トランスフォーマー コンボイの謎
メーカー:タカラ
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1986年12月5日
価格:4900円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
4 1 5 4 1 5 35
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
START! チュドーン!爆死!
(※生きようが死のうが良い所)
・まぁ「難しい難しい」とは言われるけども、実際のところは倒そうとするからキツいのであって、避けに徹して敵を無視して進めば実は(多少だが)楽になる。挙動自体は素直でクセが無いため、比較的操作はしやすい。
START! チュドーン! 衝突死!
(※万一生き延びても駄目な所)
・難易度がどっかおかしい。開始直後から本気で殺しに来る敵の猛攻、道中とは打って変わって「えっ?」と思ってしまうような手応えの無いボス。開始直後に関して言えば、敵を倒そうとすると大抵の人は最初の画面からすら進めないのでは?敵の当たり判定は異常に小さく、敵弾は背景に隠れて見づらい上にスピードが速く、敵本体・弾どちらにかすろうが一発死でありあまりの自機の貧弱さに涙が出る。と言うか、こちらの当たり判定は見た目よりでかい不公平ぶり。どうも難易度調整やバランス部分がアバウトというか投げやり過ぎて、ゲームとしてはかなり不安定な出来。

・避けに慣れれば意外と先に進めたりするが、ステージ構成があんまりにも単調でアクションゲームとして面白みに欠けるのは否めんか。

・道中のBGMが単調過ぎて泣ける。8小節で延々とループしまくる。いやー…もうちょっと、なんとか頑張って欲しかった。

・ステージ間のデモのピカチュウ攻撃(※赤青の画面フラッシュ)が地味にキツい。耐性の無い人は泡吹いて倒れるかも(苦笑

・しゃがみ撃ちなる概念が無いので、一度撃墜した敵戦闘機や地面を走る鈍重な敵戦車などはジャンプでかわすしかない。なんかマヌケだぞ!!とことん「敵は避ける」を徹底しなきゃならん仕様だなあ。
ぴぴぴぴぴぴぴ…(弾が当たらないよ!
※どう足掻いても感想
 子供の頃、トモダチの家で結構な時間を遊んだゲーム。ただしやっぱりクリアできた思い出はない。とことん最初の画面で死んでた印象しかないゲーム。
  スタート地点から動けずに即死するなる超高難度で有名(!?)なクソゲーと名高い作品。ただ、これは敵を倒そうとするから難しいのであって、実は敵を無視すれば意外な程に先に進めたりする。その点に気付ければまぁ下の上くらいのアクションゲームとしては楽しめるかも。面白いかって問われたら…やっぱ「否」ですけどもね。

掲載日:2015年5月11日


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