バーチャレーシングMD
メーカー:セガ
開発:セガAM2研
機種:メガドライブ
発売年月日:1994年3月18日
価格:9800円
ジャンル:レース(3D)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
67
プレイ時間・・・10時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい。 ダメですばい。
・ポリゴン表示機能はおろか拡大縮小機能さえ無いメガドライブで無理矢理ポリゴンレーシングを実現してしまうあたり、ものすごい気合いを感じる。

・見た目だけでなく、操作面でも奥深さがあり、やり込めばそれに応じて自分の技術が上がっていることを実感できる本格的な物だったと思う。
・あくまで「メガドライブとしては頑張っている」ものの、一本のレースゲームとしてはフレーム数が少なくて操作性に難があったり、やっぱりポリゴン数が少ないせいで視認性が悪かったり、色々と犠牲になってる部分も少なくない。

・家庭用ゲームとしては作りが非常に淡泊でボリュームも無いため物足りなさがある。

・バランス調整もアーケードそのままと言った具合。もうちょっと家庭用としてうまくアレンジしてくれればいいのに、と思ったものだが。
感想じゃけんのう。
 技術的にはとンでもないことをやってるんだけど、ゲームとしてはちょっと淡泊で熱中するにはいたらない。どうも個人的にはセガサターンまでのセガ作品はアーケード作品は「移植出来たぞ、すげえだろ!」ってアピールばかりが前面に出てて『家庭用のゲームとしての味付け・アレンジ』面はさっぱり、って物が多いように感じられる物が多かったように記憶しているが、やっぱりこの作品もその中の一つだったように思う。
 凄いんだろうけど一般の人間に伝わらない。そして無骨で不親切でなんとも男臭い。その辺りがやっぱりセガらしいのかも・・・(笑)。

掲載日:2011年4月25日


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