縮緬遊戯堂
ファイアーエムブレム
新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

《支援会話》


【シーザ×ラディ C】
シーザ
どうだラディ。この前貸した本は。
勉強になっただろう?

ラディ
え・・・あ、ああ!
そうだね。あれを読んでからすごく強くなった気がする!

シーザ
・・・読んでいないなら素直に言え。
別におれは怒ったりしない。

ラディ
ははっ、ごめん。
あんたが貸してくれる本はどれも文字が小さくてさ。

シーザ
お前の剣は我流だ。
それゆえの強みもあるが、やがて壁にぶつかるだろう。
今のうちに正規の剣術の指南書くらい読んでおけ。
今に後悔することになるぞ。

ラディ
それは分かってるんだけどさ。
おれって物覚え悪いから、すぐに内容を忘れちゃうんだよね。
あんなの、戦場でいちいち思い出してらんないよ。

シーザ
やれやれ・・・。
お前はほとんど勘だけで戦っているからな。
そこに剣術の知識が加われば、大陸最強の傭兵にもなれるはずなんだが・・・。

ラディ
大陸最強!?お、おれが!?

シーザ
ああ、お前には才能がある。
潜在能力なら、この軍にいる誰よりも秘めているだろう。

ラディ
本当に!?

シーザ
おれが保証する。

ラディ
・・・シーザ!
あの本、もう少し貸しておいてくれないか!?

シーザ
構わないさ。
分からないところがあったらいつでも聞きに来い。

ラディ
ありがとう!

シーザ
・・・あの調子の良さは本を読むくらいじゃ変えられないかもな・・・。


【シーザ×ラディ B】
シーザ
ラディ、ちょっと話がある。

ラディ
な・・・なんだよ?

シーザ
さっきの訓練での無様な戦いぶりは何だ?
戦場だったら確実に死んでいるぞ。

ラディ
いや、それは・・・。
今日はちょっと調子が悪くて。

シーザ
おれたち傭兵は常に戦場の最前線で剣を振るうことになる。
調子が悪いと言い訳しながら死んでいくつもりか?

ラディ
違うんだよ!
実は・・・ちょっと指南書にあった型を試していたんだよ。

シーザ
指南書?
おれが貸した本に書いてあった正規の剣術か。

ラディ
ああ。やってみて分かったよ。
おれには、ああいう戦い方はやっぱり無理だ。
シーザみたいに勉強して強くなったりはできないんだよ、きっと。

シーザ
そうか・・・。
実は、おれもそうじゃないかと思っていた。
お前の強さは動物的な勘と閃きにある。
下手に型にはめない方がいいのかもしれん・・・。

ラディ
そうだよな。
やっぱりおれはおれのやり方で強くなる努力をするよ。

シーザ
残念だ・・・。
お前が剣術を学べば大陸最強の傭兵になれると思っていたんだが・・・。

ラディ
まーた、そうやっておだてて。
できないものは仕方ないよ、うん。
じゃあおれ、こっちだから。

シーザ
・・・あながち嘘でもないんだがな。



【シーザ×ラディ A】
ラディ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

シーザ
・・・さっきからどうしたんだ、おれの顔をじっと見つめて。
読書中なんだが。

ラディ
・・・シーザは凄いよな。

シーザ
何だ、突然。頼みごとでもあるのか?

ラディ
そうじゃなくて・・・。
シーザっていつも強くなる努力をしてるだろ?
難しい本を読んで戦術を学んだり、いろんな奴らと手合わせして新しい技を教えてもらったり・・・。

シーザ
厳しい戦いが続いているからな。
少しでも生き延びる確率を上げておきたいだけだ。
それに、この軍には様々な戦術の達人がいる。
学ぶべきことは山のようにある。

ラディ
シーザみたいな奴のことを一流の傭兵って言うんだろうなって時々思うよ。

シーザ
そう思っているのなら、お前もおれと同じことをすればいいだろう?

ラディ
おれには無理だよ。
我流の剣で無我夢中で暴れまわるのが精々さ。
シーザ・・・、おれのこと、置いてかないでくれよな。

シーザ
妙なことを言うな。
当然だ、置いてなどいくものか。
・・・もう行ってくれ。気が散る。

ラディ
へへっ・・・。

シーザ
あいつ、人の気も知らないで・・・。
ラディの我流の剣は戦いの中でますます磨きがかかっている。
あいつに置いていかれないようにおれももっと強くならねばな・・・。



戻る


ファイアーエムブレム攻略トップへ

縮緬ゲヱム館トップへ

縮緬遊戯堂トップへ