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メーカー:任天堂
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1985年1月22日
価格:4500円
ジャンル:アクション(2D)


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3DS WiiU
バーチャルコンソール
 
記念に風船でもどうぞ♪

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 8 8 7 5 74
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひのじゃあ!
・浮遊感のある独特の操作感が良い。感覚をうまく表現している感じがある。下記の通りかなりクセがあるのでもどかしくもあるが、そのもどかしさ自体もゲーム性と思えるデザインとなっているのは秀逸かと。

・風船を付けて空を飛ぶデザインが絵的にどこかシュールさがあって面白い。キャラの動きも凝ってるしかわいらしい。

・ファミコン初期〜中期で2人同時に遊べるタイトルっていうとマリオブラザーズやアイスクライマーがあるが、こちら『バルーンファイト』もそれら同様に協力して進むもよし、邪魔し合って池に叩き落とすもよしで、楽しみ方に幅があるのが嬉しい。

・素朴なBGMは味がある。
イカンですきにー。
・慣性が強めに働く操作感が独特で、慣れるまでは難しい。

・ファミコン初期の作品だけあって、ボリューム面では若干難あり。
おうよ、感想ばい。
 任天堂の社長まで務めた当時HAL研究所のプログラマーだったいわっち(岩田聡氏)がプログラムを担当したファミコン初期のアクションゲーム。
 風船を付けた自キャラを操作するのだが、慣性が非常に強く作用する独特の操作感が良くも悪くも味。この浮遊感は慣れるとなかなかクセになる。シンプルながら楽しいファミコン初期の良作と言えそうな。同時期の任天堂のゲームで多く見られた2人同時プレイに対応していて協力も対戦でも楽しめる作りも良し。

掲載日:2008年5月22日
更新日:2018年9月25日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 7 8 8 8 73
プレイ時間…5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ん〜む、素晴らしいッ!
・風船を背中に着けて移動する見た目の通り、フワフワとした独特の挙動の操作性が癖になる。ただ闇雲に敵に体当たりするだけでなく壁や天井にぶつかって反射を利用したり、左右のループを用いて回避や立ち回りを考えたりなど、一癖あるアクションが奥深い。

・『バシューン!バシューン!』と風船が割れた時の効果音やバルーントリップの際に流れるBGMなどなど、音周りの出来はシンプルながらも心地いい物が多い。

・夜空をモチーフにした背景や手をバタバタと動かして飛ぶ主人公など、簡素ながらも味のあるグラフィックも好評。
んむむっ、イカンぞ?!
・ステージ数は十数個ほどしか用意されていないので一周辺りのプレイ時間は短く、全体的にボリュームは少なめ。敵の配置や能力なども変わらないので、欲を言えばもっと高難易度のステージも用意してほしかったかなと。
まるっと感想。
 シンプルで誰でも理解しやすいルールながらも一筋縄ではいかないアクションゲームで、簡素な内容ながら今だに楽しめるゲーム。ふわふわとした挙動が面白さにも難しさにも上手く結び付いており、敵の動きも賢いので時間の空いた時にふと熱中してしまう。Nintendo Switch Online加入者特典のファミリーコンピュータにも収録されてるので、これまた気軽に遊べそうなのも良いところ。

掲載日:2020年12月8日


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