ファイアブレ
支援会話集 ボーレ






【ボーレ×チャップ C】
チャップ
やあ、おはようさん。
わしゃあチャップじゃ。
あんた、傭兵団の人じゃな?

ボーレ
ん?あんた確か捕虜になってたおっちゃんじゃねーか。
おれはボーレ。グレイル傭兵団一の戦士だ。

チャップ
ほお〜そうなんかい。
あんた若いのに大したもんじゃ。

ボーレ
ま、それほどでもねえけどよ。
ところで、おっちゃん。
あんた・・・捕虜にされてた割には、なんつーかえらく丸いよな。
そんな体でちゃんと戦えるのか?

チャップ
そうじゃなあ、あんまりうまく戦えてないかもしれんよ。
畑を耕す分には問題なかったんじゃけどなあ。

ボーレ
おっちゃん、農民だったんだ?

チャップ
そうなんじゃ。
でも、このままじゃ・・・みんなのでっけぇお荷物になってそうで申し訳ないなぁ。

ボーレ
だったら特訓しなよ。
おれ、付き合ってもいいし。

チャップ
ほ、本当かい?
じゃあ、すまんけどよろしく頼むよ。





【ボーレ×チャップ B】
チャップ
ふぅふぅふぅ。
ふうぅ・・・・・・。
すまんねえ、ボーレ。こんなに手間取って。

ボーレ
ま、足遅いのはしょうがねえって。
はじめはどうなるかと思ってたけど、おっちゃん、意外とついてくるじゃねえか。

チャップ
そうかい?
確かに、粘り強さだけは他の人よりあるんかも知れんなあ。
なにしろわしら農民の仕事は1年がかりじゃ。
根気がないとやっておられんよ。

ボーレ
ふーん・・・・・・。
なあ、畑仕事って楽しいのか?

チャップ
あぁ、そりゃあ楽しいよ。
天気やら虫やらいろいろ悩みも多いけど、収穫時の喜びはたまらんねえ。

ボーレ
そっか・・・・・・。

チャップ
?どうかしたんかい?

ボーレ
いや、傭兵の仕事とは正反対なんだなぁ、って。
農民はものを生み出す仕事だろ?
けどおれたちは殴って、倒して・・・・・・そういう仕事だ。後には何も残らねえし。

チャップ
そんなふうに言うもんじゃないよ・・・・・・。
人々を守って戦うんじゃ。
わしゃあ、立派な仕事じゃと思うがなあ。

ボーレ
あ、勘違いしないでくれよ?
おれはこの仕事、好きでやってるんだ。
グレイル傭兵団以外、おれのいる場所はねえし。
けど・・・・・・な。

チャップ
うん?

ボーレ
・・・・・・ちょっと休憩しすぎたな。
特訓再開だ。次いこうぜ!

チャップ
そ、そんな突然に・・・。
ちょっと待っとくれ〜。ふぅふぅ。





【ボーレ×チャップ A】
チャップ
うわっとっと・・・・・・。
まいったまいった、降参じゃ。
ふぅ、やっぱりボーレには勝てないねえ。

ボーレ
でも、今のは惜しかったぜ。
おっちゃんも強くなったし。
そろそろ特訓は終わりだな。

チャップ
そうかい?
わしも少しはましになったかね?

ボーレ
どこにだしても恥ずかしくない
一人前の兵士って感じだぜ。

チャップ
そいつぁ、よかった。
みんなのでっけぇお荷物じゃなくなったんならそれでもう十分じゃ。

ボーレ
なに言ってんだよ。
それだけ戦えるんなら、戦争後も王宮兵士としてやってけるぞ?

チャップ
・・・わしは、戦いはもうこりごりじゃ。
この戦いが終わったら、すぐに除隊して農民に戻るつもりじゃ。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・。
なあ、おっちゃん。
正直なとこ、おっちゃんから見ておれたち傭兵ってどう見える?

チャップ
うん?

