縮緬遊戯堂
ファイアーエムブレム
新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

《支援会話》


【マイユニット女×ベック C】
ベック
やあ、こんにちは。

マイユニット女
こんにちは、ベック殿。

ベック
あ、私のことはベックでいいですよ。
それと敬語はやめてください。
敬語ってよそよそしくて他人行儀じゃないですか。
そんなんじゃなくて、もっと普通に話しましょう。

マイユニット女
そうね・・・、じゃあ分かったわ。
そうさせてもらうわ、ベック。
これからよろしくね。

ベック
ええ、(マイユニット)殿。
こちらこそよろしくお願い致します。

マイユニット女
あ、そっちは敬語のままなのね・・・。
まあいいわ。
マルス殿から聞いたわ。    ←主君に対して“殿”でいいのか(笑
ベックは昔、シューターだったのね。

ベック
ええ。もともと私は軍にいたのです。
戦争が終わってからもシューターで各地を旅していたのですが、
そのうちシューターが動かなくなってしまって・・・。

マイユニット女
故障でもしたの?

ベック
いえ。実は・・・シューターを動かすには、
特殊な実からできる油が必要なのです。
その実が前の戦争以降、無くなってしまいまして、
攻撃はできるのですが、移動できないと旅はできません。
動かすのも一苦労ですからね。

マイユニット女
ああ、それでなのね・・・。
確かにこの戦争で敵のシューターは全く動けない様子だったわ。

ベック
ええ、それで旅をするために
シューターの代わりに選んだのが、この相棒でした。
子馬のボニーと言います。  (ヒヒーン)


マイユニット女
よく懐いているわ。良い馬ね。

ベック
ポニーのボニーです。  (ヒヒーン)

マイユニット女
そう。



【マイユニット女×ベック B】
ベック
ボニーはいい奴でしてね。
私の言うことをよく聞くんですよ。
寂しい時なんかも、話し相手になってくれますしね。

マイユニット女
話し相手に?

ベック
ええ。ボニーには人の言葉が分かるんですよ。 (ヒヒーン)

マイユニット女
本当なの?

ベック
もちろんです。
そうだ、試しに何か話しかけてみてください。

マイユニット女
え?どうしても言わないと駄目?

ベック
是非。

マイユニット女
そうね・・・。
こ、こんにちはボニー。

ベック
ボニー、ほらこんにちはって、挨拶をしてごらん。
ほらほら、見てください。
こんにちは
という顔をしたでしょう?

マイユニット女
そ、そう?

ベック
もっと、もっと話しかけてみてください。

マイユニット女
えー、あー、そうね。
お前はご主人とは長い付き合いなの?

ベック
ほらほら
半年くらいでしょうか。今までいろんなことがありました。
 年老いて捨てられそうだった私を救ってくれたのが今のご主人です。
 好物のニンジンを一日三本くれます。
という顔をしたでしょう?

マイユニット女
そ、そう・・・?



【マイユニット女×ベック A】
ベック
やあ(マイユニット)さん、こんにちは。
ちょうどボニーとあなたの話をしていたところです。

マイユニット女
そ、そうなの?

ベック
なあボニー、そうだな。
ほらほら、
そうですそのとおりです。
という顔をしたでしょう?

マイユニット女
どうしてもあなたの気分次第な気がするんだけど・・・。
まあ良いわ。
今日はボニーのためにニンジンをもってきたの。

ベック
ありがとうございます。良かったな、ボニー。 (ヒヒーン)
え、ボニー!?
な、なんてことを・・・!
その発言はあまりに酷い・・・。

マイユニット女
・・・なんて言ったのボニー?

ベック
気にしないでください。
ボニーは口は悪いけど良い奴ですからね。

マイユニット女
まだ続くのね、この小芝居・・・。

ベック
旅のお金が足りない時は
この小芝居で食べ物をもらいました。

マイユニット女
やっぱり小芝居なの!

ベック
まあまあ、
(マイユニット)さんのおみやげにはとても感謝していますよ。
ほら、
ありがとう
という顔をしているでしょう?

マイユニット女
ボニーが?

ベック
いえ、私が。



戻る


【マイユニット女×チェイニー C】
マイユニット女
チェイニー殿、チェイニー殿ー!
全く、もうじき軍議だというのにチェイニー殿は一体どこに・・・。

マイユニット女(チェイニー)
全く、もうじき軍議だというのにチェイニー殿は一体どこに・・・。

マイユニット女
え・・・?あ、あなたは・・・?

