縮緬遊戯堂
ファイアーエムブレム
新・紋章の謎〜光と影の英雄〜

《支援会話》


【マイユニット女×マリク C】
マリク
(マイユニット)、今までマルス様をお守りしてくれてありがとう。

マイユニット女
はい、マリク殿にもお願いされましたからね。

マリク
アリティアが落とされたと聞いて、気が気じゃなかったんだ。

マイユニット女
はい、私たちの祖国アリティアは・・・。

マリク
そっちは君たちがいなかったんだ。
仕方ないよ。
マルス様が無事だったことが、不幸中の幸いだ。
ぼくも合流できたからには力の限りを尽くすよ。

マイユニット女
はい。マリク殿がいてくれれば心強いです。



【マイユニット女×マリク B】
マリク
・・・・・・・・・・・・。
(マイユニット)?

マイユニット女
すみません、お邪魔でしたね。

マリク
いや、いいんだ。
こうやって目を閉じて風を身体で感じていると・・・
心が自由になって集中できるんだ。

マイユニット女
そう言えば、マリク殿は風の魔道士という異名があるんでしたね。

マリク
うん。エクスカリバーをよく使うから風の魔道士なんて
呼ばれるようになったんだろうね。

マイユニット女
風の魔道エクスカリバー・・・。
マリク殿に相応しい魔法だと思います。

マリク
そうだね・・・でも、ぼくがエクスカリバーを選んだんじゃなくて、
エクスカリバーがぼくを選んだ、と言ったら驚くかな?

マイユニット女
エクスカリバーが?マリク殿を?

マリク
そうなんだ。
ウェンデル先生はあの日、ぼくにエクスカリバーをエルレーンにトロンを与えてくださった。
それはぼくがエルレーンより優れていたから、という訳じゃなくて魔法の性格の問題だったんだ。

マイユニット女
魔法の性格?

マリク
ごく稀になんだけど、意志をもった魔法がある。
魔法自身が、使う側を選ぶんだ。
エクスカリバーもその一つ。
ぼくとの相性が良かったんだろうね。
エクスカリバーはぼくを選んでくれた。

マイユニット女
魔法が人を選ぶ・・・。

マリク
そう。だから、ぼくが風の魔道士になったのはたまたまなんだよ。
ちょっとどこかが違っただけで、エルレーンが風の魔道士と呼ばれるようになったんだろうから。

マイユニット女
そうなのですか・・・。
しかし、マリク殿に風の魔法は本当に似合っていると思います。
エクスカリバーは、マリク殿のそういう穏やかな性格を好きになったのでしょう。
マリク殿は風の魔法に好かれるくらい魅力的な方なのですよ、きっと

マリク
ははっ、それは嬉しいな。ありがとう。



【マイユニット女×マリク A】
マイユニット女
マリク殿はこの戦いが終わったら、どうするのですか?

マリク
そうだね、まだ決めていない。
平和になったら、色々やりたいこともあるしね。
でも、それも全部エリス様を取り戻した後のことだ。

マイユニット女
エリス様・・・。

マリク
うん、ぼくは暗黒戦争の時も・・・今回もエリス様を守りきれなかった。
アリティアを離れて、これほど後悔したことはないよ。
今度こそ、絶対に離れずにエリス様を守る。
ぼくは、それだけのために力を磨いたんだ。
ぼくの・・・本当に守りたい人・・・エリス様のために。

マイユニット女
・・・そんなにもエリス様のことが・・・。
頑張りましょうね、マリク殿。
一刻も早くエリス様をお助けしましょう。

マリク
ああ!



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【マイユニット女×エルレーンC】
エルレーン
貴様が(マイユニット)か。
ふん、聞いていたほどの男には見えんがな。

マイユニット女
いえ、私、女ですけど・・・。
エルレーン殿・・・、どこかで私のことをご存知だったのですか?

エルレーン
マリクが以前、貴様のことを話していた。
頼もしい騎士が王子についたとな。
ふん、だがやはりマリクの言うことなどあてにはならん。
貴様程度の実力では、この先が思いやられるな。

マイユニット女
ええ。
私はまだまだ訓練が必要です。

エルレーン
・・・なんだと?
認めるのか?

