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新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

《支援会話》


【マイユニット男×ラディ C】
マイユニット男
ラディは以前、ワーレンの傭兵だったんだな。

ラディ
ああ。
シーザが出稼ぎに行くって言ったときにくっついてきたんだ。
あの人は兄貴みたいなものなんだけど・・・ちょっとでも役に立てたら、と思ってな!

マイユニット男
シーザ殿のために?

ラディ
ああ!
頑張ってお金を稼いで、それで・・・と、危ない危ない。

マイユニット男


ラディ
シーザに喋るな、って言われてたのを忘れてたよ。
だからここから先は喋るわけにはいかない。

マイユニット男
そうか、それなら無理に聞くことはできないな。
だが、うまくいくことを祈ってる。

ラディ
ありがと。
(マイユニット)、あんたって良い人なんだね。



【マイユニット男×ラディ B】
ラディ
うーん、うーん・・・。

マイユニット男
ラディ?どうしたんだ?

ラディ
ん?ああ、(マイユニット)さんか。
いや、前にシーザから貰った本を読んでるんだけどさあ・・・。
・・・ちんぷんかんぷんなんだ。

マイユニット男
どんな本を読んでるんだ?
・・・ああ、この本なら俺も昔読んだな。
戦術の基本、良書だ。

ラディ
おっ!良かった。
なら教えてくれよ!
なるべく短く内容をまとめてくれると助かるなー。
一言くらいで。

マイユニット男
ダメだ。
こういう本は何度も何度も、納得できるまで読み込まないと。
人に頼って分かった気になっても仕方がない。

ラディ
ちぇーっ。シーザと同じ事言うんだもんなぁ。
・・・兄貴が増えた気分だよ。

マイユニット男
そのかわり、分からないことがあったらいくらでも教える。
何でも聞いてくれ。

ラディ
うー分かった、おれ頑張って読んでみるよ!
一日一ページくらいで・・・。



【マイユニット男×ラディ A】
マイユニット男
ラディは戦いが終わったら、どうするんだ?

ラディ
おれ、ワーレンに帰るよ。
その頃にはお金も貯まってるだろうしね。

マイユニット男
そうか。前に言ってた秘密の話だな。

ラディ
うーん・・・うーん・・・。
まぁ、(マイユニット)さんになら言ってもいいか。
シーザの妹を治す薬を買ってあげるんだ。

マイユニット男
・・・病気なのか?

ラディ
それもかなり重い、ね。
よく効く薬はあるんだけど、なにせ高くてさぁ。
だからシーザが出稼ぎに行くって言ったとき、無理矢理ついてきたんだ。
シーザの妹なら、おれの妹も同じだから。

マイユニット男
そうだったのか・・・。
だが、どうして秘密に?

ラディ
シーザは言ってた。
無責任な同情や、弱みにつけこうもうとする輩・・・そういうのを避けるためだって。
おれもシーザも傭兵だし、人を信じないたちだから。
でも、(マイユニット)さんは特別だからね。

マイユニット男
ラディ・・・。

ラディ
誰にも喋らないでくれよ。
(マイユニット)さんだから言ったんだから。

マイユニット男
ああ、分かった。
ラディとおれの秘密だ。



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【マイユニット男×フィーナ C】
フィーナ
あら、あなた、一人ぼっちで何してるの?

マイユニット男
自主訓練だ。

フィーナ
ふーん、そんなに訓練ばっかりして疲れない?

マイユニット男
強くなるためだからな。

フィーナ
ふーん・・・。
ねえねえ、あなたよく見たらけっこう整った顔立ちね。
でも、あなたもナバールさんと同じで服装のセンスがイマイチね。
ほらほら、見てみて。
わたしの服、ひらひらってかわいいでしょ?
あなたもわたしみたいに流行の先を行くような服装じゃないと女の子にもてないわよ?

マイユニット男
もてるより訓練だ。
君こそ、そういう格好は良くないと思うが・・・

フィーナ
わたしの格好?
どうして?かわいいでしょ?

