうだったな。
随分と話しこんじまったぜ。

マイユニット女
人の人生にはいくつもの選択肢があるのだと・・・、そう、感じました。

バーツ
おお、なかなか言うようになったな!
・・・で、だ。
どう思ったんだ?お前は。

マイユニット女
私は、マルス様を守ります。例え何が起ころうとも。
あの方をお守りすることで、世の中が変わっていくと・・・
そう、信じていますから。

バーツ
・・・良い答えだ!
それでこそ、おれの背中を預けられる。
全く、今の言葉、サジやマジにも聞かせてやりてえぜ!

マイユニット女
それは・・・どうして?

バーツ
あいつらは、傭兵稼業が長過ぎたんだ。
だからおれは、戦いの無い時代の生き方を
見せてやりたかったのさ。

マイユニット女
ああ、そういう事でしたか。
私が話す分には、構いません。
ですが、あなたは・・・それを望んでいないのでは?

バーツ
ほう、何故そう思った?

マイユニット女
あいつらには、自分自身の生き方で示したい。
あなたは今、そういう顔をしています。

バーツ
・・・ははは!こいつは一本取られたな!
その通りだ、(マイユニット)。
じゃあ、こんな戦いはさっさと終わらせて・・・、おれは、次の生き方に移らせて貰うぜ!

マイユニット女
はい!共に戦いましょう!



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