マイユニット女(チェイニー)
あ、あなたこそ・・・?

マイユニット女
私は(マイユニット)・・・。

マイユニット女(チェイニー)
私も(マイユニット)・・・。

マイユニット女
そ、そんな馬鹿な・・・。
く・・・。さては魔王ガーネフのまやかし・・・!
こんなまやかしになど・・・覚悟っ!

チェイニー
わーっ、待て待て!
落ち着けって、おれだよおれ。
ただの冗談だって。

マイユニット女
チ、チェイニー殿!

チェイニー
お前もマルスみたいに真面目っぽい奴だからな。
緊張をほぐしてやろうと思って。
けどお前冗談通じないのな、危うくおれの人生終わるかと思ったぜ・・・。

マイユニット女
し、失礼しました。
でもチェイニー殿も悪い冗談はやめてください。

チェイニー
まあまあ、悪気は無いんだぜ。
これ、おれの特技なんだよ。
ほらほら、どこから見てもそっくりだろ?

マイユニット女
確かにそうかもしれませんが・・・。

マイユニット女(チェイニー)
ん?ありゃ、しまった。
そっくりだと思ってたが、ちょっと違ってたな。

マイユニット女

どこがですか?

マイユニット女(チェイニー)
おれの方が女っぽくて色気のある体つきだな。
本物のほうは男らしいっていうか逞しいっていうか・・・。

マイユニット女
・・・チェイニー殿・・・。
今の発言、もう一度言っていただけますか?

マイユニット女(チェイニー)
ま、待て待て・・・!
さっき殺されかけた以上の危険を今感じてるんだが・・・。
じ、冗談だよ冗談、はは。じゃあまたな。

マイユニット女
チェイニー殿!



【マイユニット女×チェイニー B】
マイユニット女
チェイニー殿ー!
またどこかへ行ってしまったみたい・・・。

マルス(チェイニー)
やあ、(マイユニット)。

マイユニット女
あ、これはマルス様。

マルス(チェイニー)
良いところで会ったよ。
君にお願いしたいことがあるんだ。

マイユニット女
はっ、マルス様のためなら喜んで。

マルス(チェイニー)
ありがとう。
じゃあ・・・、この戦いが終わったら、ぼくと結婚してくれないかな?

マイユニット女
・・・チェイニー殿ですね。

チェイニー
ありゃ、やっぱりばれたか。

マイユニット女
当たり前です。
マルス様がそんなことを仰るはずがありません。

チェイニー
おかしいなー。他の奴らは割と騙されたんだけど・・・。
ま、良いか。じゃあな。

マイユニット女
・・・お待ちください。

チェイニー
な、なんだ?

マイユニット女
マルス様の姿のまま、一体誰を騙していたのですか?
洗いざらい白状していただきます。

チェイニー
げ。

マイユニット女
私はマルス様の評判を下げる者の存在を許すことは出来ません・・・。
事と次第によっては・・・。

チェイニー
だ、だから怖いってその空気!
じょ、冗談だって。な?

マイユニット女
チェイニー殿!



【マイユニット女×チェイニー A】
ジェイガン(チェイニー)
(マイユニット)、突然ですまぬが・・・、
わしはそなたを愛してしまったようじゃ。

マイユニット女
こんにちは、チェイニー殿。

ジェイガン(チェイニー)
ってもうバレてる!?
チェイニー
なんだよつまんないなー、お前は。

マイユニット女
あなたにはあれこれ色んな手で騙されましたから、もう慣れました。
でも、チェイニー殿。
これだけ長い間共にいても・・・あなたはなかなか私たちに本心を見せてはくれないのですね。

チェイニー
・・・・・・。
まあな。おれは人間じゃないしさ。
人間と竜・・・どっちかに肩入れするには、おれは半端過ぎるんだよ。

マイユニット女
・・・・・・。

チェイニー
お前やマルスのことは気に入ってる。
人間にしちゃ良い奴だよ。でも、お前たちは人間だ。
人間はあっという間に生まれて死んでいく・・・。
深い関わりを持てば持つほど、別れが寂しくなるしな。

マイユニット女
チェイニー殿・・・。

チェイニー
竜を捨てて人になろうとした連中は・・・何者にもなれなかった。
竜を捨てようとして果たせず、人に変わろうとして果たせず、
人を滅ぼそうとして傷つき、人に交わろうとして傷つく・・・。
どこまでも哀れな連中さ。

マイユニット女
あなたもその一人なのですね。
あなたにも昔・・・そのようなことがあったのですね。人と共にあろうと・・・。
でも、叶わなかった。
あなたは人間嫌いではない、ただ・・・。

チェイニー
・・・どうだかな。長生きし過ぎて忘れちまった。
ま、でもこの戦いの間は・・・昔みたいなのも悪くないかな・・・。



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【マイユニット女×チキ C】
チキ
あれ?それ、なあに?