マイユニット男
肌の露出が多いし、薄過ぎる。

フィーナ
肌の露出?
あ、そんなところばっかりじろじろ見てたの。
(マイユニット)ってやらしー。

マイユニット男
い、いや。そういう意味じゃない。
おれはただ戦いに不向きだと・・・。

フィーナ
あら、照れてるの?やだ、かわいー。

マイユニット男
・・・かわいくない。俺はもう行く。

フィーナ
あ、ちょっとちょっと待ってってばー。



【マイユニット男×フィーナ B】
フィーナ
ねえねえ、(マイユニット)。

マイユニット男
何だ?

フィーナ
あなた毎日毎日訓練訓練なのね。
こんなかわいい子がそばにいるのに、どうして一人さびしく訓練なんかできるの?

マイユニット男
訓練は毎日やらなければ鈍ってしまうんだ。

フィーナ
ふーん、つまんないの。
そうだ。
ねえねえ、わたしの踊り見せてあげよっか?

マイユニット男
君の踊り?
ああ、それはありがたいな。
君の踊りは元気が湧く。
踊ってくれればいつもの2倍訓練できそうだ。

フィーナ
じゃあね・・・、
ふつうの踊りととくべつな踊り、どっちが良い?

マイユニット男
とくべつな踊り?

フィーナ
とくべつな踊りはね。
まだ男の人には誰にも見せたことがない踊りなの。
だって・・・すごく恥ずかしいんだから・・・。

マイユニット男
そ、そうなのか?

フィーナ
そうよ。
あんなことやこんなことまで見られちゃうんだから・・・。
でも・・・(マイユニット)にだったら見せてあげてもいいかな・・・。

マイユニット男
え・・・・・・。

フィーナ
(マイユニット)は特別な人だし・・・すごく恥ずかしいけど・・・。
でも、(マイユニット)が望むならわたし・・・。
ね・・・(マイユニット)、わたしのとくべつな踊り、見たい?

マイユニット男
・・・い、いやおれはその・・・。

フィーナ
あはは!冗談よ。
赤くなっちゃってかわいー。
そんなかんたんに見せるわけないでしょ。本気にしちゃってー。

マイユニット男
お、お前は・・・。

フィーナ
だって、(マイユニット)ってからかうと面白いんだもん。
悔しかったら仕返ししてみたら?

マイユニット男
まったく・・・。俺は訓練を続けるからな。

フィーナ
あ、怒らないでってば。ちょっとからかっただけ。
ね、待ってってばー。



【マイユニット男×フィーナ A】
フィーナ
ひらひら〜。
ねえ、どう?わたしの踊り?

マイユニット男
ああ、また元気がわいてきた。

フィーナ
わたしがいてくれてうれしい?

マイユニット男
ああ、そうだな。君がいてくれると訓練がはかどる。

フィーナ
そんなこと言っちゃって、ほんとはわたしがかわいいからでしょ?
訓練を口実にわたしと一緒にいたいくせに。

マイユニット男

そんなことは・・・。
・・・いや、あるかもしれないな。

フィーナ
え・・・?

マイユニット男
最初はただ騒がしい女性だと思っていた。
けど何度も君の踊りを見せてもらっているうちに・・・
君の踊りに・・・いや、君に目を奪われている自分に気付いた。

フィーナ
そ、それって・・・。

マイユニット男
黙っておこうと思った。どうせ笑われるだろうからな。
だが、この気持ちは・・・。

フィーナ
え、あ、で、でも・・・わたしまだそういうことって初めてだから・・・そのあの・・・。
でもでも(マイユニット)がどうしてもっていうなら、わたし・・・。

マイユニット男
・・・フィーナ。

フィーナ
・・・(マイユニット)。

マイユニット男
・・・冗談だ。

フィーナ
え?
えええー!

マイユニット男
この間、悔しかったら仕返ししてみろって言われたからな。
その仕返しだ。

フィーナ
も、もう、(マイユニット)!ゆるさないんだから!



