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任天堂ソフト一覧
〜発売中止・機種移行ハード&ソフト一覧〜

発売中止タイトル&プロジェクト 更新!(2023/9/5)
機種移行タイトル 

終末病棟〜墓場行きになりそうなハード&ソフト達〜  



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・発売中止タイトル・プロジェクト
ここは世の中に飛び立つことができなかった悲運のソフト達の墓場。
ハード別ではニンテンドウ64がらみが、開発会社ではHAL研究所やレア社のタイトルが目立ちます。
リンクのあるものはクリックすると任天堂のソフト紹介ページ(スペースワールド等のイベントのページ)に飛びます。

中止
時期
タイトル 機種 ジャンル 開発部署・会社 ゲームの内容&中止原因
(筆者の勝手な憶測含む)
1983年
ドンキーコングの音楽遊び FC その他 ・任天堂  ファミコン発売初年度に発売が予定されていたが、作中で使用した音楽の権利問題などが引っ掛かってお蔵入りとなったとの話である。
1989年
3Dホットラリー2 FC レース ・任天堂 情報開発部  既にほぼ完成していた模様で、任天堂社内のクリエイターからの評価も高かったそうだが、NOA(任天堂アメリカ)からの評価が低く発売に至らずお蔵入りになった事が後に明かされた。
1989年
ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島
(カセット版)
FC アドベンチャー ・任天堂 情報開発部
・パックスソフトニカ
 ディスクシステムの終焉やROMカセットの容量UPで発売が検討されたが、結局不発に。
 メッセージ送りの高速化などの変更が加えられていた模様。
1994年
スーパーマリオ
ブラザーズ2(カセット版)
FC アクション ・任天堂情報開発部
・SRD
 発売した『ゼルダの伝説1』(カセット版のゼルダの伝説)と同時に宣伝されていたが、発売されずに終わった。
96年頃 リンクの冒険2 SFC アクション ・任天堂
 情報開発部
 FCD『リンクの冒険』を元にしたゲームであった模様。小学館「任天堂公式ガイドブック スターフォックス64」に掲載されたディレクター清水隆雄氏のインタビューに拠ると、「ニンテンドウ64発売が迫り時期が悪いと判断したから」なそうな。出来ていたならニンテンドウパワーで出してほしかった…。
 それから約15年後の2011年、任天堂HP内のインタビュー『社長が訊く』にて、スーパーFXチップ搭載のポリゴンゲームとして開発が進んでいたことが明らかに。SFCでポリゴンか。うーむ、確かに表現のレベルとしてチト厳しかったのかも。
96年頃 サウンドファンタジー


SFC その他 不明
(HAL研究所?)
 描いた絵によって異なる音が流れる、これまでにない斬新なゲームだったらしい…が詳細は不明。DS『エレクトロプランクトン』を手掛けた岩井俊雄氏が製作に携わっていたらしい。


 ブロック崩し的な要素を持つステージや常にピョンピョン跳ねるキャラを制御するステージなどが確認できる。スーパーファミコンマウス対応だったらしいが、詳しい操作系統は流石に不明。ただ、内容に関してはのちのエレクトロプランクトンに活かされた部分も多かった模様ではある。



 これも完成していたとするならばバーチャルコンソールで出してほしい作品のひとつですね。
96年頃 ファイティングポリゴン
SFC アクション ・アルゴノート  『スターフォックス』、『ワイルドトラックス』同様、スーパーFXチップを搭載したポリゴン格闘ゲーム。任天堂としては珍しいジャンルの作品だったが、セガサターンで『バーチャファイター』が人気を集めていた時期でもあり、見た目的にも品質面にも太刀打ちできそうもないことから中止に至ったか。暫定発売時期は95年3月辺りとアナウンスされていたが、結局日の目を見る事は無かった。
 なお、海外では開発元のアルゴノーツ社から『FXファイター』の題名でPC版のみ発売。日本ではいずれも発売中止。
96年頃 G-ZERO
VB レース ・任天堂
 開発第一部
 F-ZEROのバーチャルボーイ版ということだが詳細は明らかになっていない。ワイヤーフレームを駆使した3Dレーシングであり、立体感を生かせそうなタイトルだっただけに残念。

 開発中止は勿論、バーチャルボーイのつまづきによるところが大きいハズ。詳しくは当サイトF-ZERO攻略コーナー該当ページにてどうぞ。
96年頃 バーチャルボーイ
マリオランド
VB アクション ・任天堂
 開発第一部
 マリオランドから派生したワリオランドとは逆に、バーチャルボーイではワリオが先にデビュー。恐らくは同一チームの製作だったと思われるのだが、バーチャルボーイ自体の不振を受け、アッサリと発売中止の判断が下された。

 神社の鳥居などマリオシリーズとしては異端のデザインが目を引く。ワリオも登場する内容だったらしい。
97年頃 テトリスフィアー
N64 パズル ・H2O Entertainment  1996年10月に発売予定となっていたが、いつのまにか消滅。当時のパンフレットの宣伝文句言わく、“球の上での試行錯誤。64ならではの映像が冴える3次元テトリス。”だったようだが、世の中には出ずじまい…。
 
