ファイアブレ
支援会話集 マーシャ






【マーシャ×ヨファ C】
ヨファ
よいしょ・・・・・・っと。

マーシャ
あれ?君・・・・・・確か、ヨファ君だったよね。
1人で何してるの?

ヨファ
弓の訓練だよ。
ここにこうやって木を立てて、的中の場所を自分で決めてからそこを狙うんだ。
他のところに当たると危ないから矢の先には布をつけてる。
それに、的との距離も短く取ってるからちゃんとした訓練にはならないんだけど。

マーシャ
へえ、えらいね。
小さいのに頑張ってるんだ。

ヨファ
小さいって言わないでよ。
ぼく、れっきとした傭兵だよ?

マーシャ
分かってる分かってる。
じゃあ私が訓練に付き合ってあげようか?

ヨファ
え・・・・・・いいよ。1人でできるから。

マーシャ
遠慮しないの。
私はね、世界一大きい国の騎士だったんだから。
しかも、弓兵の知識は豊富なのよ?
天馬騎士にとって、弓兵は大敵だからね。

ヨファ
ぼく、騎士じゃないもん。関係ないよ。

マーシャ
あ、まってヨファ。
こういうところで弓を射る時は、
まわりに人がいないか気をつけないとだめなんだよ。

ヨファ
もう、そんなことわかってるよ。

マーシャ
そっか、ごめんごめん!





【マーシャ×ヨファ B】
マーシャ
あ、すごい!23回連続で的に当てたじゃない!

ヨファ
うーん・・・・・・ほんとは30回連続で当てたかったんだけどなあ・・・・・・。

マーシャ
でも、その半分以上は当ててるわけだよね?
うまいよ、ヨファ!

ヨファ
でも、戦場じゃ全部的中させなきゃな、ってぼくに弓を教えてくれた人が言ってた。
23回で満足してちゃだめだよ。訓練用だから距離も短いんだし。

マーシャ
そっか・・・・・・えらいね、ヨファは。
自分に厳しいんだ。

ヨファ
マーシャさんは自分にやさしいの?

マーシャ
ん?そんなつもりはないわよ。
自分に厳しく、他人にも厳しく!
っていうのが、昔所属してた軍の副長だった人に言われた言葉だったし。
でも、ヨファはまだ・・・・・・。

ヨファ
子供じゃないよ。・・・・・・ぼくだって、敵を倒してる。

マーシャ
・・・・・・うん、そうだね。

ヨファ
マーシャさんは、ぼくが子供だからいろいろ心配してくれてるの?

マーシャ
うん・・・・・・。

ヨファ
じゃあ、もう心配してくれなくていいよ。
ぼく、そんなに弱くないから。

マーシャ
そっか・・・・・・。ごめんね。





【マーシャ×ヨファ A】
マーシャ
すごーい!
ヨファ、全部命中しちゃったね。

ヨファ
うん。でももっとがんばらなくちゃ。
それに、当てるだけじゃだめなんだよ。
ぼくに弓を教えてくれた人は鎧のすきまだけを確実に狙うんだって。

マーシャ
すごいね・・・・・・。
ヨファもそうなるのかな・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・あれ?
ちょ、ちょっとヨファ、手見せて!

ヨファ
手・・・・・・?

マーシャ
やっぱり・・・・・・マメがつぶれて血が出てるじゃない。
もう、だめでしょ!なんでこんなになるまでほっといたの!?

ヨファ
ほんとだね・・・・・・。
痛いな、と思ってたんだけど・・・・・・。
途中からわからなくなってきたからそのまま続けてたんだ。

マーシャ
ヨファ・・・・・・。ヨファは本当に強いね・・・・・・。
ちょっと待って、きずぐすりは・・・・・・あ、あった。
じっとしててね。ちょっとしみるけど。

ヨファ
・・・・・・ありがとう。

マーシャ
ヨファは体が大きくなったらきっともっと強くなるね。
今もこんなに強いんだもの・・・・・・。

ヨファ
そうかな?

マーシャ
うん。腕前もそうだけど、心がね。
痛いのを忘れちゃうくらい集中できてるんだもん。
そうそうできることじゃないよ。

ヨファ
じゃあ・・・・・・ちゃんとみんなのこと、ぼくは守れるのかな?
危ない時に、ちゃんと役に立てるかな?

マーシャ
もっちろんだよ!
ヨファが大事な人みーんな、きっと守れるよ。
私が勝手に保証してあげるわ!

ヨファ
・・・・・・ありがとう、マーシャさん。
ちゃんと、マーシャさんのことも守るからね。
いつも傍にいてくれて、ありがとう。

マーシャ
ヨファ・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・私も・・・私も、ヨファを守るね。
ヨファはまだ小さいのに・・・・・・。
どうして、大人にならなきゃなんなかったんだろうね・・・・・・・・・・・・。





【マーシャ×ケビン C】
ケビン
うーむ、能力向上のため1度天馬騎士と手合わせを願いたいのだが・・・・・・。
お、いたいた、マーシャ殿!