ボーレ
この世界に傭兵はごろごろいるけど、ほとんどが食うに困ったならず者連中だ。
しかも、傭兵は戦争がなくなりゃろくな仕事がなくなって落ちぶれちまう。
その、たいていの末路は村の人間から金奪ったりする賊どもと大差ねえ。

チャップ
・・・・・・ボーレ。

ボーレ
おれたちはそんな奴らとは違う。
けど・・・そんなの、はたから見てりゃわかんねえよな。
時々、町を歩いてっと聞こえてくるんだよ。
また傭兵どもが金をたかりにやって来た・・・ってな。
おれのことをどう言われようと気にならねえけど、
仲間のことを言われるのは・・・・・・ちょっと、な。

チャップ
・・・・・・なあ、ボーレ。
どんな清い生き方をしとるつもりでも
恨まれる時は恨まれるし、そういう悪意は避けられんもんじゃとわしは思うとるんじゃ。
でもわしはボーレや、みんなのことは好いとるし、尊敬しとるし、感謝もしとる。
それじゃあいかんかね?

ボーレ
・・・・・・・・・・・・。
ごめんな、おっちゃん。・・・・・・ありがとう。
それで・・・・・・十分だ。
うっし、じゃあもうひと頑張りすっか!
行くぜ!

チャップ
おぉ!?ま、またかい?
ちょ、ちょっと待っとくれ、ボーレ!
ふぅふぅふぅ。





【ボーレ×ミスト C】
ボーレ
よっ!せっ!
おらっ!・・・・・・っと。
ふう・・・・・・今日はこんなもんでいいだろ。
イマイチ気がのらねえし、素振りはこれくらいにして・・・・・・。

???
ボーレ!いい加減にしなさいっ!

ボーレ
げぇっ!?
ちゃ、ちゃんとやってるってティアマトさ・・・・・・あれ?

ミスト
くすくす。

ボーレ
てめぇ!
こら、待てミスト!

ミスト
訓練をさぼろうとするボーレが悪いんじゃない。
そうやってさぼってると、そのうちわたしの方が強くなっちゃったりして。

ボーレ
んなわけねーだろ。
図々しいにもほどがあるぜ。

ミスト
だって、わたしあのお父さんの娘なんだよ?
戦いのセンスあると思うけどな。

ボーレ
・・・・・・ふざけんなよ。
戦場で生き残れるかどうかは実戦経験の多さにかかってんだ。
センスがあるからって変なうぬぼれもってると死ぬぞ。

ミスト
やだ・・・いつもの冗談じゃない。
本気で怖い顔しないでよ。

ボーレ
おれたちは冗談で戦ってんじゃねえっ!
分かったら、あっち行ってろ。訓練の邪魔だ。

ミスト
・・・・・・・・・ごめん。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





【ボーレ×ミスト B】
ミスト
あれ?どこいったのかな?

ボーレ
ったく、どこにいんだか・・・・・・。

ミスト
あ、ボーレ。

ボーレ
お、ミスト。アイクどこいったか知らねえか?

ミスト
ううん、わたしも捜してたとこ。

ボーレ
そっか。
ここんとこ、あいつすげえ忙しそうだもんな。
じゃあ、諦めて別の奴をつかまえるか。

ミスト
訓練の相手?

ボーレ
そう。やっぱおれ、相手がいねえと調子出ねえんだよな。

ミスト
わたしじゃ・・・ダメかな?

ボーレ
へ?

ミスト
その、相手にならないのは分かってるの!
でもね・・・わたしも強くならないといけないと思って。
戦場で生き残るために・・・だから・・・。

ボーレ
んじゃ、頼もうかな。

ミスト
ほんと?

ボーレ
棒持たせたかかしよりはましだろうし。

ミスト
ひっどい!
あのね、わたしだってね・・・。

ボーレ
お父さんの娘なんだから、か?