→ なんと海外では97〜98年にかけてフツーに発売されている。管理人アルツも海外版を手に入れて遊んでみたが、同じ図形を重ねて内側へ進んでいく感触がなかなか不思議な感じのパズルゲームだ。「テトリス」と名が付いているが完全に別物のゲーム(ぷよぷよとかパネポンとか任天堂は海外でパズルを出すとテトリスと付けたがるから珍しい事ではない)。バランス的に大味な感はあるが球体の滑らかな表現や光の表現など映像ははなかなか凝っている。
98年頃 クライマー N64 アクション ・DMAデザイン  こちらも96年秋のラインナップ紹介パンフにあったもの。“「ボディハーベスト」製作のDMAデザインがお届けする、斬新なアクションゲーム”だったらしいが、写真一つ公開されず消えたため、どのような内容であったかは分からずじまい。とりあえず、何か登る作品だったと思われる。任天堂製で“クライマー”と言うと『アイスクライマー』を思い出すが、3Dの作品であればあまり関係は無さそうだ。
98年頃 クリエイター N64 不明 不明
(海外メーカー)
 詳細は不明だが、宮本氏によると、N64の頃は下請けソフトハウスに自由に作らせすぎて、洋ゲーの色合いが濃くなり、日本向けではない物も多かったらしい。このタイトルがそうだった可能性は大。
98年頃 バギーブギー
N64 アクション 不明
(海外メーカー)
 これもきっと上記のN64ソフト群と同様の理由で中止になったものと思われる。

 パンフには、“マシンがどんどん進化し、変形する。まるで動物の様なマシン達が大活躍。”とあった。
98年頃 ボディハーベスト

N64 アクション ・DMAデザイン  “130種類ものビークル(乗り物)を使い分け、エイリアンから地球を守れ!”…と96年秋頃のN64ラインナップのパンフに書いてあったが詳細は不明のまま発売中止に…。

 →海外では98年秋にMIDWAY GAMESから普通に発売された。箱庭タイプの3Dアクションゲームで、エイリアンを銃で撃つ、乗り物に乗って邪魔な岩をどかす、火を消すなどの要素がある。Youtubeなどで動画が多数見れるが、見た感じかなりアクが強く、日本ではとても受け入れられそうにない。発売中止も納得な感じだ…。
99年頃 ポケットモンスター64 N64 不明 ・クリーチャーズ?
・ゲームフリーク?
 タイトルは発表されていたものの、この名前での画面写真の公開はゼロ。特に根拠は無いがGB版のようなRPGではなかったのではなかろうか。ゲームキューブで発売された「コロシアム」に近い内容か!?
99年頃 NBAバスケットボール'98
N64 スポーツ 不明
(海外メーカー)
 ニンテンドウスペースワールドで公開されたタイトルだったと記憶しているが、詳細は不明のまま。
 2002年にゲームキューブでNBAを題材にしたソフトが出ているが、このソフトとの関連性も不明。
99年頃 カービィのエアライド

N64 レース ・HAL研究所  初出時は『カービィボウル64』として公開された。カービィやデデデ大王、ミスターフロスティらがワープスターやスケートボードに乗り、下り坂を滑空していくレースゲーム。

 後にゲームキューブで同名のタイトルが出たが、ゲームキューブ版ディレクターの桜井氏曰く、「内容はまったく別物」とのこと。
2000年
ファイアー
エムブレム64
N64 シミュレー
ションRPG
・インテリジェント
 システムズ
・任天堂
 開発第一部
 アカネイア大陸を舞台に、マルスが生まれる前の時代を描いた作品になる予定だったらしい(ちょっとやってみたいかも)。中止はハードの特性に向かないと判断したため。おそらく、形になっていなかったのでは?
 同時期にシリーズの生みの親である加賀昭三氏が退職しているが、本作の開発中止との関連性は明らかでない。
2000年
エコーデルタ

N64 シミュレー
ション
・クレバートリック
 (マリーガル)
 決められた時間内に深海からお宝を引き上げるという、新感覚のシミュレーションゲーム。

 発売中止原因はかなり不可解。00年12月に発売時期が決まリ、任天堂系情報雑誌(64ドリーム)に開発者インタビューまで載っていた既に作品としては完全に出来上がっていたと思われる。
 にも関わらずの突然の発売中止。いったい何があったのだろうか!?
2000年 ジャングル大帝
N64 アクション ・任天堂
 情報開発部
・手塚
 プロダクション
・パックス・ソフトニカ
 任天堂と手塚プロダクションとのコラボレーションタイトル第一弾であり、最後の作品でもある(泣)。
 プロデューサーは宮本茂氏と手塚治虫氏の御子息の手塚眞氏。数点の画面写真は公開されたものの、詳しいゲーム内容は判明せず。
 本業の監督業によるスケジュールの都合等時期的な問題、両者のゲーム開発そのものにおける方向性の違い等により、開発は頓挫。異業種間のコラボレーションの難しさを示す結末となった。
2000年
ウォール街 64DD シミュレーション 不明  任天堂山内社長自らが記者会見の場で名前を挙げて大プッシュしたシミュレーションゲーム。
 64DD屈指の注目タイトルだったが、DD本体の普及が望めないことから発売中止か。詳細も開発元も不明。多くのゲームがカートリッジに移行したが、本作は移行もされなかった。任天堂のゲームの題材としてはやたらと異端な存在だっただけに、内容の一端すら表に出なかったのは残念の一言に尽きる。
2000年
スーパーマリオ64-2 64DD アクション ・任天堂
 情報開発本部
 こちらも64DDのつまづきでお流れ。「マリオ64でルイージを動かしたい」とプロデューサーの宮本茂氏は2人プレイ実現への意志を語っていたが…。プレイ動画のみならず画面写真一つも公開されず仕舞いに終わった。既に次世代機ゲームキューブの存在が明かされた時期にあたり、具体的なゲーム開発と言うよりは実験程度で開発は終了したのかも?