マイユニット女
これ?これはね、リンゴの実を焼いたものよ。
リンゴの芯をくり抜いて、バターと砂糖を入れて焼くの。
私の村ではね、よく古くなったリンゴをこうして焼いて食べたのよ。

チキ
おいしいの?

マイユニット女
もちろん、食べてみる?

チキ
うん。たべたい。

マイユニット女
よし、じゃああげるわね。
ほら、熱いから気をつけて。

チキ
ん・・・。あつー・・・。

マイユニット女
火傷しないように、息を吹いて食べるの。
ほら、こうして。

チキ
うん、わかった。
ふーっ、ふぅーっ。はふっ。はふはふ・・・。

マイユニット女
ふふ、良い食べっぷりね。
しかし、こうしてるとただの小さな女の子なのに、
戦いではあれほど強大な竜に姿を変える・・・。
不思議なものね。竜族というのは・・・。

チキ
はふ?

マイユニット女
いえ、何でもないの。
もっと食べたい?

チキ
はふ!



【マイユニット女×チキ B】
チキ
こないだはありがとう、(マイユニット)のおねえちゃん!

マイユニット女
お、おねえちゃん?

チキ

どうしたの?へん?

マイユニット女
いえ、へんじゃないんだけど・・・。
どうしておねえちゃんなの?

チキ
だってわたし、マルスのおにいちゃんのことは
「マルスのおにいちゃん」ってよぶの。
だから、(マイユニット)のおねえちゃんのことは
「(マイユニット)のおねえちゃん」。

マイユニット女
それは構わないけど・・・でも、そうね。
もっと他の呼び方でもいいわよ。
たとえばそう・・・。

チキ
バヌトゥのおじいちゃまみたいに、
「(マイユニット)のおばあちゃま」?

マイユニット女
・・・そ、それだけはいや。
まだそんな年じゃないし。

チキ
ガトー様みたいに、「(マイユニット)様」?

マイユニット女
それもおかしいわ。
私って何様なのって話になるし・・・。
そうね、おねえちゃんでいいわ。

チキ
うん、(マイユニット)のおねえちゃん!



【マイユニット女×チキ A】
チキ
ねえねえ、(マイユニット)のおねえちゃん。

マイユニット女
何?

チキ
おはなしして。おはなし。

マイユニット女
ええ、いいわよ。こっちにおいで。
ええと、そうね。
昔々あるところに・・・あ、そういえば、昔こんなことがあったの・・・。

チキ


マイユニット女
昔々・・・私がまだ祖父と暮らしてた時・・・、
小さな女の子が村にひょっこり現れたことがあったの。
とても明るくて可愛らしくて、ちょうどそうね、チキみたいな女の子だったわ。

チキ
ふうん・・・それでそれで?

マイユニット女
その頃、村の近くには村を狙う悪い山賊がいたの。
村のおじいさんは村を守るために山賊討伐を決意したわ。
けどおじいさんは年老いていて・・・山賊に負けてしまうかもしれなかった。

チキ
うん、うん・・・。

マイユニット女
おじいさんの孫である女の子は、言いつけを破っておじいさんを追いかけたの。
その子は・・・、かなわぬまでも、おじいさんを守りたかったの。
でも、山賊のアジトにたどり着いてみるとなんと・・・、
アジトはまるで大嵐が来た後のように、跡形もなく崩れてた。

チキ
・・・・・・うん・・・・・・ん・・・・・・。

マイユニット女
山賊はほうほうのていでそこから逃げ出し、やがて騎士たちに捕えられたそうよ。
めでたしめでたし・・・。
でもその時を境に、女の子はいなくなっていた。
不思議なこともあるもんだ、と村の人たちは首をひねってたわ。
信心深い老人たちは、ナーガ様のお導きだと言った。
そう、まるで・・・。

チキ
・・・すぅ・・・すぅ・・・。

マイユニット女
まるで・・・チキ?