マイユニット女
ええ。私はもっと強くなりたい。
マルス様のために。

エルレーン
誰かのために、か・・・。
ふん、まるでマリクのようなことを言う。
だが、俺は貴様などには負けん。戦いで遅れを取る気はないぞ。



【マイユニット女×エルレーンB】
マイユニット女
はっ!はっ!はぁっ!

エルレーン
ふん、原始的な訓練もあったものだな。
それがアリティアの訓練とやらか?

マイユニット女
エルレーン殿。
いえ、これは私の自主訓練です。
アリティアの騎士訓練は仲間同士で協力することの大切さを学びます。

エルレーン
仲間だと?
くだらんな。マリクが好きそうなセリフだ。
そんななれ合いでは強くなることなどできはしない。
共に学ぶ者たちは仲間などではない。
皆、敵だ。
だから、俺はマリクに何度も甘いと言ってやったのだ・・・。

マイユニット女
あなたは・・・マリク殿を随分意識されているのですね。

エルレーン
ば、馬鹿を言え!
なぜ俺がマリクのことなど意識せねばならん。

マイユニット女
でも、私と話していても何かと言えばマリクマリクと・・・。

エルレーン
だ、黙れ。
俺はあんな奴のことなど一度も考えたことは無い。
ふん、貴様といると調子が狂わされる。
まるであのマリクそっくり・・・。

マイユニット女
・・・・・・ほら、また。

エルレーン
だ、黙れ!
話はもう終わりだ!



【マイユニット女×エルレーンA】
エルレーン
ふん、(マイユニット)。
貴様ごときがまだ生きていたか。

マイユニット女
エルレーン、あなたも無事で良かった。
共に戦った仲間と、こうして生きて話せるのは嬉しいものね。

エルレーン
・・・ふん、俺に仲間などいない。

マイユニット女
仲間などいない、か・・・。
あなたのいたカダインの学院でもそうだったの?

エルレーン
当然だ。
周りの馬鹿共と俺は違うのだからな。
周りが俺を遠ざけ、俺も周りに冷笑で返した。
俺はずっと一人だった。

マイユニット女
・・・・・・。

エルレーン
だが、そうだな・・・。
マリクの奴だけは、違った。
友達になりたいと、あいつはそう言った。
何度無視しても・・・。馬鹿馬鹿しい話だ。
誰からも嫌われ、影口と叩かれている俺と・・・
そんな俺と・・・どうして友達になりたいなどと・・・。

マイユニット女
エルレーン・・・。
やっぱり、マリク殿はあなたにとって大切な友人だったのね・・・。
ただ、不幸な行き違いがあっただけ。
本当は、あなたはマリク殿を・・・。

エルレーン
ば、馬鹿を言うな。
マリクのことなど俺は・・・!
ふん、貴様といると調子が狂わされてばかりだ。
帰らせてもらう!

マイユニット女
ええ、気が向いたらまた来て。
それから・・・私も、あなたと友になりたい。
そう望んでるわ。

エルレーン
・・・そういうところまでマリクに似ているな。
ふん、まったく腹立たしい連中だ・・・。



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【マイユニット女×ダイス C】
ダイス
いよっ、と。
ちっ、表か。

マイユニット女
ダイス殿。

ダイス
おう、お前さんは確か・・・(マイユニット)だったか。

マイユニット女
はい。そのコインで何を?

ダイス
ああ、こいつか。
賭けに使うコインでな、表が出やすいようにちょいと細工がしてある。
丁度いい。(マイユニット)さんよ、ちょっと賭けをしねえか?

マイユニット女
えっ?
すみません、賭け事はちょっと・・・。

ダイス
まあまあ!
そう堅い事言いなさんなって。一回でいいからよ。
そらよっ・・・と!さあ、どっちに張る!?

マイユニット女
仕方ないですね。じゃあ、表で。

ダイス
よし、なら俺は裏だ。・・・来い!

マイユニット女
表、ですね。

ダイス
ああ。

マイユニット女
では、私はこれで。

ダイス
ま、待て。もう一回頼む!

マイユニット女
・・・一回、って言いませんでしたっけ。



【マイユニット女×ダイス B】
ダイス
おーい、(マイユニット)さんよ!