 本流のマリオシリーズでの複数人プレイはこれより約10年後のWii『NEWスーパーマリオブラザーズWii』で、3Dマリオでは14年後のWiiU『マリオ3Dワールド』ようやく達成されることになる。ハード自体の性能による制約面が無くなった事がやはり大きな原動力となったとの事。
2000年
キャベツ 64DD シミュレー
ション
・糸井重里氏
・クリーチャーズ
 糸井重里氏が送る新感覚の育成ゲーム…だったらしいが、詳しい情報は何一つ出ずじまい。そもそもアイディア先行で完成への道筋がまるで立っていなかった『MOTHER3』同様、カタチになってなかった可能性もある。ただ、宮本氏や岩田氏ら接点のキーマンが当時の『たまごっち』ブームに対して対抗心を燃やしていた事は伺えたので、そちら方面を意識した内容だったかもしれない。

 結局、専門誌でのインタビューの度に期待を煽るような発言を繰り返していたにも関わらず発売どころか何一つ情報は出ず仕舞い。ん〜…酷過ぎやしませんか?糸井さん(苦笑)
2000年
スリッ駆ラジッ駆

N64 レース ・ルッキンググラス
スタジオ
 当初は『ミニレーサーズ』の名前で発表されたがヘンテコな名前に改題。海外では『Tamiya Racing』となっており、パーツのカスタマイズ等の要素も確認できた事から、恐らくはミニ四駆を題材にしていたものと思われる。

 画面写真も複数雑誌に公開されるなど、完成度はそこそこいっていた気配はあるが中止理由は不明。一度は1999年10月下旬に発売時期が決定していたにも関わらずの中止だけに惜しまれる(ロクヨンの時は慢性的なソフト不足だったんだから出せばよかったのに!)。

 開発はアメリカのルッキンググラススタジオが担当。この手の見下ろし型レース需要がそこそこあった海外では受けそうな内容だけに、中止が惜しまれる存在でもある。
2000年
コンカーズクエスト

※画像はXbox版です。
N64 アクション ・レア社  コンカーというリスのキャラクター自体は97年「ディディーコングレーシング」でデビューしていたが、あまりにゲヒンで過激な内容のため、国内で発売することを控えたらしい。任天堂とレア社の関係が悪化したのは、この作品でのレア社の暴走がキッカケとも言われるが詳細は謎。
 海外ではレア社から発売されている。日本国内ではリメイク版がXBOXで発売されている。発売元はマイクロソフト。
2000年
パイロットウイングス
64-2
N64 シミュレー
ション
・パラダイム社  前作の流れを汲む作品と思われたが詳細は不明のまま終わった。
2001年
ゼルダの伝説 ふしぎの木の実
勇気の章
GBC A-RPG ・カプコン  製品版の『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』は『大地の章』・『時空の章』の2バージョンで発売されたが、最初の発表時にはシリーズのキーアイテム『トライフォース』の属性である力/知恵/勇気の各章の3バージョンが予定されていた。力は大地の章、知恵は時空の章として無事に発売に至ったが、勇気の章は発売に至らず。
2001年
ポケモンピクロス
GBC パズル ・ジュピター  ゲームボーイアドバンスの登場によって発売時期を逃した感あり。機種移行もされなかった。

 15年後に同名の作品が同じジュピター開発で3DSでリリースされたが、内容的には完全に別物と思われる。
2001年
9月
ゲームボーイ
ウォーズ
アドバンス
GBA シミュレー
ション
・インテリジェント
 システムズ
・任天堂
 開発第一部
 9月11日にニューヨークで起きたテロの影響で延期を発表(…当のアメリカではフツーに発売されていたんですケド)。
 後に「ゲームボーイウォーズアドバンス1+2」として04年11月に発売。まぁ、後になって思えば、翌年出たニンテンドーDS版の前座としての意味合いが強かったのかナァ、と。
2002年 ドンキーコング
レーシング
GC レース ・レア社  開発元のレア社がXboxのセカンドパーティとなったため。新感覚のレースゲームとして注目された。

