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テトリスDS
メーカー:任天堂
開発:任天堂企画開発本部
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2006年4月27日
価格:3800円
ジャンル:パズル(落ちモノ)


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 7 8 7 7 6 77
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
THE よいトコ
・ドンキーコングやスーパーマリオ、ゼルダの伝説、メトロイドといったファミコン初期〜中期の作品がアレンジされたBGMや背景グラフィックが良い味。この辺は任天堂ならではであり、ある意味ジジイホイホイで美味しい(ズルい)仕様でもある。

・対戦の際は上画面に相手の様子が映し出されるのが便利でこれは2画面のニンテンドーDSならでは。2画面の利用方法としてはベタなんだろうけど、攻撃のタイミングをはかったりするのに意外と重宝する。

・Wi-Fi対戦が面白い。対戦相手の強さを選べないのでなかなか勝てなかったりもするが、それはそれで楽しかったりもする。

・様々なゲームモードがある。どれも「スタンダード(通常のテトリス)」程の熱中度は無いものの、ちょっとしたヒマつぶしには丁度良い内容となっている。

・操作性の良さは家庭用のテトリスとしてはそれなりに良好。
THE イカンとこ
・版権を持つザ・テトリスカンパニーの押し付けで「ボタン連打している間は無制限にいつまでもピースを回転させ続ける事ができる」という仕様がこの作品でも適応されている(テトリスの駄作と名高い『テトリスワールド』仕様)。まぁその仕様込みでしっかり遊べる内容に仕上げてある辺りは凄いとも言えるか。

・1人用の懐かしいドット絵の演出も、余裕が無くてゲーム開始直後以外は見ていられないのが惜しい。

・Wi-Fi対戦で相手のレベルを選べない、待ち時間が長いなどの欠点もある(オンライン料金がタダなのでそこまで要求するのは酷か)。あと、チート野郎が野放しで「敵フィールドはテトリス棒しか出ない」とか出くわすと流石に閉口。なんとかならんかったものか。
感想ぉぉ〜う。
 任天堂版テトリスとしては久しぶりの新作。

 テトリスカンパニールールの「ピースを無限に回転させられる」なるクソ仕様を押し付けられているが、それ込みでもしっかり遊べる内容に仕上がってるあたりは流石の任天堂(笑)。

 オフラインで黙々と遊ぶ分にはややボリューム不足の感もあるが、懐かしさ全開の背景&グラフィック等、(あんま見てる余裕は無いが)楽しみどころがあるのがちょっとお得。手軽に楽しめるって点で、従来のゲームファンだけでなく、脳トレやnintendogsなどからニンテンドーDSに入門した方々にも向いてると思われますぞ。

掲載日:2006年5月20日
更新日:2022年8月23日


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