チキ
くぅ・・・くぅ・・・。

マイユニット女
寝てしまったのね。
チキ、帰りましょう。ここで寝ると風邪を引くわ。

チキ
んんぅー・・・んんー・・・。
・・・(マイユニット)・・・。

マイユニット女
仕方ないわね・・・。
この寝顔を起こすのも可哀想、おぶって行きましょう。
ほらチキ、行くわよ。

チキ
んー・・・・・・。



戻る


【マイユニット女×エスト C】
エスト
えい!やぁっ!

マイユニット女
エスト殿、訓練ですか?

エスト
あ、うん。
しばらく戦ってないから腕が鈍っちゃっててね。
この戦いの間になるべく早く取り戻さなきゃね。

マイユニット女
マルス様から伺いました。
エスト殿はマケドニア天馬騎士として前の戦争を戦われたとか。

エスト
うん。ミネルバ様と、わたしたち三姉妹は大活躍したんだから!
わたしたちが本気出したらどんな敵にだって負けないの。
期待しててよね。

マイユニット女
はい、頼もしいです。



【マイユニット女×エスト B】
エスト
あ、ちょうど良かった。
(マイユニット)、これ食べてみて。

マイユニット女
シチューですか・・・。
エスト殿も料理をされるのですね。

エスト
もちろんよ、私は毎日アベルに料理を作ってあげてたんだからね。
ささ、遠慮せずにごくっといって。

マイユニット女
・・・・・・。甘っ!?

エスト
え、そう?これくらい普通じゃない?

マイユニット女
そ、そうですが・・・。
すみません、お水いただきます。

エスト
甘過ぎるかなあ?
アベルはいつも美味しいよって言ってくれてたんだけどな・・・。

マイユニット女
お二人にあった味付けならそれで良いと思います。
お二人の幸せな暮らしに似合うシチューかもしれませんね。

エスト
えへへ、そうかな・・・。

マイユニット女
ごちそうさまです。



【マイユニット女×エスト A】
エスト
・・・それでね、それからアベルと私は一緒に暮らすことになったの。
すごく幸せだった。
あの人のこと、本当に好きだったから・・・。
姉さまたちに会えないのは寂しかったけど・・・でもアベルがいてくれたから。

マイユニット女
羨ましいです。幸せな暮らしだったのね。

エスト
うん・・・。でも・・・でもね・・・。

マイユニット女
エスト殿・・・?

エスト
・・・・・・わたしね、アベルを苦しめちゃった。
わたしが捕まったせいで、アベルは敵に従うしかなかった・・・。
あの人は優しい人だから・・・わたしがいたせいで、アベルに辛い思いをさせた・・・。
わたしがいなければアベルは・・・。

マイユニット女
エスト殿・・・。泣かないで。
あなたは悪くありません。
どうか、自分を責めないで。

エスト
・・・・・・。
・・・ありがと、(マイユニット)。慰めてくれて。
えへへ・・・恥ずかしいな。
わたし子供みたい。
小さい頃は、わたしすぐ泣く子でよく姉さまたちに慰めてもらったの。
(マイユニット)といるとなんか安心しちゃうのかな・・・。

マイユニット女
私でよければ、いつでも。
私もあなたといると安らぎます。
あなたと一緒にいたいです。

エスト
うん。ありがとね、(マイユニット)・・・。



戻る


【マイユニット女×ミシェラン C】
ミシェラン
失礼!

マイユニット女
わっ、びっくりした・・・!
調理場で騒がないで頂けますか?

ミシェラン
申し訳ない!
だが、急を要するのでな・・・。

マイユニット女

・・・まさか、敵襲!?

ミシェラン
今日のスープだが、誰が作った?

マイユニット女
えっ?
それは、私ですけど・・・。

ミシェラン
ほう、貴殿がそうであったか。
わしはミシェラン!!名を聞かせてくれぬか?

マイユニット女
私は(マイユニット)です。
味は適当にしてみたのですが・・・、お気に召しました?

ミシェラン
いや、逆だ!実に不味い!!

マイユニット女
えっ!?

ミシェラン
素材は良い!だが味付けが駄目だ!
全てを台無しにしておるわ!

マイユニット女
む、むむ・・・!

