Ford Racing 3
メーカー:Destination Software
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2005年9月1日
価格:19.99$
ジャンル:レース(3D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 5 | 5 | 6 | 5 | 6 | 57 |
良ひ!良ひぞ! |
・3Dポリゴンの描写が苦手なゲームボーイアドバンスで、バリバリの3D描画。滑らかさは無いがしっかり地形もポリゴンで表示されている。さすがに遠景は無理っぽいみたいだけど。 ・ファミコンミニと同程度の価格。ゲームボーイアドバンスのソフトの最安価帯である2000円前後と安い割には同ハードの標準的なレースゲームと同等の内容・ボリュームがあるのは頑張ってると言えるかと。 |
うーむ、イカンですばい。 |
・とにかくやたらともっさり。ひたすら超もっさり。時速100キロ以上出てるって事になってるけど、とにかくスピード感は無い。 ・他の車に「ごっつん」と接触すると100キロ以上で走ってようが、いきなり30キロまで減速する事があるのは勘弁して欲しかった。ほぼ停止してる車にぶつかって速度ゼロになるなら分かるけど、同じ80キロで走行してる同士でぶつかってこっちだけ30キロ未満まで落とされるとかあるのは、かなり納得いかないかも。 ・見えない壁に進路を遮られる事が多いのが興醒めする。 |
感想だYO。 |
海外のGBAのレースに多い、『ハードの性能的に3D描写するにゃあ足りない機械で無理矢理ポリゴン表示で作り上げた』系の作品。 技術的にはおそらく相当なレベルで頑張ってるんだろうけど、とにかくもっさり挙動で疾走感ゼロなのが痛い。同系統のGBAでポリゴンレースの『Vラリー3』と比べると、BGMは鳴らない・マシンは自分だけ、と他の全てを捨てて自分のマシンと地形の描写のみに徹した『Vラリー3』に対して、他のマシンが複数登場しBGMが鳴るのが本作。ただし、負担は相応に重かったようで、フレーム数はガタ落ち・地形の判定もアバウトと色々弊害を抱える作りになってしまってるのが残念。 こういう「いやー、そのハードでは無理でしょ」ってのを強引に作り上げちゃう所が欧米のメーカーの良さだとは思うけど、見た目のみならず手触りまで犠牲になってるんで、一本のレースゲームとしては意欲だけが空回りしてるような印象かな…。 |
掲載日:2014年8月25日
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