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【マイユニット男×バヌトゥ C】
バヌトゥ
・・・よし、いい塩梅じゃな。

マイユニット男
バヌトゥ殿。

バヌトゥ
おぉ、おぬしは確か・・・。

マイユニット男
(マイユニット)と言います。
その壺に入っているのは・・・野菜でしょうか?

バヌトゥ
そうじゃ。
野菜を、塩などで漬けたものじゃよ。
こうしておけば、保存が効くうえ味も、良くなるんじゃ。

マイユニット男
ああ・・・漬け野菜ですか。
軍の支給品なら、食べたことがあります。

バヌトゥ
それは、丁度良い。
(マイユニット)殿、ちょっと、味を見てくれんかね。

マイユニット男
分かりました。では失礼して・・・。

バヌトゥ
どうかな?

マイユニット男
むっ、これは美味い!

バヌトゥ
ほっほ、それは良かった。
チキの野菜嫌いを直すために100年程、考えたからのう・・・。

マイユニット男
な、100年!?

バヌトゥ
そうじゃ、(マイユニット)殿。
次の分もじきに漬かるじゃろうから、
また良ければ、味を見てくれんか?

マイユニット男
はい。それは喜んで!



【マイユニット男×バヌトゥ B】
バヌトゥ
むう・・・。

マイユニット男
如何されました?バヌトゥ殿。

バヌトゥ
おぉ、(マイユニット)殿。
この壺くらいの・・・石を見んかったかね?

マイユニット男
石・・・ですか。
すみません、ちょっと記憶にはありません・・・。

バヌトゥ
そうか・・・。弱ったのう。

マイユニット男
何か、大事な石なのですか?

バヌトゥ
そうじゃ。
少し前に、漬け野菜の味を見てもらったじゃろう?
あれを漬けるのに、必要な物なんじゃ・・・。

マイユニット男
なんと。それは大変・・・!

バヌトゥ
歳を取ると、物忘れが多くていかん・・・。
昔ものう・・・、チキが「漬かる前の野菜が見たい」と言い出しての。

マイユニット男
ああ、その気持ち分かる気がします。

バヌトゥ
チキが、外の世界に興味を持ったことが本当に、嬉しくて・・・。
わしは、掟を破ってあの子を外に、連れ出したのじゃ。

マイユニット男
バヌトゥ殿・・・。

バヌトゥ
しかし、ペラティ辺りで竜石を無くしてしまってのう。
難儀をしたものじゃ・・・。

マイユニット男
えっ!竜石を!?

バヌトゥ
おお・・・そう言えば。
その時は、マルス様が見つけてくださったのう。
ありがたいことじゃ。
・・・(マイユニット)殿。
すまんがもし、石を見かけるような事があれば持ってきてくれんかね?

マイユニット男
はい、もちろんです。
おれもまた、バヌトゥ殿の漬け野菜を食べたいですからね。



【マイユニット男×バヌトゥ A】
マイユニット男
バヌトゥ殿。

バヌトゥ
おぉ、(マイユニット)殿。どうしたんじゃ?
そんなに急いで。
・・・ん?その手に持っているものは、もしや・・・。

マイユニット男
先程の戦いの後、丁度良さそうな石があったので、お持ちしました。

バヌトゥ
なんと・・・!
ど、どれ。ちょっと見せておくれ・・・。

マイユニット男
お話頂いたものと、似たような形を選んだつもりですが・・・。

バヌトゥ
ほぉ・・・ほぉ・・・。
これは・・・。

マイユニット男
如何ですか?

バヌトゥ
うむ、良い具合じゃ!
(マイユニット)殿、おぬしには何と礼を言って良いか・・・。

マイユニット男
いいえ、お気にせず。
おれの方こそ、いつも頂いてばかりですし。

バヌトゥ
そ、そうか?
しかしそれでは、何だか申し訳ないのう・・・。

マイユニット男
あ、それでは・・・。
野菜の漬け方を、ご教授願えますか?

