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こころに染みる 毛筆で書く
相田みつをDS

メーカー:アーテイン
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2006年11月30日
価格:3990円
ジャンル:その他


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 5 3 3 3 3 37
プレイ時間…2〜3時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
本当に最高なんだだなぁ。みつを。
・毛筆とは感覚は全然違うとは思うが、ペン(フィルタ)は複数用意されていて、適当に書いても案外ソレっぽい雰囲気の字にはなったりするのは楽しいっちゃ楽しい(まぁぺらっと4〜5枚分文字を書いたら数分で飽きるのが難点)。
駄目でもいいじゃないか。みつを。
・DSのタッチパネルは感圧は検知できないし、仮に検知できたとしても毛筆とは別物であるから、別に書道で字を書くのが上達するかって言うと別に全然そうでもない。「タッチパネルに文字を書く」っていう一点に特化した内容だが、完全にソレだけであり、ゲームとしては恐ろしく内容が薄い。

・相田みつを氏の作品が沢山閲覧できるとか、氏の経歴が色々分かるとか、そういうのも無くてやっぱり薄い。
感想なんだなぁ。みつを。
 同じメーカから出ていた『こころを休める大人の塗り絵DS』(レビューはこちら)も内容が薄くて退屈で面白味の無いソフトだったが、こちらもなかなか強烈。タッチペンで書道って事で、それっぽい文字を書いていく内容だが、所詮はソレ止まり。あまりに退屈過ぎてモチベーションがまるで維持できない。

 値段とボリュームが釣り合ってなくてスカスカぶりが目立つタイプのクソゲーと思うが、別に内容に破綻があるワケでも強烈なネタ成分が存在するでも無く、純粋に「薄くてやることが無い」ってタイプのクソゲーなんで、フツーに楽しむ目的は勿論、クソゲーハンターのプレイヤーさんにとっても大して面白味はナイかなと(苦笑)。

 手軽さとか加味しても、別にわざわざ高いカネを出してまでDSでやるモンでもないかと。書道を楽しむなら素直に墨と紙を筆を用意して実際に書いた方が満足感を味わえるかと。もうちょっとゲーム性を持たせるか資料として充実させるかしないと厳しいような。

掲載日:2023年7月11日


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