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大神絶景版
メーカー:カプコン
開発:ヘキサドライブ
機種:ニンテンドースイッチ
発売年月日:2018年8月9日
価格:3229円
ジャンル:アクション(3D・アドベンチャー)


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PS2版 Wii版 PS3版
 
スイッチさん版 〃DL版

サントラ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 9 7 8 7 8 9 82
プレイ時間…20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
やるねぃ!最高だぜぃ!(イッスン風に)
・基本的にベタ移植であり、良いトコも駄目な点も過去作と一緒だと思いますんで、具体的にはオリジナル版の方のレビウにてどうぞ! →こちら(プレイステーション2版移植のWii版

・操作方法はモーション操作の他に従来型のコントローラも選べる。ジョイコンを用いてのモーション操作を強制されず、従来型のコントローラでプレイステーション2版と同じように遊べるのも良し。

・モーション操作のジョイコン使用に関しても、Wii版で見られたヘンテコなボタン配置とか無くて馴染みやすいって点は嬉しい。
やいやい!駄目なんでい(イッスン風に)
・元が2006年のゲームで基本的にベタ移植、かつ何度も過去に移植されている。……って事で流石に目新しさは無く、少々内容的に古さも感じてしまう。どの方向から見ても正面を向いているオブジェクトや建物の出入り中心に頻繁に挿入されるロード画面など、当時としては一応色々配慮はされていた方だと思うが、流石に今となってはちょっとキツい部分も。

・本編はそれほど難しく無いのに異様な難易度を誇った北斗の拳で言う秘孔を突くミニゲーム・トウセンボウ戦が今回も一切テコ入れ無しなのが残念。やたら判定が厳しくここで足止めされる可能性が高い。ラップと油性ペンを用意して物理的に対抗するのがおすすめ。

・ゲーム起動直後のメーカやミドルウェアのロゴ、モーション操作に関する注意等の表示がやたら長い。
感想なり。
 純粋に移植度って観点で比較すれば「画面の滲みが目立つ」・「モーション操作の調整が荒っぽい」だとか「他のゲームで使わんような変な位置でのボタン割り振り」等の欠点があったWii版(当サイトスコアで90点、なお、オリジナルのPS2版は95点)よりかなり上。遊びやすさも高解像度化されてるって意味でグラフィックも今回の方がレベルは高い。……にも関わらずだいぶスコアを下げているのは、発売時期の差って事で。PS2のオリジナル版は当時として破格の斬新さ・完成度があり、Wii移植でもそれほど古さを感じなかったが、そこから更に10年近く経ち内容的にテコ入れも無いベタ移植では流石に少々他の同ジャンルの最近の傑作から見劣りするのは否めず……って意味合いで。

 …とは言え、1本のゲームとしての完成度って意味では間違いなく現在にも通用するだけのモノはあるかと。同価格帯のDL専用ゲームとかと比べても定価でもコスパって意味で、破格である事に間違いはなく、ボリューム面でも現在の大作ゲームと比べて見劣りはしない。未経験の方には遊んでみて貰いたいゲームではある。

掲載日:2019年3月19日


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