スーパーゼビウス ガンプの謎
メーカー:ナムコ
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1986年9月19日
価格:4900円
ジャンル:シューティング(縦スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 7 5 5 5 59
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・シューティングとしては真っ当な操作性。挙動が素直で動かしやすいのはシューティングとしてはやっぱ重要。一応は名作の系譜に連なる作品だけに、基本部分の挙動の出来は良い。

・パワーアップ要素がほんのり入ってるのもプレイ中のマンネリというか刺激の無さを回避する手段としてそれなりに巧く作用はしてると思う。個人的には「ゼビウスにパワーアップなんて邪道だァ!」なんて思わんので、これはこれでアリでいいと思う。
ダメですばい。
・謎解き(と言うかある地点に移動するとか特定の敵を倒すとか程度だが)をこなさないと先に進めないってのはちょっと不親切…というか理不尽な部分だと思う。言われればなんて事無いような程度の単純な作業なんだが、気付かないと絶対分かんないよなーとか言う要素が入ってるのは、あんまり好きじゃないかな。

・シューティングとしては正直作りが古い。コナミとかハドソンとか他社の同時期の物と比べると見た目も内容も地味で損してる部分はあると思う。地味には地味の良さはあるけど、単純で刺激の無いゲーム性とも相まって、コストパフォーマンスって面から見ればあんまりよろしくないのも確か。
感想ですけん。
 名作ゼビウスの続編にあたるシューティングゲーム。素朴なBGMとシンプルながらも骨格がしっかりしたゲーム性は健在。…なのだが、『グラディウス』とか『スターソルジャー』とか同時期に人気だったシューティングと比べると一回り・ニ回り古い内容なのは損してる部分とは言えそうな。出来そのものが悪いとは言わないけど、遊んでて凄さも感じない佳作止まりな印象。他との違いを出すために入れたと思われる謎解き要素も、別にめんどくさいだけで面白さには結び付いてない感じもする。

掲載日:2015年6月1日


機種別一覧(FC)に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る