 ゲームキューブのタイトルとしては非常にグラフィックが美しかった。サイのランビに乗っての地上面、カジキのエンガードに乗る海中面、蜂のジンガーに乗る空中面があり、同社の「ディディーコングレーシング」同様、バリエーション豊かな構成になっていた事が想像できる。ドンキーコング自体の人気もありヒットも充分期待できただけに発売中止が惜しまれる。
2002年 ドンキーコング
ココナッツクラッカー
GBA パズル ・レア社  空中からココナッツを落とし、マスの中をカラーインクで埋めていくパズルゲーム、だったらしい。アクションゲームが多いレア社としてはかなり珍しいパズルゲームである。

 DKレーシングと同様の理由でお蔵入りとなったが、携帯機作品では発売まで漕ぎ着けた物もあるだけに、発売中止が惜しまれる所ではる。
2002年 ディディーコング
パイロット

GBA レース ・レア社  傾きセンサーを搭載しており、ゲームボーイアドバンス本体を傾けてコーナリングする内容であったと思われる。発売中止理由はDKレーシング同様こちらも同じく開発元のレア社がマイクロソフトのセカンドパーティとなったため。
 N64版を元にした移植版であるDS版開発のアナウンスも、結局日本では出ずに終わった。
 →海外ではこれまたフツーに発売されている。Microsoft陣営は携帯機を展開していないのでXboxと競合しないDSなら別に開発しても良いらしい(結構その辺りアバウトですな)。日本だけハブるとは…何と申すか…ずるいですぞ!!
2002年 サーベルウルフ
GBA アクション ・レア社  盗まれた財宝を“サーベルウルフ”から取り返すアクションゲーム。任天堂からの発売が中止されたのは開発元のレア社がマイクロソフトのセカンドパーティとなったため。GBAもしっかり任天堂の機種だが、Xboxシリーズに携帯機が無いせいか、マイクロソフト的にはOKらしい。
 なお、04年に北米では別ブランドでリリースされた。…ってさらに2年延びてるし。開発遅すぎ。
2002年 パーフェクトダークゼロ

※画像はXB360版のものです。
GC FPS ・レア社  ニンテンドウ64『パーフェクトダーク』を進化させた作品として発表。ゲームキューブでの発売中止理由は開発元のレア社がマイクロソフトのセカンドパーティとなったため。
 実際に発売されたのは、さらに先で、Xboxの次世代機にあたるXbox360で05年末発売!いったい、いつまで延期してんだよぉ!なお、発売元はマイクロソフト。ちなみに、前作を手掛けた主力メンバーは既に退社しており、ゴールデンアイ、N64版に匹敵するほどの話題にはならなかった。
2002年 バンジョーとカズーイの大冒険3 GC アクション ・レア社  ハードをゲームキューブに移しての新作となる予定だったが、レア社の任天堂セカンドパーティからの離脱で中止に。
02年頃 はなさき合戦 GBA アドベン
チャー?
不明  ゲームボーイアドバンスの発売当初から名前だけは挙がっていたタイトルだが、画面写真も詳しい情報は何一つ公開されずに消滅。
 発売しなかった理由・経緯も一切不明。
02年頃 穴馬大作戦

GBA シミュレー
ション
不明  こちらもゲームボーイアドバンス発売当初から名前だけは挙がっていた。GBA初期のカタログに画像が数点載っていたが、結局それが最初で最後の情報になってしまった。発売中止理由も不明のまま。

 明らかに競馬関係のゲームだと思われるが、詳細は不明。

 任天堂としてはかなり異色のタイトル。SFC時代に従来アスキーから発売されていたダービースタリオンシリーズの販売を一部担当した事がある程度(ダービースタリオン98)。
02年頃 ルナブレイズ
GBA シミュレーション
RPG
・HAL研究所  HAL研究所の新規タイトル。他対他のモンスター同士のバトルが繰り広げられる、RPGの要素が強めの内容か。
 中止の理由は不明で、いつの間にか発売予定表から消滅してしまった。
02年頃 バトランド
GBA アクション ・HAL研究所  対戦型アクションゲームとのことだが、ゲーム内容の詳細は不明。こちらもHAL研究所の新規タイトル。発売中止の理由もやはり不明。

 同じHAL研開発の『ルナブレイズ』同様いつのまにかひっそりと発売予定リストから消滅していた。
02年頃 ロール−オ−ラマ

※画像はコロコロカービィ2の物です。
GC アクション ・任天堂
 開発第二部?
 当初は『コロコロカービィ2』として開発されたが、途中からカービィ要素は抜かれたオリジナル作品に変更した後に発売中止。GC−GBAの連動タイトルで、GBA側に傾きセンサー搭載のカートリッジを搭載し、GBAを傾けることでボールを操作するアクションゲームだったようだ。中止理由は不明。

 管理人アルツ個人的には「GC-GBA連動」自体に魅力が薄かった&敷居が高かったのが最大の原因だと思うのだけども…(苦笑)。
2003〜
04年頃
ゲームキューブ用
液晶モニター
GC 周辺機器 ・任天堂  2002年のE3にて参考出展されていたものの、発売には至らなかった。
 液晶画面のサイズは5インチで、本体上部に取り付ける形になっていた。

