風のクロノア
メーカー:ナムコ
機種:プレイステーション
発売年月日:1997年12月11日
価格:5800円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 7 8 7 9 6 80
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかね。
・シンプルかつ手堅くまとまった操作系統。お手軽かつしっかり楽しめる内容。びっくりするような斬新な点、突き抜けた要素は少ないが、丁寧な作りで出来そのもののレベルは高い。

・アクションゲームの割には妙にストーリーのムービーに力が入ってるなあとは感じる。判り易くしっかりした構成、長さも適度でストーリーの補完と言う面で実に巧く機能している印象。通常のグラフィック・サウンドも暖かみを感じられる作りになっている。

・登場人物の喋るへんちくりんな言語が味と言えば味。妙な味わいがあって良い(※褒め言葉な)。
だめじゃろう。
・2D-ACTっていうジャンルの関係上、やっぱりボリューム自体はそんなに無い。同じハードの2D系アクションって枠で比べても、『クラッシュ・バンディクー』や『がんばれゴエモン』辺りと比べて物量的には見劣りする。何周も何十時間も楽しめる類の物ではないかもしんない。
感想なりよ。
 何でもかんでも3Dポリゴン化していったプレイステーション時代には珍しい2D横スクロール型の良質アクション。アクションゲームとして突き抜けた個性は感じないものの、全体的に作りは丁寧。ほのぼのとした質感もいいし、バランスも比較的甘めでありつつしっかり楽しめる内容。

 後からWiiでリメイク版が出てるけど、こちらのプレイステーション版の方が数段コダワリを感じられる出来だとは感じる。どちらかを遊ぶなら、断然こちら原典側がオススメですぞ。

掲載日:2011年3月21日
更新日:2017年8月29日


機種別一覧(PS)に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る