◆速水涼太
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
B |
★★★★★★★★★ |
| アクセラレーション |
D |
★★★★★★ |
| ハンドリング |
B |
★★★★★★★★★ |
| スタント |
D |
★★★★★★ |
| パワー |
C |
★★★★★★★★ |
・前作である64版に引き続いての参戦となるキャラクター。続投組の中ではウェアやマシン等のメインのイメージカラーが緑系統から赤に変わったが、性能の傾向自体は変わらずバランスが良いオールラウンドタイプ。
・操作性に直結するハンドリングとレースで重要な最高速を両立した性能で、初心者から上級者まで幅広く使える万能さを備える。パワーも平均より高く、ロブやデーブ以外には当たり負けしないタフさが魅力。
・性能のバランスが良く弱点らしい弱点が無い。総合力の問われるチャンピオンシップモードに向いたレーサーである。
・タイムアタックではデーブやロブら最高速特化型キャラと比べると速度面で見劣りするものの、彼らと比べてコーナリング性能が非常に高いため、急なコーナーが多く減速しがちなテクニカルなコースではセッティング次第では十分対抗可能とも言える。
・スタント能力は高い方ではないが、ハンドリング性能に直結するジャンプ系の技の出はそこそこ良い。ベストスコアを狙うには向かないと思うが、そつなくこなす事はできる。
◆デイビッド・マリナー
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
A |
★★★★★★★★★★★★ |
| アクセラレーション |
E |
★★★ |
| ハンドリング |
E |
★★★★ |
| スタント |
E |
★★★★ |
| パワー |
B |
★★★★★★★★★★ |
・速水涼太、アユミ・スチュワートと並んで前作から引き続いての参戦となるキャラ。デブだからアダ名はデーブ！！！（←それでいいのか）
・「巨漢デブ」なる見た目通りのパワー型で最高速はダントツのトップ。波の穏やかな地点でターボを発動すれば170キロもの速度を叩き出せる。速度が物を言うタイムアタックでは純粋に有利であり、コースを熟知してミス無く走れるのであればチャンピオンシップでもトップスピードの速さは大きな武器となるハズ。当たり合いにも強く、重さを活かして他のキャラの進路妨害もお手の物。
・一方、加速・ハンドリング・スタントの各能力は軒並み最低レベルであり、とことん両極端な性能である。一旦減速してしまうとなかなか挽回ができないため、大きなミスをせずに堅実に走るテクニックも必要とする上級者向けのレーサーと言える。スタントもコマンドを入力してもモタモタとしか発動せず、着水＆トリック後の再加速に手間取り制限時間もキツキツとなるせいでスコアアタックは完全に不向き。素直に他のキャラに任せよう。
◆速水あかり
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
E |
★★★ |
| アクセラレーション |
A |
★★★★★★★★★★★★ |
| ハンドリング |
D |
★★★★★★ |
| スタント |
A |
★★★★★★★★★★★ |
| パワー |
E |
★★★ |
・速水涼太の妹で、同じ任天堂のスノーボードのゲームである『テン・エイティ』シリーズからの参戦。ちなみに、64時代の本職は未成年のクセに任天堂本社の受付嬢（※キャラの声が）。
・加速性能は全マシン中トップであり、ミスを挽回しやすいので初心者向け……と言いたい所だが、最高速とパワーが最低クラスでハンドリングも意外と良くないのがクセモノ。スピードが低いせいでチャンピオンシップでは常に後ろから敵マシンに迫られ、パワーが無いためにマシン同士のぶつかり合いにも障害物との接触にも極端に弱い。コーナリング性能も意外と悪くて機敏な切り返しができないため、先読み気味の旋回が必要になる場面も多い。ハッキリ言ってしまえば初心者が使うにしても、速度と使いやすさを兼ね備えた兄の涼太の方が圧倒的に有利かと。上級者が縛りプレイで難易度を上げて遊ぶためのキャラクターと言ってしまっても良いくらいだったりも…。
・ならば、スコアアタックでは有利なのかと言えば、ハンドリング性能の悪さがここでも響く。加速性能の他に優れているのはスタント能力なハズなのだが、ジャンプ系のスタントはハンドリング性能の方が影響が大きいため、どうしても出が遅くなってしまうのが痛い。…となると、スタント性能に加えハンドリングも軽快なナイジェルやセリーナやリッキーの方が圧倒的に有利。そのため、そちらでもあかりの出番は無くなってしまいがち。
・どうもチグハグな能力設定で強みが活かせる場面が妙に少ないのが泣き所。スノボ（テン・エイティ）は得意でもジェットスキーはまだ慣れていないのだろーか……（笑）。イメージに反して初心者が使いこなすのはキツいスペックとしか言い様が無い（＝一応キビキビは動くのだがソレ止まりであり、スコアもタイムも伸びないため）。ゲームに慣れて来たプレイヤーこそ、たまには腕試し用で使ってあげよう！
◆ナイジェル・カルヴァー
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
D |
★★★★★★ |
| アクセラレーション |
C |
★★★★★★★★ |
| ハンドリング |
A |
★★★★★★★★★★★★ |
| スタント |
B |
★★★★★★★★★ |
| パワー |
D |
★★★★★★ |
・前作にも『テン・エイティ』でも登場しなかった、本作がデビューのキャラクター。前作に登場し今作で唯一参戦しなかったマイルス・ジェッターに近い性能を持つ（あまりに曲がり過ぎて制御すら難しかったジェッターさんよりはだいぶ扱いやすいが）。