ミシェラン
用件は以上だ!では失礼する!!

マイユニット女
・・・ちょっと、悔しい・・・。


【マイユニット女×ミシェラン B】
ミシェラン
失礼!!

マイユニット女
ミシェラン殿。調理場ではお静かにして頂けませんか。

ミシェラン
いや、申し訳ない!
わしは、思い立ったら体が動いてしまう性質なのだ!

マイユニット女
それで・・・何のご用でしょう。
もしかしてまた、スープの味がお気に召さなかったとか・・・?

ミシェラン
察しが良いな、(マイユニット)殿!その通りだ!!

マイユニット女
・・・参考までに、教えてください。
どの辺りが駄目なのでしょう?

ミシェラン
うむ、素材を入れる順だな!後は、熱し方だ。

マイユニット女
あっ、やっぱり・・・。

ミシェラン
ぬ?何か、心当たりがあったのか?

マイユニット女
はい。このスープは昔、祖父が作ってくれたものなんです。
それで私も見よう見まねで作ってみたのですが・・・。
どうしてもあの味が出せなくて。悩んでいる所でした。

ミシェラン
ほう、見よう見まねでか!!それは大した・・・。

マイユニット女
えっ?

ミシェラン
いや、まだまだ精進が足りんと言う事だな!!

マイユニット女
むっ・・・!確かに、その通りです。
あの、ミシェラン殿。良かったらまた、味を見て頂けませんか?

ミシェラン
あい、分かった!!!

マイユニット女
声、大きいですね・・・。


【マイユニット女×ミシェラン A】
ミシェラン
遂に・・・。

マイユニット女
ええ、やっとです・・・!
多くの失敗を乗り越え、理想のスープが完成しました!

ミシェラン
さあ、(マイユニット)殿。食してみよ。

マイユニット女
は、はい!
ん・・・・・・。

ミシェラン
どうだ?

マイユニット女
・・・。
ミシェラン殿も、一口どうぞ。

ミシェラン
む?よし、頂こう。
ぬ・・・・・・。こ、これは・・・!

マイユニット女
今ひとつ・・・ですよね?

ミシェラン
うむ、不味い!!

マイユニット女
うーん、何故でしょう・・・。

ミシェラン
ぬぅ・・・。野菜の雑味が出ておる。
皮の剥き方に問題があったのであろうな。

マイユニット女
はっ・・・!それは確かに!!
さすがです。言われてみると原因はそうとしか思えません。
・・・ミシェラン殿。
私は何とか、このスープを完成させてみたいと思っています。

ミシェラン
ほう!

マイユニット女
そのためには、これからもきっと、
今のようなアドバイスが必要になるでしょう。

ミシェラン
ぬはは!当然であろう!!

マイユニット女
・・・それで、ですね。
ミシェラン殿さえ良ろしければ、今後も料理の味を見て頂けませんか?

ミシェラン
それは構わぬが・・・一つ条件がある。

マイユニット女
はい、何でしょう?

ミシェラン
今後、わしのことは師匠と呼べい!!

マイユニット女
ええっ!まさかそうくるとは・・・。
分かりました。では師匠!
弟子の立場である私のことは、どうか呼び捨てにしてください!

ミシェラン
あい分かった!!
(マイユニット)よ!!!

マイユニット女
うっ・・・。やっぱり声、大きいですね・・・。



戻る


【マイユニット女×アストリア C】
マイユニット女
・・・・・・!
アストリア・・・いや、アストリア殿。

アストリア
・・・ ・・・。その武器、訓練か?

マイユニット女
ええ。

アストリア
・・・どうした、始めないのか?
それとも・・・ここで前の戦いの続きを望むか?

マイユニット女
・・・・・・。

アストリア
カシミア大橋、カダイン、そしてアリティア城・・・。
貴公とオレは敵として何度も戦った間柄だ。
貴公の中には遺恨も残っているだろう。

マイユニット女
・・・マルス様はあなたを仲間として迎えました。
だから、あなたは我々の仲間です。
・・・ですが、わだかまりがないと言えば嘘になります。

アストリア
・・・当然だろうな。では、ここで始めるか?

マイユニット女
殺し合いをする気はありません。
でも一対一の手合わせなら、望むところです。

アストリア
良いだろう。
貴公がそう望むなら相手になろう・・・。



【マイユニット女×アストリア B】
マイユニット女
・・・アストリア殿。

アストリア
この間の手合わせは途中で邪魔が入った。
あれではそちらが不服だろう。
今、その続きを始めるか?

