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縮緬任天堂研究所


《売上やら景気やら》
No.1 盛者必衰?リソース統合?
ファミコンウォーズが出なくなって寂しいッ!


http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170301099/
>スーパーロボット大戦V、2機種合計で初週18万本

 んーむ。スパロボも昔に比べて売れなくなって来たのかねー。プレイステーション2の頃とか一時期は一番売れるシミュレーションRPGと言えばスパロボじゃったが、最近だとまたファイアーエムブレムに逆転されたな。まぁFEもFEで先行き不安大で一寸先は闇だったりするとは思うけどな。ん?…あぁ、FFタクティクスとかPS1のやつ、確か100万本売れてたから、アレがダントツって事になるか。まぁFFのネームバリューが大きいFFタクティクスを除けばS-RPGと言えばFEかスパロボが筆頭格よな。

 スパロボはハードの世代重ねる毎になんか値段がグングン上がって気付けば定価9000円超が当たり前とか、スーパーファミコン時代を思い出すな。多数のキャラを使う関係上、版権代もバカにならんのだろうが、開発費に加えて権利代まで上乗せされて、その内、10000円突破も時間の問題か。

 ま、わし、ドラえもん以外のロボット物には全く興味の無いロボット世代なんで、スパロボとは殆ど縁が無いから別にいいんだけど、全部買ってて今も離脱せずにスパロボ支えてるファンは大変だな…(苦笑


 んで。任天堂関連のハナシに持ってくと、今世代:3DS〜WiiUの期間は任天堂は世界的に見て非常に苦戦したサイクルであり、この今の時期に躍進した任天堂のシリーズは少なく、大半のシリーズはセールス的な数字は前世代のDSやWiiよりも大きく数字を落としている。その中でやっぱりファイアーエムブレムが特異な存在ではある。20万本そこらで精一杯になってたのが2作続けて50万突破、更には従来それほどウケてなかった海外でも受け入れられちまったからな。

 逆に言えば「昔のが良かった!」とかわしら古参エムブレマーがぶつくさ文句言おうが当面はこのままって事だがな…(苦笑)。


 んで、ファイアーエムブレム躍進の裏で、一番ワリ食ったのは同じインテリジェントシステムズ製作のファミコンウォーズシリーズってのが何とも皮肉な話だわな…。 ファミコンウォーズの場合、出来がアレでファンから総スカン…とかじゃなくて、品質自体は安定してよく出来てたのが「これからは売れるファイアーエムブレムにリソースを集中させるね♪」(←多分)でいきなり打ち切りだかんな…(泣)。なんとも悲しいハナシである。FEとウォーズは表裏一体の存在だって申すにな。




 しかしまぁ、今は亡きクラブニンテンドーの超ニンテンダー(=プラチナ会員)への特典で多数のプレイヤーにタダで配りまくったくせに、そこから一切続編も出さないとか、なんともチグハグな展開。…と言うよりは今となっては「今年の会員特典どうすっかなァ…日本で出してないからこれで誤魔化そ!」って魂胆だったとしか思えん(苦笑


 アドバンスウォーズ系(GBA〜DS)のファミコンウォーズが好きだったわしとしては現在の状況は寂しい。遊んだ時間で言えば圧倒的にFE>>ウォーズなんだけど、ウォーズも好きだったからな。
 いやはや、今だとFE偏重になるのはまぁ仕方ないと思うけどさ、たまに、たまにでいいから、「ファイアーエムブレムを3作作ったらウォーズも一発」くらいのペースで良いから出してくれんもんかいねー…。売れる一部分のシリーズに全てリソース振っちゃうのって、昔で言えばファイナルファンタジー偏重で多様性を失って失速したスクウェアとか思い出しちまうんですがねー。まぁ任天堂は他の有力シリーズがいくらでもあるから『ウォーズ切ってFEに力入れる』程度なら別に全然数を絞った事にはならんけど、儲けにならんから少数派のファンを切り捨てる!!…とか、昔そのシリーズを大事に思って支えていたファンを蔑ろにする行為じゃないか、とすら思えるのだ…

(2017/3/1発言、2017/3/7掲載)


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