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スーパーマリオボール
メーカー:任天堂
開発:Fuse Games
機種:ゲームボーイアドバンス
配布開始時期:2004年8月26日
価格:4800円
ジャンル:アクション(ピンボール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 6 4 5 51
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
イーヤッフー!ハハー!(良きかな)
・CGツヤツヤのグラフィックでゲームボーイアドバンスのゲームとしては見栄えが良い(路線としてはスーファミの『スーパードンキーコング』シリーズの表現に近いか)。動きもそれなりに滑らかで(洋ゲー臭さはあるものの)まぁ綺麗な部類と言えるか。

・2Dながら仕掛けの中には高さの概念を持つものもあり、ピンボールゲームとしてはテレビゲーム寄りのギミック満載で凝った作り(ただし後述の難易度の設定がぶっ飛び過ぎてて台無しになってる感はある)。
マンマミーア…(駄目でござろう)
・クリア条件が厳し過ぎる印象。敵にダメージを与えるためにはマリオを敵に当てるだけでは駄目で、かなりの勢いをつける必要がある箇所がやたらと多い。更に、かなり厳しい制限時間内に2回、3回とミスすることなく連続でヒットさせなければならない。敵に限らず、ステージの各ギミックも全てが万事こんな感じなので、いつまでも同じ面で延々とやらされるハメにはなるわ、イライラするわ。ここは任天堂側が外注先にもっと口出しして適度な難易度に抑えても良かったと思う。

・セーブは別途メニューを開いて手動で行うしかないのはやや前時代的。電池切れのリスクがある携帯機向けのゲームとしては不親切な気も。
イッツミーザ、感想。
 やたらめったらストレスが溜まる、妙に難易度の高いマリオの派生作。一応マリオのゲームだが、海外のメーカへの外注作品なんで、雰囲気的にはマリオのゲームってよりは洋ゲー臭い雰囲気ではある。

 元から丸いカービィでなく、マリオが丸くなるっていうのはシュールで絵的にもインパクトは強いものの、ゲームとしてはバランスが大味だとかボリュームが不足気味だとか欠点が目立ち、クオリティは全体的には平凡な印象。素材としては可能性は感じるものの、

掲載日:2005年3月14日
更新日:2023年8月15日


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