エイリアンソルジャー
メーカー:セガ
開発:トレジャー
機種:メガドライブ
発売年月日:1995年2月24日
価格:6800円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
71
プレイ時間・・・20時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 ダメですばい。
・4種持てる攻撃アイテムと小気味いい多彩なアクションはトレジャー制作ならでは。操作性の手触りの良さと敵の攻撃を見切ってこちらの攻撃を叩き込んだ時の爽快感は他では味わえない代物と言える。

・目玉である、画面中を狭しと動き回る巨大ボスの数々がまた秀逸な出来。動きそのものも凝ってるし、描き込みも非常に細かい。
・ムズい!クソムズい!鬼のようにムズい!・・・ってか、鬼そのものや、旦那!!なんか難易度設定で「スーパーイージー」と「スーパーハード」から選べるのだが、イージーだろうがとんでもなくムズい。コンテニュー無限だろうが難しい事には変わりはない。パターンを完全に覚えなければ先に進むことすらままならず、中盤以降は分かっきてもちょっと指がついていかない。嗚呼、もどかし・・・。

・武器選択の自由度が高いのはよろしいのだが、選択の組み合わせ次第では殆ど敵にダメージが通らなくなり事実上詰む等、ちょっと不親切さがある。

・他のトレジャー制作のゲーム同様、ストーリーは意味不明。最初だけ語っておいてその後どうなったとか全く回収されない投げやりな作りは今も昔も変わらず(苦笑)。ま、アクションなんで話分かんなくても全然問題ないけど・・・。任天堂と組んで出した「罪と罰」なんかもそうだが、もうちょっと話を作るならちゃんとまとまった形で出してほしいわな。
感想じゃけんのう。
 メガドライブも末期に登場したトレジャー制作のアクションゲーム。まー、巷の(?)セガ党の方々なんかには「神」だとか「傑作中の傑作」だとか大絶賛されてる作品なれど、個人的にはとてもついてけないので上記の評価で・・・。やっぱ適正な難度設定ってあると思うのよねー。勿論、この作品は難しさゆえに傑作と讃えられてるわけだからそれ自体を100%否定はしないけど、もうちょっと少しずつユーザーを高みに連れてってくれる『配慮』があってもいいのになー、と思うわけで。尖った難易度のシリーズ・会社がそのまま長きに渡って繁栄することってまず皆無だから、もうちょっとそこんとこ巧くやればいいのにねー。
 ま、そんなヘタレ系ユーザー(→ワシ含む)には同じトレジャー製の「ガンスターヒーローズ」あたりの方がまろやかな難度でとっつきやすいかもね。ただ、Wiiの「罪と罰」で慣らしたおかげか(一応、イージーは国内20位以内ですたい、エヘンエヘン!今は落ちてるかもしれんけど)、久しぶりにやったら一応簡単な方はクリアできた・・・。何というか、思わぬところで経験が活きたとでも言うべきか。もっとも、数えきれん位コンテニューしてますが。

掲載日:2011年5月16日


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