バヌトゥ
おぉ、それならば喜んで教えよう!
ほっほ、何だか孫が一人増えたようじゃ・・・。

マイユニット男
おれも、祖父を思い出します・・・。

バヌトゥ
では、試しに一つ漬けてみるとしよう。
何か、好きな野菜を選びなされ。

マイユニット男
はい。では、これを。

バヌトゥ
うむ。では、蓋をして・・・後は、待つのみじゃな。

マイユニット男
楽しみです。
あ、漬かるのはいつ頃になりますか?

バヌトゥ
100年後かのう。

マイユニット男
それは・・・、死んでます・・・。



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【マイユニット男×カイン C】
カイン
はっ!せいっ!

マイユニット男
カイン殿!こちらで訓練でしたか。

カイン
おお、(マイユニット)。どうしたのだ?

マイユニット男
実は、カイン殿に折り入ってお願いがあります。
おれの訓練を、カイン殿にご指導いただけないでしょうか?

カイン
おれに?

マイユニット男
はい。カイン殿はおれたち騎士見習いの教官でしたから。
カイン殿に厳しく鍛えていただければ、訓練の励みになります。

カイン
分かった。
それがお前のためになるなら、おれは全力を尽くそう。
だが、覚悟しておけ。見習い時代のように甘くはない。
本気で行くぞ!

マイユニット男
はい!お願いします。



【マイユニット男×カイン B】
カイン
まだまだだ!もっと速く!

マイユニット男
はっ!く・・・。

カイン
どうした、(マイユニット)、もう終わりか?

マイユニット男
いえ、カイン殿!おれはまだやれます!

カイン
ならば立て!

マイユニット男
はい!
は!せいっ!
はぁっ!

カイン
・・・よし。ではここで小休止だ。

マイユニット男
いえ、カイン殿。おれはまだ・・・。

カイン
駄目だ。
無理をして体を壊しては元も子もない。
お前の身体を鍛えるのがおれの役目だ。
おれを信じて全て任せろ。

マイユニット男
分かりました。では、休ませていただきます。
・・・カイン殿といると、なんだか祖父のことを思い出します。

カイン
祖父?

マイユニット男
はい。おれの祖父もこうして、おれを指導してくれました。
なんだか懐かしい・・・。

カイン
そ、そうか。
ところで(マイユニット)・・・。
おれはそんなに老けて見えるのだろうか?

マイユニット男
え?

カイン
一応、これでもまだ二十代なのだが・・・。
そうか、祖父に似てるか・・。さすがに落ち込むな・・・。

マイユニット男
あ、いえ!そういう意味ではなく・・・。



【マイユニット男×カイン A】
マイユニット男
はっ!はっ!はぁっ!

カイン
よし、ここで小休止だ。
良いぞ、(マイユニット)。お前はどんどん力を付けている。

マイユニット男
はい、カイン殿のご指導のおかげです。

カイン
だが、気は抜くな。
これからも厳しい訓練を課していくぞ。
そこで得た力でマルス様をお守りするのだ。
(マイユニット)、お前には・・・、おれのような悔いを味わって欲しくない。

マイユニット男
カイン殿?悔いとは・・・?

カイン
お前には、話しておかねばならんな。
かつておれは、マルス様のお父上を守れなかった・・・。
前の戦いより数年前・・・。
暗黒竜メディウスが蘇り、世界に災いをもたらしていた頃、
メディウスを討つべく先王コーネリアス様は出陣した。おれもその傍らにあった。
だが、戦は敗北・・・。
コーネリアス様は戦死され・・・、おれは王城へ敗走した・・・。

マイユニット男
・・・・・・。

カイン
守るべき主君を失って、おめおめと生き延びる・・・。
騎士としてあれ以上の屈辱は無い。
マルス様にお父上の最期を報告する時・・・、おれは・・・。

マイユニット男
カイン殿・・・。

カイン
・・・すまん。
おれはお前には・・・同じ思いをしてほしくない。
この先、マルス様やお前が倒れるようなことがあれば、それはおれの責任だ。
だから、(マイユニット)。おれは全力でお前を鍛える。
おれの無念、おれの思い・・・。
お前なら全て受け入れてくれる。そう信じている。

マイユニット男
はい、カイン殿!

カイン
よし、では訓練を続けるぞ!



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