 なお、それから10年後、ニンテンドー3DS発売時に岩田社長の発言で裸眼立体視に対応していた事が明らかに。「材料・製造費が高く商品としての展開が現実的ではない」と判断された様子。
GBA中期
〜後期?
はじまりの森 GBA アドベンチャー ・パックスソフトニカ?  スーパーファミコンの書き換え専用で発売されたアドベンチャーゲームの移植作品として開発が進められていた模様。2020年の情報流出の際に明らかになったが、水面下で移植作業のみ行われていた模様で、元から公式な発表はされていない。
2005年 カスタムロボGX2 GBA アクション
RPG
・ノイズ  シリーズのゲームボーイアドバンス版第2弾。ニンテンドーDS版の発表に伴ない、開発中止が明らかになった。システム等で流用があったかは不明。
2005年
ステージデビュー
→人間コピーまねビト
GC シミュレー
ション
・任天堂
 情報開発本部?
 GC-GBA連動のタイトル群のひとつ。ニンテンドウ64の『マリオアーティスト タレントスタジオ』の流れを汲む物として発表されたが延期を繰り返した上、結局発売には至らず。

 GBAの別売りカメラ(GBのポケットカメラのような周辺機器?)で写真を撮り、GCに転送するという仕組みがあったようだ。
2006年 ガイスト


GC FPS ・n-space  04年11月の試遊イベント「タッチDS」で遊べたものの、発売日が一向に決まらず、ゲームキューブ版「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」の発売に伴ない、各誌のゲームキューブの発売スケジュールが削除され、お蔵入り。


 ジャンルが日本向きでない事や、イベントでの評判の悪さが国内での発売中止に繋がったか!?管理人がイベントで遊んだ印象だと、カメラの出来が悪くやたらと酔いやすいデザインだった点で印象が悪い。
2008年 Project
H.A.M.M.E.R.
Wii アクション ・ニンテンドー
ソフトウェア
テクノロジー
 Wiiの発売直後から発表されていたタイトルだが、音沙汰がないまま、音も無く消滅。
 タイトルから察するに、リモコンをフリフリして遊ぶゲームだったことが予想されるが、詳細は不明のままだった。
2010年 Wii本体
(DVD閲覧機能付き)
Wii 本体 ・任天堂総合開発本部  06年の発売当初から「DVD閲覧機能」を持たせた別モデルの登場はアナウンスされていたが、07年頃、「供給不足のWii本体を集中的に製造するため」という理由で発売は無期限の延期となった。

 任天堂から中止の公式な発表は結局無いままに無かった事にされてしまったのだが、このタイミングでDVD閲覧機能を付けた物を、通常版より高い価格で出しても時代遅れな感は否めんし、まぁいいか…。
2010年 100語でスタート!英会話
Wii 学習 ・NHKエンタープライズ
・任天堂企画開発本部
 2008年発表の作品だが、初出の場面以外で追加の情報は発表されず、そのまま消滅。元からそれほど売れそうでは無かったとは言え、ちょっと切ない幕切れであることは確かである…。
 同じNHK関連のソフトでDSの『リトルチャロ』があるが、このソフトとの関連性は不明。英語と言う部分が被る以外はだいぶ違った内容に見えるが…?
2010年 コズミックウォーカー
Wii アクション? GAIA  Wii発売直後から存在が明らかにされていたのだが、ズルズルと発売日が決まらぬまま時間だけが経過し、開発元の倒産に伴い、内容については不明のまま中止となった。
 メトロイドプライム系統のFPSもしくはTPSに近いスタイルの内容か?
2016年
WiiUゲームパッドの
複数個使用
WiiU  当初はハードの普及後に複数のゲームパッドを同時に使用するタイトルの登場も示唆していた任天堂首脳だが、2014年頃にはすっかりトーンダウンし、『早い内にハード自体畳んで早いとこ次!』傾向が見て取れた。ちょっと残念であった。
2017年
初頭
Project Giant Robot
WiiU アクション 任天堂
情報開発本部
 WiiUゲームパッドとTV画面を連動させた、ロボットを操るシミュレータ的な色合いの濃いアクションゲームと紹介されていたが、WiiUの苦戦・製造停止により頓挫。

 一部要素が『スターフォックス零』に吸収されたに留まった。
2019年
初頭
メトロイドプライム4
(バンダイナムコ?版)
NS TPS バンダイナムコ
スタジオ?
 主力スタッフの大量離脱で開発力が落ちたレトロスタジオの代役として別会社(バンダイナムコスタジオ?)に開発を任せてスタートした企画だったが、前年にタイトルだけ発表されたものの、2019年1月に任天堂取締役の高橋伸也氏がYoutubeで開発の1からの仕切り直しを表明。結局、初報から中止発表に至るまで、画面写真の1つも公開されないまま終わった。

