キャデラック
メーカー:ヘクト
機種:プレイステーション
発売年月日:1999年5月27日
価格:1300円
ジャンル:パズル(落ちモノ)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
32
プレイ時間・・・2〜3時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
Oh,グッドでーす ノーウ、あんまりデース!
・BGMはカジノをイメージした感じのお洒落なものが流れるのはナイス。 ・フィールドがクソ狭い(5×5の計25マスしかない!!)ので、高いスコアの出るだとか連鎖消しだとかを狙っていて特定のカードが出るのを待っていると、すぐにフィールドが一杯になり手詰まりになる。結局のところ、出ている範囲で場当たり的に消していくしかないワケで、落ちモノ系パズルのリスクをしょって高得点を狙うと言う面白さやスリルはまるで無い。

・落ちてくるカードを組み合わせて役を作るとその札が消えて得点が入るのだが、作り易い役とそうでない物の格差がでか過ぎ。フィールドが狭い事を考慮してか、通常のポーカーと異なり3枚で役を作っていくのだが、マークを揃えるフラッシュくらいしか作りやすい役が無い。で、他の役のスコアは100点以上なのに、このフラッシュだけ10点なんだよな・・・。なんか通常のポーカーとは役の価値がかけ離れ過ぎてて、なら別にトランプで無くてもいいじゃんってことで、トランプをモチーフにした意味が感じられんよーな・・・。

・ハートとダイヤの区別は付くんだけど、スペードとクローバーがなんかパッと見で判りづらいんで、置き場所をミスる事態が多発する。ピースがバカでかいんだから、マークももうちょい大きく描いてくれればいいのに!!

・フィールドが狭いんであんまり気にはならないが、十字キーの下を入力しても大してパネルの落下スピードが変わらんのが微妙にイラつく要素。

・一応、ハイスコアを叩き出すと名前入力を求められるのだが、メモリーカードにセーブする機能そのものが無いので、電源を切ればハイスコアも消える。ゆえにまったく意味が無い。いくら低価格だからって、そこまでケチらんでもいいと思うが。
Ah・・・感想なのデース。
 これは・・・また・・・、・・・・・・。淡々と遊べるシンプルなゲームであり・・・。そしてだ・・・、はぁ・・・・・・、・・・詰まらんですなぁ(苦笑)。いやー・・・、安くても駄目だよ、これは。もうちょっと遊んでて面白いと思える部分が無いとサ。システムの根幹部分が根本的にツマランので、これは多少作り直しても駄目な気がする。バランスがあまりにも大味。シンプルなのは良いんだけど、ちっとも面白いと思えないのがナア!!

掲載日:2012年4月30日


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