マイユニット女
・・・ダイス殿。何でしょうか。

ダイス
頼む!俺と賭けをしてくれ!
もう一度だけでいいからよ。

マイユニット女
お断りします。
そう言って、あれから何度も私に挑んで来たじゃないですか。

ダイス
ん?まあ、そんな事もあったか。
だが今度こそ本当に最後だ!
頼む!

マイユニット女
もう、ダイス殿はいつも賭け事ばかり・・・。
娘さんも、さぞ苦労していたのでしょうね。

ダイス
おっ?俺に説教か?

マイユニット女
説教・・・という程ではありませんが。

ダイス
そう言うお前さんこそ、王子さんに張ったんだろ?

マイユニット女
むっ、何を言うかと思えば・・・。
マルス様が負けるはずがないでしょう。
だから、賭け事とは違います。
そのような事と一緒にして欲しくありません。

ダイス
はあ?一緒だろ。
まず、自分にやれる事を死ぬ気で考えて、行動する。
結果は、後から付いてくるだけよ。

マイユニット女
・・・。

ダイス
お前さんの場合は・・・そうだな。
負ける可能性を王子さんと違う角度から見出して、事前に取り除く。
んで、後は王子さんの行動次第。
って所だろ?

マイユニット女
まあ、それはその通りです。

ダイス
だからよ、賭けをやるって事はだな・・・。

マイユニット女
その手には乗りません。

ダイス
ちっ、ダメか!



【マイユニット女×ダイス A】
マイユニット女
ダイス殿。

ダイス
おお、(マイユニット)じゃねえか。
珍しいな、お前さんから声を掛けてくるとはよ。

マイユニット女
そうですね。

ダイス
おっ、さてはようやく賭けの良さが分かってきたか?

マイユニット女
いいえ、全く。

ダイス
なんだ・・・。面白くねえな。
じゃあ、何だ?

マイユニット女
質問があります。
ダイス殿が、私と賭けをする時に使っていた道具。
あれは決まって、いつもダイス殿にとって不利なものだったと思います。

ダイス
ああ、あれか。

マイユニット女
なぜ、そのような事を?

ダイス
特に意味はねえ。

マイユニット女
では、わざと負けたと?

ダイス
・・・賭けをする時によ、出目ってのは、重要じゃねえんだな。

マイユニット女
えっ?

ダイス
重要なのは、ここぞって時にサイを振れるかどうかよ。
自分が積み上げたモンをパーっと使えるチャンスなんてな、人生にはそうありゃしねえ。

マイユニット女
それは、そうかも知れません。

ダイス
ああ、そう言うえばお前さんの王子さんには、そういうモンを感じてるぜ。
だから賭けた。

マイユニット女
・・・マルス様に。

ダイス
まあ、生憎俺が賭けられるもんはこの体一つしかねえけどな!

マイユニット女
良く分かりました。
ただ、ダイス殿に張られているという事が気掛かりですけど・・・。

ダイス
なんだお前、人を不幸の象徴みたいに。

マイユニット女
ふふ、すみません。

ダイス
よーし!
じゃあ景気付けに一勝負と行こうぜ!

マイユニット女
お断りします。

ダイス
ちっ、ダメか!



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【マイユニット女×ダロス C】
ダロス
えっほ、えっほ・・・。
ここは、汚れが多いなあ。念入りに、磨かないと。

マイユニット女
あら、あなたは?

ダロス
おいらは、ダロスだ。何か用か?

マイユニット女
私は、(マイユニット)。
用、と言うか・・・。
この掃除場所は、確か私の担当だったと思うけど。

ダロス
あー、すまねえ!
すぐ片づけるからちょっと、待ってくれよ。

マイユニット女
ええ、分かったわ。

ダロス
えっほ、えっほっと・・・。

マイユニット女
ん?ダロスさん。
片付ける、と言うのは掃除の事?

ダロス
ああ、そうだ。何か、まずかったか?

マイユニット女
いえ、まずくは無いんだけど・・・。

ダロス
おっ、そうか?
じゃあ、続けさせてもらうよ。

マイユニット女
えっ、ええ。床が、光っている・・・。
丁寧な仕事をする人ね。



【マイユニット女×ダロス B】
マイユニット女
・・・変ね。
壊れた武器の破棄はこの場所だったはずだけど・・・。

ダロス
おおーい、(マイユニット)。

マイユニット女
あら、ダロスさん。
この辺りで、壊れた武器を見なかったかしら?