 再び開発をレトロスタジオに任せて一からの作り直しが明らかになったが、そもそも別スタジオに任せた理由がレトロの人材不足だったゆえ、そちらも雲行きは怪しい。発売時期がほぼ確定するまでは表に出さない最近の任天堂作品としては異例のグダグダっぷりではある…(苦笑)。
2022年
Advance Wars 1+2
: Re-Boot Camp
NS シミュレーション WayForward
Technologies
 GBA『ゲームボーイウォーズアドバンス』のリメイク作品で『シャンティ』シリーズを手掛けたWayForward社が開発を担当。
 元から戦争を題材にする本シリーズは国際情勢でとばっちりを異様に受けやすく、本作の原典である『ゲームボーイウォーズアドバンス』も2001年の同時多発テロで大幅に延期されている(04年に続編『2』とカップリングで発売)。
 欧米では2021年末〜22年初頭に発売が決定していたが突如無期限延期された。2023年1月に無事発売に至ったものの、日本ではそもそも発表すらされなかった。任天堂は日本国内だと余計にこの手の影響に神経質なため、本作が日本でのみスルーされたのは当然ロシアによるウクライナ侵攻が原因と見られる。あのクソHAGEめ!(※プーチン閣下)

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機種移行&復活タイトル
こちらは発売中止の危機を乗り越え、見事世に飛び立ったという
涙なくしては語れない、紆余曲折の経歴を持ったソフト達の愛と感動の名簿(笑)

発売日 タイトル
機種
発売
機種
ジャンル 開発 説明(憶測含む)
91/4/26 シムシティー
FC SFC シミュレー
ション
・任天堂
 情報開発本部
 後々になって海外で情報が漏れた事により、当初はファミコンで開発が進んでいた事が判明。

 原因はハードの性能不足に拠るモノだと思われる。スーパーファミコン版でも処理落ちやセーブ周りの不具合など、まだ性能が足りてなかった感じではあるのでネ…(笑)。
98/8/1 ポケモン
スタジアム
64DD N64 その他 ・クリーチャーズ
・任天堂
 情報開発本部
 64DDの度重なる発売延期、カートリッジの容量の向上によってカートリッジ版として発売。
 ただし使えるポケモンはわずか40体のみという、任天堂としては非常に半端な内容。発売当時の任天堂広報の「使われる事の多いポケモンだけを厳選した」と言うコメントがいかにも苦しかったが、開発陣もその欠点を意識していたか海外では今作はリリースされず、次回作の『2』が第一作として売られている。
99/3/21 ポケモンスナップ 64DD N64 アクション ・HAL研究所  社外からスタッフを公募してチームが編成された。
 ポケモンスタジアムと同じく、64DDの延期とカートリッジの容量の向上が理由と思われる。当初はポケモンでなく、オリジナルキャラを用いたソフトだったらしい。
02/2/21 動物番長 N64 GC アクション ・サルブルネイ
(マリーガル)
 公式アナウンスは“内容の向上を図るため”。だが、ニンテンドウ64末期で先が見えた状態だったので、将来のあるハードで出す方が賢明と考えたのだろう。
02/9/6 伝説のスタフィー GBC GBA アクション ・トーセ  公式アナウンスは決まり文句の“内容の向上を図るため”。ゲームボーイカラーからゲームボーイアドバンスに移行したのは時期的な問題もありそう。
02/12/
中旬
配布
ゼルダの伝説
時のオカリナGC
64DD GC アクション
RPG
・任天堂
 情報開発本部
 『時のオカリナ裏』として64DDで開発されていたが、ハードのつまづきにより商機を逃した。その後は存在そのものが無かったことにされていたが、『風のタクト』の予約特典として復活。手に入らなかった多くのユーザーからの苦情によって、後に全員プレゼントに変更。
03/10/24 オリエンタルブルー
青の天外
64DD GBA RPG ・ハドソン
・レッド
 企画そのものは64DD用として開発がスタートするも、64DD自体のズッコケ等の理由により、GBA向けに開発がシフト、更に2年程度の時間をかけて発売に至る。
 任天堂機種と天外魔境シリーズと言えばナンバリング最新作『3』はPS2とGC、2機種での発売が予定されていたが、GC版はなにげなーく発売が中止されてPS2版のみの発売となっている(天外3、内容はウンコだったんで別に惜しまれない辺りはトホホであるが)。なお、天外魔境シリーズとしては唯一の任天堂からの発売。
04/11/25 ゲームボーイ
ウォーズ
アドバンス1+2
GBA GBA シミュレーション インテリジェント
システムズ
 01年9月に発売日が決定するも、アメリカ同時多発テロの影響で一度は発売中止となる。3年の時を経て、海外で発売済みの『2』もカップリング。翌年発売の『ファミコンウォーズDS』の前座として(?)、圧倒的なボリュームで復活。
04/12/2 大合奏!バンド
ブラザーズ



※画像はGBA版のものです。
GB

GBA
DS アクション ・任天堂
 企画開発本部
 (旧開発第二部)
 開発開始当初はなんとゲームボーイのソフトとして開発していたらしい。世代を2機種分もまたいで発売に至るケースは実に珍しい。
 GB版は特殊チップを搭載することで音質の問題をクリアしていたらしいが、“ボタン数が少ない”というハードの制約の関係でゲームボーイアドバンスに移行。『ポケットミュージック』、『GBミュージック』と名前を変えつつダラダラと延期を繰り返したが一度消滅。このまま発売中止かと思われたが、04年12月、ニンテンドーDSの同時発売ソフトとして華々しく世に送り出された。オリジナルタイトルながら10万を超えるヒットを記録。続編のDXも後に発売された。ちなみに開発陣は岩田社長から「ハード同発に間に合わなければお蔵入りにする」と脅されていたとの事(任天堂HP・「社長が訊く」より)。

