パラッパラッパー
メーカー:ソニーコンピュータエンターテイメント
開発:七音社
機種:プレイステーション
発売年月日:1996年9月26日
価格:4800円
ジャンル:アクション(音ゲー)


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PSベスト版

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 9 7 8 6 6 7 75
プレイ時間…5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
YO!サイコーだYO!
・一節か二節の音楽に合わせてボタンが表示されるので、それにタイミングを合わせて押すという一般敵な音ゲーよりも初心者でも分かりやすいシステム。自分の番の前に先生が短くお手本を見せてくれるので、とても分かりやすい。

・何故か全員ペラッペラの紙のような個性的なグラフィック。動物やら植物やらが登場人物であり、どれもクセがなくて愛嬌があるのでキャラデザインは良い。

・リズムが取りやすいような音楽が揃っており、サントラも販売されるほど良曲が揃っている。英語で歌っているが日本語歌詞が常に表示されており、設定によっては英語歌詞を表示させる事が出来るのでかなり曲に親しみやすい。
Oh!ダメなんだYO!
・とにかくボリュームがない。1ステージは5分も無いくらいなのに全部で6ステージしかないので、ボリューム面で言うと他のゲームより大きく劣る。

・判定が妙に厳しく、かなり的確にボタンを押さないと成功にならない。

・第1ステージがまだまだゲームに慣れていない事もあり、さらに妙に悪い評価がつきやすいせいで正直言って最初のステージが一番難しい。第2ステージ以降はゲームに慣れてくる上にある程度ミスしてもクリアになりやすいので最初の難易度のこの高さはどうかと思う。
Yeah!コメントだYO!
 秀逸なキャラデザインや音楽で万人に受け入れやすくして、かなりの売り上げを上げたと言われているパラッパラッパー。英語でムービーも音楽も演じているがどれもラップミュージックに合っており、これも万人にウケやすかったのではないかと思う。

 その一方で序盤が妙に難しかったり、ボリューム不足感が否めないようには感じる。ある程度のゲームの腕前があればサクッとクリアできるとは思うが、ゲームに馴染みのない人だとクリアはちょっと大変かもしれない。

 この秀逸な世界観やキャラデザインを引き継いでパラッパラッパーはアニメ化したり、このゲームに限らず色々な方面へ進出している。そちらから本作に興味が湧いた人は、わりと難しいゲームだという事を理解した上でプレイした方が良いかもしれない。

掲載日:2016年9月26日


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