・ナイジェルの長所は圧倒的なハンドリング性能の高さ。どんなコーナーでも機敏に曲がる事ができるし、加速性能も平均以上。ジャンプ関係のトリックは最高のポテンシャルがある上、持ち前のスタント能力の高さでランディング系のスタントもお手の物。チャンピオンシップでもスコアアタックでも強みを発揮できるキャラクターと言える（特にスコアアタックではハイスコアを狙いやすい）。
・一方、男性キャラにしてはトップスピードもパワーも不足気味なので、他のマシンからの妨害には注意が必要であり、障害物への接触もなるべく避けたい。プレイヤーにもテクニカルな操縦が求められる通好みのキャラクターと言えるのかも。
◆アユミ・スチュワート
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
C |
★★★★★★★★ |
| アクセラレーション |
C |
★★★★★★★ |
| ハンドリング |
C |
★★★★★★★★ |
| スタント |
C |
★★★★★★★ |
| パワー |
C |
★★★★★★★ |
・前作から引き続いての参戦となるキャラクターだが、加速一点特化型だった前作では遅さ・非力さに泣いたせいか、トレーニングを積んで肉体を強化し、速度とパワーを兼ね備えた究極のオールラウンダー型へとモデルチェンジ。
・イメージとしては速水涼太から速度をちょっと削って加速を強化した感じである。前作のような「一瞬で最高速に上がる加速性能がありつつ他は軒並みダメダメ」なスチュワート一族（前作のアユミやF-ZEROにいたDr.スチュワートら、任天堂レースゲームでお馴染み）特有のピーキーさは無く、平均的だが扱いやすい性能にまとまっている。
・タイムアタックやスコアアタックでは一点特化型のキャラに見劣りするのだが、性能に穴が無いバランス型というのが長所。これと言って苦手な場面も無いため、幅広い状況に対応する必要のあるチャンピオンシップでは特に強みを発揮できる。
◆ロブ・ヘイウッド
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
A |
★★★★★★★★★★★ |
| アクセラレーション |
E |
★★★★ |
| ハンドリング |
D |
★★★★★ |
| スタント |
D |
★★★★★ |
| パワー |
A |
★★★★★★★★★★★★ |
・『テン・エイティ』シリーズからの参戦キャラ。テン・エイティの64版では木町剣介と並ぶバランス型だったハズだが、ちょっと見ない内に超絶マッチョキャラに変貌してしまった。エート…一体何があった！？…と申すか、このゴツさで20歳ジャストなのかYO！？（苦笑）
・性能はかなりのパワー重視型。トップスピードこそデーブを若干下回るものの、パワーはデーブを抜いて全キャラ中トップ、加速・ハンドリング・スタントも若干デーブよりも上であり、ややマイルドながらも速さを両立した性能となっている。
・とは言え、全体から見ればかなり扱いづらい部類のキャラである事は間違いなく、加速やハンドリングが鈍いため、マシンから落ちるような大きなミスは避けたいところ。ただ、パワーにはとことん優れるため、多少強引な走りをして物だの人だのに衝突しても崩れないタフネスっぷりが魅力。
・チャンピオンシップでパワフルな走りが期待できる他、デーブより若干扱いやすく涼太より速度が期待できるため、コースによっては最速も狙えるかも
◆リッキー・ウィンターボーン
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
E |
★★★★ |
| アクセラレーション |
B |
★★★★★★★★★★ |
| ハンドリング |
C |
★★★★★★★ |
| スタント |
A |
★★★★★★★★★★★★ |
| パワー |
E |
★★★★ |
・速水あかりやロブと同様、『テン・エイティ』シリーズからの参戦のキャラ。こちらはテン・エイティの時と同様の生意気そうなボンボンである（実際、大企業の経営者のムスコである）。キャラアイコンのデザインから察するにスケボーも得意な様子。ウ〜ン、多趣味ですやね！
・あかりはスタント重視ながらハンドリングが悪く、ジャンプ系のスタントの出が鈍い等、どうもチグハグな能力だったが、こちらリッキーはスタント能力に加えハンドリングもそこそこ良好なため、スコアアタックではしっかり活躍できるハズ。その中でも、ジャンプしないライディング系のトリック（コマンド入力で発動させる物）の方が得意。
・トップスピードとパワーは最低レベルなため、加速性能は良くてもチャンピオンシップは速度不足で苦戦を強いられがち。直線区間が長いコース程純粋に不利となるので、リッキーで優勝を狙うのはゲームにある程度慣れてからの方が無難かと。最高速・パワー・ハンドリングが若干上回る分、あかりよりは幾分ラクではあるが、高難度で優勝を目指すのはかなりキツい部類である。
◆セリーナ・デル・マー
| 項目 |
評価 |
| トップスピード |
C |
★★★★★★★ |
| アクセラレーション |
B |
★★★★★★★★★ |
| ハンドリング |
A |
★★★★★★★★★★★ |
| スタント |
C |
★★★★★★★★ |
| パワー |
D |
★★★★★ |
・本作でデビューのキャラクター。未成年なのにムンムンのこの色気！ウ〜ン、これはケシカラン！！（笑）
・ナイジェルと同じくテクニック重視の性能となっているが、より扱いやすさを重視したタイプ。ナイジェルと比べると、最高速と加速で上回り、その他の能力は若干下回る。レースで重要な加速と最高速がそこそこあり、ハンドリングもナイジェル以下ながらトップクラスの性能があるため、若干パワー不足な事さえ注意しておけばかなり扱いやすい万能な性能の持ち主と言えそう。
・どちらかと言えばスコアアタック向けの性能とは思うが、速度重視のセッティングにすれば十分高難度のチャンピオンシップでも通用する。コーナーの急なテクニカルコースでは特に強みを発揮しやすい。