 メインキャラを張ったバーバラ・バットはこの作品の他、『えいご漬け』、『スマブラX』などの作品にも登場している。
06/4/20 MOTHER3


64DD

N64
GBA RPG ・HAL研究所
 ↓
・ブラウニー
 ブラウン
 企画そのものはなんとスーパーファミコン向けとしてスタート(『2』の作品内においてもそれを匂わすコメントがある)。開発が発表されたのは96年。
 当初は64DD向け作品とされたが、一向に情報が出ず数年が経過。DDのつまづきにより通常のニンテンドウ64向けに変更されたがその後も一向に発売される気配が無いまま00年夏、一旦開発中止が発表された。
 03年春、『1+2』のリメイク発表とともに『3』をゲームボーイアドバンスで作っている事が発表された。その後も再び3年に渡ってマトモに情報が出ずファンをやきもきさせたが、06年春なんとか発売に漕ぎ付けた。
 ハードの関係で流石に3Dから2Dに変更されているが、登場人物やゲーム内容・シナリオに関してははN64当時のものがかなり活かされてる模様。

 監修の糸井重里氏は自身のHPにて『4』の製作をあっさり否定。『3』の難産で叩かれ続けてトラウマになった!?
07/3/8 アイシールド21
フィールド最強の
戦士たち
GC Wii スポーツ ・エイティング  割と早い時期から発売リストの中にはあったが(06年の頭の時点ではあったはず)、一向に発売日は決まらず。結局Wiiでの発売となったが、早い時点で機種移行は決まっていたようだ。
07/4/19 スーパー
ペーパーマリオ
GC Wii アクション ・インテリジェント
 システムズ
 「ウォーズ」、「エムブレム」、「パネポン」等と並ぶ、インテリジェントシステムズの顔であるペーパーマリオシリーズの新作。ゲームキューブで発売が決定していたが、突如発売日未定に。
 機種の以降理由はゲーム内容に起因する物ではなく新ハード普及の戦略に拠るところが大きいか。Wiiに機種を移して2007年発売。紙ならでは…、と言うよりはドット画チックな演出とアクションが光る作品。
07/6/28 ドンキーコング
たるジェットレース
GC Wii レース ・パオン  06年8月に発売する事が決定していたが、ドタキャン。どさくさに紛れて機種まで変更。機種は変わったものの、グラフィック面では特に変化は無し。純粋に操作面での変更となってる模様。
 この作品に限っていえば、タイトルにある「タルコンガ」での操作がウリだったはずなのだが、結局Wiiに移行後は対応せず。それを捨ててまで機種移行しなくとも良かったと思うのは筆者だけだろうか(いや、そうではあるまい。反語)。
 Wiiはゲームキューブと周辺機器まで互換持たせてるワケだしねー、もったいない。
11/5/12 STEEL DIVER DS 3DS アクション ・(任)情報
開発本部

・VITEI
 任天堂情報開発本部の開発するソフトとしては異例の小粒な内容であるのだが、なんとDSの初期から開発されていたと言う事実が判明。

 ただ、発表は3DS版が最初でDS時代の情報・映像は公開されていない。
11/10/27 星のカービィWii 

GC Wii アクション ・HAL研究所

・(任)企画
開発本部
 2004年5月のE3で初展示されてから実に7年超!!一旦延期したが、2006年にWiiへの機種移行を果たすも続報が無く、後から発表されたグッドフィール社が開発の派生作品『毛糸のカービィ』に先を越される格好に。
 発売に至ったのは初登場から7年後の2011年の10月。据置機の本流作品としては2000年の『星のカービィ64』以来となる。Wiiの時代最後の年末商戦期に辛うじて間に合いヒットを記録。

 初出時はSFC『スーパーDX』のように敵をヘルパーに代える映像が流れていたが、製品版では多人数時はカービィの色違いかデデデ大王、メタナイトらに置き換えられた模様。
2013/7/13 ピクミン3 Wii Wii U シミュレ
ーション
・(任)情報
開発本部
 「ピクミンの新作が開発中」という情報はWiiが出た直後の07年あたりから出ていたと思うが、4年以上経過しWiiUが正式発表に至るまで画面一つ公開されなかったため、Wii時代の画像は世には出回っていない。
 任天堂HP内のコーナー「社長が訊く」内で宮本氏は「ピクミンは3Dと相性が良い」等の発言もあり、Wiiから機種を変更する気マンマンであることが窺えたが、結局2011年E3にて新据置機Wii Uへの移行が正式に発表された。映像が公開されるのはそこから更に1年経った2012年のE3。凄いな、一つのゲーム作るのに6〜7年費やしてる事になるぞ…。
2013/10/30 ファミコンウォーズDS
失われた光