ミスト
・・・・・・う・・・・・・。

ボーレ
この間は悪かった。
きつい言い方しちまったよな。

ミスト
ううん・・・。わたしが甘過ぎたのは事実だもん。
あれでちょっと目が覚めたし。
ボーレには感謝してるよ。

ボーレ
・・・・・・・・・ばっばか野郎・・・っ!
急になに言って・・・・・・。

ミスト
なにってお礼・・・あ、やだ。
ボーレ、なに赤くなってんのよ?

ボーレ
るせえっ!

ミスト
あ、ちょっと!どこ行くのよ?
訓練するんでしょー!?





【ボーレ×ミスト A】
ボーレ
お、ミスト。

ミスト
・・・ボーレ。

ボーレ
お、おい。どうしたんだよ、えらく元気ねえなあ?
最近、おまえらしくねえぞ。
なんかあったのか?

ミスト
ボーレぇ・・・。
・・・っ・・・・・・・・・。

ボーレ
わっ!どうしたっ!?

ミスト
・・・・・・・・・いっぱい・・・あった・・・の・・・。
いろんなこと・・・いっぱい・・・。
・・・・・・わたし・・・・・・わたし・・・・・・。

ボーレ
あー・・・、・・・・・・うん。
・・・なんかわかんねえけど・・・・・・泣きたいときは、泣いとけ。

ミスト
・・・・・・ぇっ・・・・・・・・・っ。
・・・・・・・・・・・・・・・。

ボーレ
落ち着いたら、おれが話、聞いてやるから。
思いっきり泣いて。思いっきりぶちまけて。
んで、楽になっちまえ。な?

ミスト
・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・り・・・がと・・・・・・。

ボーレ
だいじょうぶだって。
おれ・・・と、みんなもいるから。
・・・だいじょうぶだ。

ミスト
・・・・・・・・・ん・・・・・・。





【ボーレ×ウルキ C】
ボーレ
お・・・?
あいつって、うちの軍にいるタカのラグズ・・・・・・。

ウルキ
・・・・・・・・・・・・。

ボーレ
うおっ!?

ウルキ
・・・・・・何か用だろうか。

ボーレ
へ?

ウルキ
呼ばれたように思った。違うのか?

ボーレ
え、あ、もしかして・・・さっきのつぶやきのことか?
あんだけ離れてても聞こえたのか?

ウルキ
鮮明に。

ボーレ
す、すげえな。

ウルキ
それで・・・、私に何の用だ?

ボーレ
いや・・・・・・なんだ、えーっと・・・・・・その・・・。
・・・・・・えらく気合の入った顔だなーって・・・・・・。

ウルキ
?・・・・・・この顔に問題があるのか?
至って普通にしているつもりだが。

ボーレ
ないない。全っ然、問題ないぜ!
すっげえ強そう。男らしい。最高!

ウルキ
・・・・・・・・・。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・。

ウルキ
・・・・・・・・・おまえの方こそ、健康そうで、いい色艶の頭髪だ。
腕も太くて中々に力強そうでいい。

ボーレ
へ?

ウルキ
では、今日は用があるから・・・またな。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おれって、意外にラグズとうまくやってけそうだな。うん。




【ボーレ×ウルキ B】
ボーレ
おーい!タカのにいちゃん。

ウルキ
・・・おまえか。戦場以外で会うのは久しぶりだな。

ボーレ
おう。あ、おれなボーレってんだ。
仲間なんだし、『おまえ』じゃなくて名前で呼んでくれるか?

ウルキ
分かった。・・・私はウルキだ。
私も『タカのにいちゃん』ではなく、名前で呼ばれることを希望する。

ボーレ
了解っと。で、ウルキ。
こんなところでなにやってたんだ?

