魔女と勇者III
メーカー:フライハイワークス
機種:ニンテンドー3DS(DL専売)
発売年月日:2017年12月27日
価格:400円
ジャンル:シミュレーション(タワーディフェンス)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 7 7 5 5 6 6 65
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・何度死んでも平気な勇者と、死んだらアウトで動けないけど魔法が発動できれば強い魔女。2キャラを使い分け同時に操作しつつ敵を倒していく爽快感は過去作同様。

・懐かしさ全開のグラフィックとサウンドもいい味。

・アホくさいシナリオとテキストも健在で、シュールなネタ好きのわしとしては好物の類ではある。
ダメですばい。
・過去2作と比べると複雑化した上に難易度が上がってるっぽい感じで、人を選ぶ内容になっちまった感はある。

・やってる事が変わらんので、どうも流石にマンネリの域。この価格帯のゲームとしては良く出来てると思うけど、どうも段々引きは弱くなってるのは否定できんトコかな…。

・難易度上昇の弊害としてひたすら同じ面で経験値稼ぎする必要が出てきてしまい、過去作で感じなかったダルさがあるのは否めず。余計にマンネリを感じてしまう。
感想ですけん。
 安価帯の作品ながら演出も内容もイケてるタワーディフェンスの第3作。こちらもまた堅実な作りで楽しめる……のだが、過去2作よりも難易度が上がって稼ぎの作業の必要性が出てしまった点、内容がマンネリ過ぎて刺激が足りん点でどうしても「やらされてる」感が膨らんでしまい、プレイしての満足度って意味では過去2作ではあまり感じなかった不満点がポロポロ湧いて出て来たと申すか、見劣りしちゃうかなー…って印象で。

 出来としては過去作と同レベルだとは思うんだけど、そろそろ内容的に新しい切り口でとか、もしくはもうちょっと予算組んでミドルプライスのゲームとしてパワーアップさせるとか、大きな進化を見せてくれても良かったかなァってな。いや、贅沢な要望だとは思うんだが(笑)。

掲載日:2018年8月7日


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