ダロス
あー!
それなら、おいらが処分しておいたよ。

マイユニット女
ええっ、また・・・?
もしかして、ダロスさんはいつも他人の掃除まで、こなしているの?

ダロス
ああ、そうだよ。

マイユニット女
どうして、そんなに働くの?
ある程度は、人に任せてもいいでしょうに。

ダロス
・・・おいらが昔、海賊をやっていた事は知ってるよな?

マイユニット女
ええ。

ダロス
その中で・・・おいらは、沢山の大罪を犯してしまった。

マイユニット女
・・・。

ダロス
網に掛かった稚魚を、放流せずに料理してしまったんだ。

マイユニット女
えっ?

ダロス
また時には、余った食材を海に捨てるなんて事もあった・・・。

マイユニット女
ちょ、ちょっと待って。それは大罪なの?

ダロス
ああ・・・。今考えても、ぞっとするよ。



【マイユニット女×ダロス A】
マイユニット女
ダロスさん。

ダロス
おっ、(マイユニット)。

マイユニット女
聞きたい事があるんだけど、良いかしら。

ダロス
ああ、何でも聞いてくれ。

マイユニット女
先日、ダロスさんが海賊時代に犯したと言う、大罪について話してもらったと思うけど・・・。

ダロス
ああ・・・、あの話か。

マイユニット女
私には、それがものすごく大きな罪だとは、思えなかったの。
ダロスさん。あなたは何故、海賊になったの?

ダロス
・・・昔のことだ。
おいらは、乗組員として漁船に乗っていたんだ。
しかし、ある日船は海賊に襲われてしまった。
だから、おいらは近くにあった斧を持ち出した。
でも、海賊たちはおいらを襲わなかったんだ。

マイユニット女
それは、どうして?

ダロス
おいら、見た目がこんなだろ。
海賊の奴ら、おいらの事を味方だと、勘違いしやがった。
それから先は・・・前に、話した通りさ。

マイユニット女
じゃあ、他には何をしていたの?

ダロス
今と、同じだよ。
船倉の掃除と、雑用をやっていたな。

マイユニット女
・・・ふ。

ダロス
あっ、(マイユニット)。今、笑ったな。

マイユニット女
いえ、ごめんなさい。

ダロス
お、そうだ。(マイユニット)。

マイユニット女
何かしら?

ダロス
この戦いが終わったら、一度おいらの船に、乗りに来ないか?
美味い料理も出すぞ。

マイユニット女
ええ、喜んで!綺麗な、船なんでしょうね・・・。



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【マイユニット女×ロベルトC】
マイユニット女
ロベルト殿、背中に干し草が・・・。
また馬小屋へ行ってらっしゃったんですか?

ロベルト
また・・・ってよく知ってるね。

マイユニット女
よくお姿をお見かけしました。
馬の扱いによく慣れておられるとか。

ロベルト
何も特別なことはないよ。
馬に乗る人間だから少し分かるだけだ。

マイユニット女
そういうものですか・・・。

ロベルト
私はグルニア騎士だが、少々複雑な一門の出自でね。
子供の頃から馬に乗ることは多かった。

マイユニット女
あ、やっぱりそうなんですね。

ロベルト
やっぱりって?

マイユニット女
あ、いえ・・・馬の世話係の方が、感心しておられました。
馬と話ができそうなくらいで、きっと馬がお好きなんだろうって。

ロベルト
あの人もおしゃべりだな。
今、あそこには子馬がいるんだ。

マイユニット女
え、そうなんですか?

ロベルト
また見せてもらうといいと思うよ。



【マイユニット女×ロベルトB】
マイユニット女
ロベルト殿くらい馬と親しいと・・・、
やっぱり馬の言っていることが分かったりするのですか?

ロベルト
だしぬけに何?
そうだね・・・。してほしいことと嫌なことくらいは分かるけど。

マイユニット女
そうですか・・・。

ロベルト
がっかりした?

マイユニット女
いえ、そんなことは!
ただ以前ポニーの喋ることが分かるなんて人がいたものですから・・・。

ロベルト
本当に?うそっぽいなぁ・・・。

マイユニット女
本当なら素敵なのにと思ったんですが。

ロベルト
そうだね。
まぁでも、もし話ができたとしたら謝らないといけないだろうな。

マイユニット女
何をです?

