マジカルチェイスGB
見習い魔法使い賢者の谷へ

メーカー:マイクロキャビン
機種:ゲームボーイ(カラー専用)
発売年月日:2000年8月4日
価格:3480円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
76
プレイ時間・・・7〜8時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 ダメですばい。
・最初から2つプレイヤーにくっついて動くオプション的な『星の精』がなかなか独創的。攻撃する方向を任意に変える事ができたり、プレイヤーの前に配置する事で敵の弾を弾いたりできたり、工夫のし甲斐があって面白いシステムと言える。

・ファンタジーゾーンなんかと同様に、道中で資金を貯めて、たまに出現するショップにて任意でパワーアップを行うシステムを採用。ある程度選択肢が提示されているので、自分好みにカスタマイズできるのも良し。ライフの全回復アイテムを購入できるが、バランス的に緩くなる分、使うとクリア後にボーナスが引かれるってのもちゃんとメリットとデメリットが釣り合ってて◎ですな。

・グラフィックはゲームボーイと言う貧弱な性能のハードながら、圧巻の出来。背景の多重スクロールとか再現してるのは見事。とは言え、描き込みの細かさと引き替えに、弾とか見づらい部分もあるにはあるんで、良いとこばっかってワケでも無いですが。
・一つ一つのステージが長いため、シューティングとして1プレイにかかる時間が長く、ややダレる。あと、ステージクリア型シューティングの宿命としてボリュームそのものはそれほどでもない。

・オプションの星の精の向き固定だとかショット方向だとか、他のシューティングと操作系統が結構別物になってるんで、ちょっと慣れが要る。
感想ですじゃ!
 えらいプレミア化したPCエンジン後期の名作『マジカルチェイス』の移植版。…ってこのGB版も6000円とか8000円とかプレミア化してんのね、まったく嫌な時代だなぁ。アルツ個人としてはかなり昔に1680円とかそこらで買った記憶あるんですが、どうしてこうも高騰するかねぇ(苦笑)。
 PCエンジン版やってないので比較どうこうは語れないけども、画的にもシステム的にもなかなか独創的な作りでなかなか面白い。ま、1万とか払う位では無いとは思うけども。ネットなんかで買うと簡単に万札が飛んでくので、今から探すならば、古い機種も扱ってるご近所のゲームショップとか探してみる方がいいかもしんないですね。

掲載日:2013年4月8日


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