マーシャ
はい?

ケビン
コホン、えー、1度貴公と・・・と、その前に名乗らねばな。
オレの名前は・・・・・・。

マーシャ
知っています。
クリミア王国王宮騎士、5番小隊隊長ケビンさんでしょう?

ケビン
むっ、なぜオレの名を?しかも所属まで・・・。
実は、オレが先の戦いで密かに手柄を立てていたとか?
・・・だが、思い当たる節はないな。

マーシャ
・・・・・・あのー。

ケビン
ひょっとして、ありえんと思うがこのオレがとてつもない失敗をした?
いや、そんな覚えもないぞ。

マーシャ
あのー・・・・・・。

ケビン
それとも、オレの武勇が他国にも響き渡った?
・・・いやいや、いくらなんでもそれは。
だが、ありえない話ではないな。
他の可能性としては・・・。

マーシャ
あのーっ!!

ケビン
な、なんだ。
驚くじゃないか!

マーシャ
ケビンさんの名前ならみんな知ってますよ。
だって、戦う前に、いつも名乗ってるじゃないですか。
『我こそは、クリミア王国王宮騎士、5番小隊隊長ケビンなり』って。

ケビン
なるほど、そういうことか!

マーシャ
で、ご用はなんです?

ケビン
え?

マーシャ
私にご用があったんじゃないんですか?

ケビン
ああ、そうだ。
ええと・・・ ん?なんだったかな?

マーシャ
・・・・・・思い出したら言ってくださいね。





【マーシャ×ケビン B】
ケビン
マーシャ殿!

マーシャ
あ、ケビンさん。
・・・お馬さんの様子は、どうですか?

ケビン
ああ、ずいぶん良くなった!
マーシャ殿のおかげだ。
最初、様子がおかしい時はどうしようかと思ったが・・・・・・。
マーシャ殿の応急処置のおかげだ!

マーシャ
行軍での疲労がたまったんですよ。
これだけ長い間、転戦しているんですから仕方がないですね。
土地の変化に慣れるまでしばらく休ませればまた元気になりますよ。

ケビン
オレはクリミア国内でしか戦った事がなかったからそういう知識はなかったのだ。
本当に、心底礼を言う!

マーシャ
やだ、やめてくださいよ!
私は傭兵になってからあちこち飛び回ってたんでたまたま知ってただけです。

ケビン
この恩は、どんなことがあっても・・・。

マーシャ
だから、やめてくださいってば。
これからの戦いでは、ケビンさんが知っていて私が知らない事も一杯あると思います。
その時に力になっていただければそれで十分です。

ケビン
分かった!
その時は、オレの命にかえて・・・。

マーシャ
かえなくていいです!
・・・・・・そういえばケビンさん、
この前私に何か用があったんじゃなかったんですか?

ケビン
それが・・・・・・相棒の不調もあったりですっかり忘れてしまってな・・・・・・。
いつか必ず思い出すとこの斧に誓いを・・・。

マーシャ
誓わなくていいですってー!
もう、どうしてそういうノリになっちゃうのかなぁ〜。





【マーシャ×ケビン A】
マーシャ
ケビンさん!

ケビン
む、マーシャ殿か!

マーシャ
ケビンさんのお馬さん、元気になったみたいですね。
よかった。

ケビン
ああ、マーシャ殿のおかげだ。
あらためて礼を・・・・・・。

マーシャ
その話はもういいですってば。
それより、これからお出かけですか?

ケビン
いや、久しぶりに馬の身体を洗ってやろうと思ってな。
いつも苦労をかけているから戦の合間にはできるだけ労わってやりたいのだ。

マーシャ
・・・・・・素敵ですね。

ケビン
何がだ?

マーシャ
この前も思ったんですけど、ケビンさん、馬の事にはとっても
気を遣ってるように思えるから・・・・・・。

ケビン
無論!オレにとっては、大事な戦友だからな。
騎士仲間には『所詮は乗り物』ってヤツもいたが、オレはそうは思わん。
馬だけじゃない、鎧も斧も、共に戦うものは全てオレにとっては大切な戦友なのだ!

マーシャ
ご立派です。

ケビン
立派か?
当たり前の話をしてるだけだがな。

マーシャ
当たり前なんかじゃないですよ。
他のことはしょっちゅう忘れたりうっかりしたりしてるのに・・・・・・。
うふふ。

ケビン
そうか?
今ひとつ、腑に落ちないんだが・・・。

マーシャ
ふふ。





【マーシャ×タニス C】
マーシャ
あ・・・・・・あれ?