ロベルト
こちらの都合で戦乱に巻き込んで申し訳ない、って。

マイユニット女
そうですね・・・。私もそう思います。



【マイユニット女×ロベルトA】
ロベルト
君は本当に何でもよく働くね・・・。

マイユニット女
ええ、それはマルス様の近衛騎士ですから。

ロベルト
近衛騎士は何でも屋か。

マイユニット女
それ、どなたかにも言われたような・・・。
あ、あの子馬はどんどん大きくなっていきますね。
見てるとつい笑みがこぼれます。

ロベルト
はは、そうだね。

マイユニット女
ロベルト殿には改めて大事なことを思い出させていただきました。

ロベルト
うん?

マイユニット女
戦わないで済むことが一番です。
もちろんそれがマルス様の望みだとは分かっていましたが・・・。

ロベルト
武器を持たぬ彼らと接して、戦わないことが一番だと思った?
・・・というか情が移ってしまったかな。

マイユニット女
はい、ちょっと身にしみました・・・。

ロベルト
負傷したのを見ると辛いね。

マイユニット女
はい、そうなんです。
今朝も傷の具合の悪い馬がいて・・・。
ロベルト殿、治療法に詳しいですか?
一緒に見てあげてくれませんか?

ロベルト
君の仕事がまた増えたみたいだね・・・。
分かった、様子を見に行こう。



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【マイユニット女×ライデン C】
ライデン
訓練か。今日も精が出るな。

マイユニット女
あ、ライデン殿。
こちらにおいでになるのは珍しいですね。

ライデン
その気力と体力には感服する。

マイユニット女
いえ、訓練は継続してこそですから。
・・・ですがあなたもこれくらい大したことないのでは?

ライデン
訓練だけならそうだが・・・先日は各小隊まで見て回っていたではないか。
それに料理まで・・・。近衛騎士は何でも屋なのか?

マイユニット女
よ、よくご存知ですね。
もちろん近衛騎士としての任務が最優先ですが、
多くの仲間と繋がりを持つことも大事と考えていますので。

ライデン
何故か聞いても?

マイユニット女
・・・それは、信頼が人を救うことがあると思っているからです。

ライデン
そしてそれは主君を救うことに繋がる・・・か?

マイユニット女
はい。

ライデン
不躾に、込み入ったことを聞いてすまなかったな。

マイユニット女
いいえ。お話できて光栄です。



【マイユニット女×ライデン B】
ライデン
・・・体力があるのは認めるが、
何でも自分でやり過ぎているように見える。

マイユニット女
私のことですか?

ライデン
人に頼むことも覚えた方が良い。
まぁいつまでも若くないのだから。

マイユニット女

なんてこと言うんですか!

ライデン
まぁ聞け。任せた方が人も育つ。

マイユニット女
・・・・・・。

ライデン
体力があるから、他の隊も見てやれる、料理も掃除もできる。
それは悪いことじゃない。
だが、お前ばかりが有能でも仕方ないだろう。

マイユニット女
・・・確かに一理あります。
ですが想像すると自分でやるより人に頼む方が難しい気がしますね・・・。

ライデン
(マイユニット)にとってはそうかもしれないな。
見ていると、昔の自分を思い出す。

マイユニット女
昔?

ライデン
ああ、私もお前のように自分でやらないと気の済まない性質だった。
だが、一人でできることには限界がある。
・・・過去の戦いで、そう思い知った。



【マイユニット女×ライデン A】
ライデン
(マイユニット)は、アリティア騎士に志願したのだそうだな。

マイユニット女
ええ、そうです。
マルス様にお仕えしたくてアリティア城の門を叩きました。

ライデン
自分で主君を選んだのだな。

マイユニット女
はい。お仕えするのがマルス様で本当に幸せと思っています。

ライデン
それは分かる。
私は主君を選ぶことは無かったが、
ただ、優れた将に仕えたことを誇りに思っている。

マイユニット女
カミュ殿・・・ですか。
ライデン殿がそう仰るのであれば間違いない人物なのでしょう。

ライデン
ああ。
・・・もしマルス様に何かあっても・・・お前はあの時の我らと同じように・・・。

マイユニット女
ライデン殿?何の話です?

ライデン
その時が来れば、話そう。



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