DS DS
シミュレー
ション
・インテリジェント
システムズ
 2005年に発売したDS1からさほど間をおかずに発表された『ファミコンウォーズDS2』だが、発売時期未定のままずるずると発売延期され、2010年7月の決算資料内のニンテンドーDS発売スケジュール欄から当ソフトの名前が消滅、国内での発売は消えた(アメリカでは2008年1月に早々と発売されている)。
 キャラクターはGBA『ADVANCE WARS』系統(リョウ・キャサリンら)から一新されているが、システム面は共通点が多い。

 出しても国内ではまったく売れないと言う経緯からして復活は絶望的だと思われたが、2012年度のクラブニンテンドーのプラチナ会員特典として無料で配布された。普通に売られるよりは間違いなく多数のプレイヤーの手に渡る事となる。少しでもユーザーが増え後の新作が通常形式で復活することを祈らずにはいられない…。4800円相当のソフトがタダで配布されるので過去の物引っくるめて一番豪華な景品である事は間違いが、この手のジャンルに興味の無い人間にとっては有り難味もヘッタクレもないチョイスになってしまっているのはどうかと思うが…。ただ、完成度は間違いなく高いんで、「いらねーよこんなもん」とか言わずに遊んでみてくださいな>プラチナ会員・かつ、シミュレーションゲーに興味無い人。


※DSソフトのままで特に作り変えられた訳ではないが、ハードはニンテンドー3DSでのみダウンロード可能。前年の『任天童子』と同等の形式だが、容量が馬鹿でかい上にSDカードには保存不可なのが不便だったり。
2015/12/2 ポケモンピクロス GBC 3DS パズル ・ジュピター  ゲームボーイアドバンスの登場によって発売時期を逃した感あり。発売すれば数十万本級のヒットは約束されたような物だったと思うのだが、GBA発売のタイミングでアッサリ白紙撤回。

 それから14年経過した後、3DSで基本無料タイトルとして突如復活を遂げた。開発元もGB版と同じジュピター。

 ただし、プロジェクトとしてはハードの世代が3つも離れており、恐らくは共通するのは名前程度。両プロジェクトで開発体制・内容自体には接点は無いと思われる。
2016/3/16 ゲームボーイ
ギャラリー4
GBA GBA
(WiiU-VC)
アクション ・任天堂
 開発第一部

・トーセ
 往年の携帯ゲーム機『ゲーム&ウオッチ』の移植作第4弾。海外ではフツーに『GAME&WATCH Gallery 4』として既に発売されている。

 ゲームボーイの1〜3がそこそこヒットを記録しているのに何故日本で出なかったのかは不明。

 2016年に入り突如WiiUのバーチャルコンソール版が発売決定(日本語にもしっかり対応しており、ソフト自体は完成していたものと思われる)。GBAには発売中止ソフトも多いからこのパターンで復活する他のゲームもある…といいけどなー。
2017年10月 スターフォックス2

SFC SFC
シュー
ティング
・任天堂
 情報開発部

・アルゴノーツ
※スーパーファミコンミニ

 まさかの復活である。オリジナル版はスーパーFXチップの改良版を搭載し、前作以上のポリゴン表示を実現、全方向へのスクロールがウリとなる作品だったが、1996年頃、セガサターンやプレイステーション等の次世代機が普及し、スーパーファミコンの映像が陳腐化したために完成しながら発売中止となった悲運の存在であった。

 それから20年以上を経て、懐かしのスーパーファミコンの名作を21本収録した『スーパーファミコンミニ』でまさかの復活。パッケージイラストまで新たに描き起こしての復活となった。


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おまけ 終末病棟 〜墓場行きになりそうなハード&ソフトたち〜
 ごほごほごほ…。わしらはもう死にそうじゃ。任天堂様よ。命尽きる前になんとか発売してくれぃ。

発売予定
時期
タイトル 機種 ジャンル 開発
会社・部署
説明(憶測含む)
未定 Wii バイタリティセンサー
Wii

NS?
ハード・
周辺機器
任天堂
統合開発本部
 指の先に装着して使用するWiiリモコンの拡張機器。心拍数等の情報をゲームの中に反映する。2009年のE3にて発表されたのだが、もうすぐ5年経過する現在でも発売時期(どころか何に使うのかさえ)は明言されていない。
 脈拍という個人差が大きい情報を元にしているため精度が100%に近づかず開発に難航しているとのことだが、そうこうしているうちに後継機種WiiUまで発売されてしまった。
 2014年初頭の経営方針発表会にて今後の任天堂製品のキーワードが『健康』になると言うのを考慮すると、水面下でしつこく開発を進めていると見るのが妥当だろう。
 ただ、スタイルとしては片手が常にセンサーに占有され、ゲームの操作はもう一方の手に限定されるのが懸念要素。複雑な操作を要するゲームどころか、任天堂の大半のシリーズの操作に向いていない気配も。昔ニンテンドウ64で出てたバイタリティセンサー程度のブツなら大したこと無いと思うんだけど…。

 続報が全く無い事から事実上既に発売中止になったものと思われる。企画の内容自体はスイッチの『リングフィットアドベンチャー』に内包されている要素も多い。

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