マイユニット女
・・・・・・。

アストリア
どうした、何を迷う?
この間の戦いは貴公が優勢だった。
ためらう理由はあるまい。

マイユニット女
あなたと戦う理由を考えていました。
これがマルス様への忠義にかなう行いかどうか・・・。
それだけが気掛かりです。

アストリア
・・・貴公にとってオレは敵なのだろう?
それよりも忠義が勝るのか。

マイユニット女
そうです。おかしいですか?

アストリア
いや、オレも同じだ。
オレもニーナ様への忠義に勝るものは無い。

マイユニット女
・・・そう言えば、あなたはそういう騎士でしたね。
私たちを追ったのも、今私たちと共にあるのも・・・。

アストリア
そうだ。全てニーナ様への忠義ゆえだ。

マイユニット女
・・・アストリア殿。
手合わせは日を改めさせてください。

アストリア
分かった。いつでも相手を勤めよう。



【マイユニット女×アストリア A】
マイユニット女
アストリア殿。

アストリア
(マイユニット)。

マイユニット女
あなたと共に戦って、分かったことがあります。
あなたは私たちの敵でした。
この手で討つと決意したこともあります。
でも、あなたは・・・悪い人間ではない。
それくらいは私にも分かります。

アストリア
・・・・・・。
誤解させたかもしれんが、オレはもう貴公との戦いを望んではいない。
今はただ・・・貴公に謝罪したい。
それだけだ。

マイユニット女
謝罪・・・?

アストリア
言葉を重ねて許してもらえるとは思わぬ。
だから、手合わせはせめてもの詫びのつもりだった。

マイユニット女
謝罪のために、あなたを敵視する私の手合わせを受けたと・・・?
たとえ手合わせとは言え、その気になれば相手を殺せます・・・
そう思わなかったのですか?

アストリア
・・・仕方がない。
それより他に、オレは貴公らに詫びる方法を知らない。

マイユニット女
・・・不器用な人ですね、あなたは。
でも、私はあなたという人を誤解していたのかもしれません。

アストリア
・・・(マイユニット)。

マイユニット女
アストリア殿。
今から手合わせをお願いします。
ただし・・・、怒りをぶつけるものではなく・・・互いに礼を交わし、互いに高めあう手合わせを。

アストリア
承知した。




戻る


【マイユニット女×トーマス C】
トーマス
いいですね、絶対動かないでくださいよ・・・。
弓の狙いが外れるから・・・。
うん、そうです。そのまま、そのまま・・・。

マイユニット女
・・・・・・。
ねえ、トーマス。やっぱり・・・。

トーマス
やめようは無しって、約束したでしょ!
大丈夫!私を信じて!

マイユニット女
ええい、もう好きにして!

トーマス
えいっ!

マイユニット女
うっ!

トーマス
!!!
や、やったっ!

マイユニット女
・・・・・・・・・・・。
不思議。生きてる。

トーマス
もう、失礼な人ですね。大成功ですよ!
ほら、見てください!
ちゃーんとリンゴの中心に命中してるでしょう!

マイユニット女
ふう〜、良かった。
ほんとね、疑ってごめんなさい。
的が外れて、私の頭に刺さるんじゃないかと不安だったんだけど・・・。

トーマス
ご協力ありがとうございます!
実は、今まで人形でしか練習したことなくって。
今ので私、更に自身がつきました!
(マイユニット)のおかげですよ!

マイユニット女
なん・・・ですって・・・。


【マイユニット女×トーマス B】
マイユニット女
トーマス、また弓の練習?
相変わらず熱心なのね。

トーマス
もちろん!
私はもっともっと上達しなくちゃいけないんです。
マルス王子にはご恩もある、
だから敵をばっさばっさとやっつけて、恩返しするんです。

マイユニット女
そうだったの。いい人なのね、トーマス。
分かったわ。私に手伝えることがあれば、何でも言って。

トーマス
お?それじゃあお言葉に甘えまして、
この間みたいにリンゴを頭に乗せて、そこに立ってもらえますか?

マイユニット女
それだけは断るわ。

トーマス
開始!


【マイユニット女×トーマス A】
トーマス
ははっ、この間は凄かったですね!(マイユニット)!

