ガンバード
メーカー：彩京
機種：アーケード
発売年月日：1994年
ジャンル：シューティング
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 6 | 7 | 7 | 7 | 8 | 6 | 75 |
| 良かですたい！ |
| ・やたらと難易度やシステムの作りがインフレ化して客を選びまくりだった90年台中半当時のシューティングにしてはそれほど難易度がインフレしておらず、遊び易いと言えば遊び易い。システム自体もショットとボムというシンプルでベーシックな作りでとっつきが良い。同時期のシューティングでは当たり前だった客を振るい落とす敷居の高さが無い部分こそがたぶん最大の長所。 ・パワーアップアイテムの出現頻度が高いので、他のシューティングでありがちな「一回ミスったら復帰できずに詰む」が起きにくいのが嬉しい。 ・当時としても「格段に綺麗」って程でもないのだが、敵3人組が背景をちょろちょろと動いていたり、ドット絵の作りは所々で妙に芸が細かい部分がある。そういう部分を探してみるのも楽しい作りとは言えそうな。 ・近年の弾幕シューティングでむしろ多くなった『自機が人間』スタイルの走りとも言えるか（マジカルチェイスとかもっと先に出たのもあるけど）。シューティングにキャラクター色を持たせたという点で独自性がある。ファンタジー色が濃いという点もなかなか個性的（これもこの作品が初とは言わんが）。 ・プレイステーション/サターンなどの家庭用移植は画面の縦横比の関係上やたら遊びにくい事、TVアニメを意識して声優色が前面に出てどーも好きになれない事を考慮すると、やっぱアーケード版の方が出来は良い気はする。 |
| ダメですばい。 |
| ・彩京のシューティングと言えば高速の敵弾。このゲームではかなり抑えめのバランスになってるとは思うが、それでも所見殺し的な敵の攻撃が中盤以降は少なくない。「これが良い」って言う人も多いからこそ『彩京＝高速弾』として定着したんだろうけど、あんま思い入れ無いわしにとっては理不尽要素でしかなかったり。いや、まぁ、このゲームの時点ではそこまで酷くないが。 |
| 感想ですけん。 |
| キャラクター性が前面に押し出されていたり、ファンタジー色が濃かったり、見た目の面ではかなり独特な感じだが、中身は至ってオーソドックスなシューティングゲーム。バランス部分で同じ時期のシューティングと比べてかなりマイルドな調整になっていて遊び易い。へっぽこシューターのわしでも（ムズいけどな）一応全クリできたシューティングって事で思い出の一品。カントー出稼ぎ時代にレトロ筐体を多く置いてる某ゲーセンで会社帰りにお世話になった作品でもある。 |
掲載日：2016年7月11日
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