タニス
・・・・・・久しぶりだな、マーシャ。

マーシャ
タ、タニス副長!?ど・・・・・・どうしてここに?

タニス
それは私の台詞だ。
私は親衛騎士団の副長として勅命を受けてこの任についている。
まさかその先でかつての部下に会おうとはな。

マーシャ
そ、そうだったんですね!
副長がデインに入ってから一緒だったなんて
全然気づきませんでした!すごい偶然ですね、はい!

タニス
ああ。可愛い部下にようやく出会えて嬉しいぞ。
私は長い間、おまえの行方を追っていたからな・・・・・・。

マーシャ
ふ、副長、目が笑ってません・・・・・・けど・・・・・・。
もしかして・・・・・・怒ってます?

タニス
ああ、おまえは正しい。私はとても怒っているとも。
無断でベグニオン天馬騎士団を離れた脱走兵マーシャにどんな罰を
下すべきか考えているところだ。

マーシャ
だ、脱走じゃないですよっ!
ちゃんと『やめます』って手紙に書き残して・・・・・・。

タニス
おまえは子供か!あんな走り書き1つで除隊が認められると思っているのか!
ベグニオン騎士団員の重みを知れ!

マーシャ
す、す・・・・・・すみません!
でもあの、あの時は急いでたから・・・・・・。

タニス
・・・・・・シグルーン隊長は優しい方だ。
おまえが隊を離れた件については不問に付そうと仰っておられる。

マーシャ
ほっ・・・・・・。

タニス
だが私が反対した。
なんとしてでも私が連れ戻し、しかるべき罰を受けさせると報告してある。
覚悟しておけ。

マーシャ
あ!私、急用思い出しました!・・・・・・失礼します!

タニス
こら、また逃げるのかマーシャ!




【マーシャ×タニス B】
タニス
マーシャ!

マーシャ
ひぃっ!?ふ、副長・・・・・・!

タニス
みっともない悲鳴をあげるな。かつての上官相手に。

マーシャ
だ、だって副長・・・・・・、まだ怒ってますか?

タニス
勿論だ。マーシャ、おまえが騎士団を離れた理由は何だ?
おまえは任務の厳しさに耐えかねて逃げ出すような軟弱者ではなかった。
異性との色恋沙汰にうつつをぬかすような女でもない。
なぜ私に一言の相談もなく団を離れたのだ?

マーシャ
実はその〜・・・・・・兄が、借金をたくさん作って・・・・・・。
行方不明になってしまったんです。

タニス
借金・・・・・・?

マーシャ
それで、代わりに私に対して兵舎に取立てが来るようになったから兄の行方を捜そうと思って。
その途中でアイクさんたちと出会って、海賊から助けてもらったのを縁にご一緒させてもらうようになりました。
でも兄はやっぱり見つからなくって・・・・・・。

タニス
・・・・・・。

マーシャ
それで、アイクさんについて行ってあちこち旅をすれば、兄の行方がわかるかもしれないと思って。
今に至るわけです・・・・・・。

タニス
・・・・・・なるほど。話はわかった。まさか借金苦で夜逃げだったとは・・・・・・。
かつての上官として、多少なりと同情を禁じえん。

マーシャ
じゃ、じゃあ・・・・・・。

タニス
だが脱走は脱走だ。ここでの任務が終われば、おまえを罰することにかわりはない。

マーシャ
そ、そんなあ・・・・・・。




【マーシャ×タニス A】
マーシャ
ですからその・・・・・・懲罰はできることなら勘弁していただきたいと・・・・・・。

タニス
脱走には最も重い懲罰を与えるのが鉄則だ。
おまえにだけ特例、というわけにはいかん。

マーシャ
はぁ・・・・・・。副長のいじわる・・・・・・。

タニス
なぜ私が意地悪なのだ!
私はおまえが脱走したから・・・・・・。

マーシャ
だって、副長はいつもそうじゃないですか。
シグルーン隊長と違って、私たちのこと褒めてくれたことなんて1度もなかったし・・・・・・。
こっちの事情も察してくれてるようでそうでもないし・・・・・・。

タニス
まったく、分からん奴だな。なぜ私がおまえにここまで言うと思っている!

マーシャ
え?

タニス
他の団員ならばここまでのことはしない。
マーシャ、私はおまえに期待していたのだ。
おまえならば将来隊長や私の後を継いで、騎士団をまとめてくれると思っていた。

マーシャ
ええ!?な、なんで急にそんなこと言い出すんですか?
ベグニオンにいた頃はそんなこと一言も・・・・・・。

タニス
当たり前だ!私の口からそんなことが言えるものか。だがやむをえん。
私から隊長に進言して、騎士団に復帰できるよう取り計らってもらう。
脱走は不問に付す。だから戻って来い。

マーシャ
副長・・・・・・
あ・・・・・・ありがとうございます!




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