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ゲームボーイウォーズ
メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1991年5月21日
価格:3500円
ジャンル:シミュレーション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 4 6 7 7 63
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひ!よひぞ!!
・前作『ファミコンウォーズ』とは異なる実質ヘックスタイプのマップを採用。1つのマスに6つのマスが隣接する形になっており、プレイ感覚はかなり別物になっており、新鮮な気分で遊ぶことができる。

・マップは当時のシミュレーションとしてはそこそこ多く、やりごたえは抜群。初期のゲームボーイの作品としては物量面は充実していると言える。

・パロディネタ満載のマップや敵将軍名とか、ネタが分かる人にはニンマリできる部分が多し(今だと出せそうもないネタがチラホラあるのも前作と同様)。
ダメなような気がする…。
・とにかく思考時間が長く、COMターンに回ると待ってる時間がやたらと長くなるのが難点。敵ターンではユニットが1体動くごとにかなり長い時間停止するので快適なプレーからは程遠いように感じられるのが残念。

・殆ど使い道の見当たらない他のユニットの純粋な下位互換にしかならないようなムダな種類のユニットが存在するのもちょっと気になる。
感想ですけん。
 『ファミコンウォーズ』の携帯機版。実質的にヘックスタイプのマップであり、同じジャンルながらかなり遊んだ感覚が別物になっているのが特徴。

 出来自体は悪くないとは思うのだが、とにかく思考時間が長くてダルくなるのが悩みのタネ。今遊ぶのだったら、ハドソンから出ている待ち時間改善版の『ゲームボーイウォーズターボ』の方が快適に遊べて良いかもしれぬ。

掲載日:2005年8月3日
更新日:2021年11月23日


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