ウルキ
・・・・・・小鳥の声に耳を傾けていた。
彼らの声は心を和ませてくれる。

ボーレ
ほんとか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ダメだ。おれじゃなんにも聞こえねえや。
あんた、ほんとに耳がいいよな。

ウルキ
・・・・・・・・・。

ボーレ
しっかしさ、鳥翼族っていいよなあ〜。空が飛べるって最強じゃねえか!
ウルキの戦いを近くで見てるとさ、とにかくすげえんだ。
ラグズの強さってもんを感じたぜ。
なんでベオクには翼がねえんだろうな?
化身してなきゃ、似たような見た目だってのに。

ウルキ
・・・・・・・・・。

ボーレ
あ、悪ぃ。なんかおればっかしゃべってるな。
邪魔だったらそう言ってくれていい・・・。

ウルキ
・・・・・・すまん・・・。

ボーレ
どうしたんだ、いきなり?

ウルキ
私は・・・最低だ。

ボーレ
あ、おい!・・・・・・・・・なんなんだよ急に・・・。




【ボーレ×ウルキ A】
ボーレ
いた!待ってくれよ、ウルキ!

ウルキ
・・・・・・・・・。

ボーレ
なんで、おれを避けてんだよ?
なんか気に入らないことしたんならはっきり言ってくれねえと・・・。
おれ、分かんねえよ。

ウルキ
・・・ボーレ・・・・・・。

ボーレ
せっかく、ラグズのあんたとダチになれたって思ってたのに・・・。
やっぱり、おれがベオクだから親しくなれねえって・・・そういうことか?

ウルキ
・・・・・・違う・・・。・・・おまえはいい奴だ。
私が・・・最低なだけだ・・・・・・。

ボーレ
その『最低』って、この間も言ってたよな?
なんだよ、どういう意味だよ?

ウルキ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・おまえが初めて・・・私に声をかけてきた時、
私は・・・おまえを疑っていた。
ベオクが、ラグズの私に親しげに話しかけ、近寄ってくる・・・。
何か企んでいるに違いないと・・・・・・。

ボーレ
え・・・でも、ウルキは最初おれのことほめたよな?
あれ・・・ウソだったのか?

ウルキ
相手を褒めるのが、ベオクの挨拶なのかと思った・・・。
ボーレも、私にはそぐわないような美辞麗句を並べたてていたからな。

ボーレ
あ・・・・・・。あれは・・・・・・。

ウルキ
私は、おまえと別れてすぐ・・・おまえのことを調べた。
なんという名で、どんな素性であるか。ぬかりなく全てを。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・。で、なんか見つかったか?

ウルキ
グレイル傭兵団のボーレ。
見ための通り・・・裏表のない快活な戦士だった。

ボーレ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ウルキ
・・・おまえは、最初から好意を示してくれたというのに・・・私は、はなから信じていなかった。
疑ってかかった。だから『最低』だと言ったのだ。
おまえが友好を結ぶには値しない。

ボーレ
・・・・・・ベオクとラグズか。

ウルキ


ボーレ
おれさ、最初は・・・ウルキと上手くやれるかどうか、すげえ自信なかったんだ。
アイクみたいに自然に・・・ラグズと付き合えるのかってな。
でも・・・たまたまウルキと話せて、やってみたらなんだ簡単じゃねえかって。
そしたら、うれしくってな。
戦場でも、あんたの姿見つけては寄ってって近くで戦ってた。

ウルキ
・・・ボーレ。

ボーレ
ベオクはずっとラグズと敵対してきた。
だから、ウルキがおれを警戒して・・・素性を調べたってのは仕方ねえよ。
けどな、おれがシロだってわかった後でもこうやって壁作られんのは納得いかねえ。
そんなんじゃ、いつまでたってもベオクとラグズは分かり合えねえ。
おれは、そんな風に思うけど・・・ウルキはそれでも、まだおれを避けるつもりか?

ウルキ
・・・・・・・・・いや。ボーレ、本当にすまなかった。
おまえがそれを許してくれるというなら、私はおまえの友になりたい。

ボーレ
許すも許さないも・・・おれは最初からそのつもりだったってんだよ!



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