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トップギア・ラリーSP
メーカー:ケムコ
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2003年7月25日
価格:4800円
ジャンル:レース


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 4 6 6 6 5 61
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
GOODですわい。
・シリーズ共通の良さとして、「手軽さ」が挙げられると思うが、この作品でもそれは失われていない。リアル系レースゲームとしてはかなり敷居が低めなので、この手のレースに慣れてないユーザーでもそれなりに楽しめるかと。急角度のコーナーでもスピードを落とさずゴリゴリとアクセル全開で曲がれる豪快さはこのシリーズの持つ味とでも言える。

・3Dのポリゴン表現があまり得意でないゲームボーイアドバンスで路面の凹凸が表現されてるのは結構頑張ってる部類と言える。
DAMEですぢゃ。
・処理が重そうな他の部分(3D風グラフィック)にパワーを割き過ぎた弊害か、レース中は一切BGMが無いのが前時代的で寂しい。他マシンのエンジン音とかも端折られて聞こえないのは臨場感って点では物足りなさが強い(ハンパにグラフィックに力が入ってる分、音がショボいと物足りなさを感じやすいのだ)。

・カメラの位置が悪いせいで下り坂では先が見渡せず非常に遊びづらいのが難点。演出に力を入れるならこの部分もしっかり作って欲しかった。
感想だぜよ。
 ゲームボーイではまず無理があった3D表現もアドバンスまで来るとなんとか可能らしい。とは言え、やっぱり相当ムリしてるようで音がしょぼいとか同時に表示される車が少ないとか弊害も多い。まぁ、シリーズの手軽に味わえる豪快さを残しつつしっかり遊べる形にはなっているとは思うが、全体としては平凡な出来かもしんない。

掲載日:2010年10月17日
更新日:2023年5月23日


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