マイユニット女
あれは凄い、と言うより・・・。

トーマス
だって、(マイユニット)の頭をかすめながら
リンゴに命中させたんですよ?

マイユニット女
しかも、近くを歩いていたジェイガン様の首もかすめてね・・・。
私はあの時のジェイガン様の怒りの形相を二度と忘れないわ。

トーマス
凄かったですねえ、ジェイガン様の止むことのない説教の嵐!

マイユニット女
私まで一緒に怒られたのよ、全く・・・。
マルス様がかばってくれたから、何とか事なきを得たけど・・・。

トーマス
ああ、マルス様は優しい人ですね、
私は弓の腕をもっともっと磨いて恩返ししないと!

マイユニット女
懲りない人ね、トーマスは。
仕方ないわ、どうせ今日もこれから練習するんでしょう?
私が付き合うわ。・・・他に怪我人が出ても困るし。

トーマス
やった!ありがとうございます!
じゃあこれ持って立っててください!
はい!

マイユニット女
え?ブドウの実?
待って、急に的が小さくなり過ぎてない?

トーマス
開始!



戻る


【マイユニット女×カタリナ C】
カタリナ
あ、(マイユニット)。
今日も訓練ですか?

マイユニット女
ええ。毎日続けるのが大事だから。

カタリナ
・・・・・・。

マイユニット女
?どうしたの?

カタリナ
あ、いえ・・・。
(マイユニット)を見ていました。

マイユニット女
それは分かるけど・・・。
何か用があったんじゃない?

カタリナ
あ、えーと、その・・・。
(マイユニット)、何か私にして欲しいことはありませんか?

マイユニット女
して欲しいこと?

カタリナ
はい。
私がこうしていられるのは(マイユニット)のおかげですから・・・。
そのお返しをしたいんです。
私、(マイユニット)のためなら何でもします。

マイユニット女
な、何でも?

カタリナ
は、はい・・・。
・・・何でも・・・します・・・。

マイユニット女
・・・そ、そうね。じゃあ一緒に訓練する?

カタリナ
え・・・。そんなことで良いのですか?

マイユニット女
ええ、相手がいる方が訓練にも熱が入るから。

カタリナ
分かりました。じゃあご一緒しますね。



【マイユニット女×カタリナ B】
カタリナ
・・・・・・・・・・・・。

マイユニット女
カタリナ?

カタリナ
あ、(マイユニット)。

マイユニット女
ん?それは?

カタリナ
え、ええっと・・・。

マイユニット女
ビーズの装飾品?
ずいぶん古い物みたいね。

カタリナ
はい、これはもう何年も前の・・・、クライネからの贈り物なんです。

マイユニット女
クライネ・・・。
あなたがいた組織の仲間ね。

カタリナ
はい。
クライネは私と同じ孤児で・・・。
今日はクライネと私の誕生日なんです。

マイユニット女
・・・・・・。

カタリナ
本当は捨てられた私たちに、誕生日なんて分かりません。
でもある時、クライネは今日が自分の誕生日だって言い張って・・・。
誕生日の贈り物をよこしなさいってダダをこねたんです。
で、なんとか贈り物をあげたら、お返しにってこれをくれたんです。
あんたもあたしと同じ誕生日にしてあげる、って・・・。
・・・・・・・・・・・・。

マイユニット女
カタリナ・・・。
気持ちは分かるけど、あまり思い詰めないで。
私が傍にいるから。

カタリナ
はい・・・。ありがとうございます。



【マイユニット女×カタリナ A】
カタリナ
(マイユニット)、もうすぐこの戦いも終わりますね。

マイユニット女
ええ。
戦いが終わって・・・。もう誰も死なずに済む。
マルス様が治める平和な世がやってくるの。

カタリナ
はい・・・・・・。
(マイユニット)、私、(マイユニット)と今まで一緒にいられて幸せでした。
あなたと初めて会った時からずっと・・・。
あなたとの思い出は私の一生の宝物です。
私、大切にとっておきます・・・。

マイユニット女
そんな思い出、別にとっておかなくて良いわよ。
カタリナはこれからも私たちと一緒に・・・、
もっと幸せな思い出を、いくらでもたくさん作れるんだから。

カタリナ
はい、(マイユニット)・・・。

マイユニット女
そろそろ軍議の時間ね。
行きましょう、カタリナ。

カタリナ
はい、(マイユニット)・・・。



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