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グラディウスIII&IV 復活の神話
メーカー:コナミ
機種:プレイステーション2
発売年月日:2000年4月13日
価格:オープン価格
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 6 6 5 6 61
プレイ時間…20〜25時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
めっちゃ最高だYO!
・『グラディウスIII』のアーケード版と『IV』が初めて家庭用として遊べる。

・繰り返し遊ぶのが前提だけに、ロード時間が短いのは良い。

・処理落ちの程度が数通りから選べる等、遊びやすさの調整が出来るのも◎(処理落ちでスローが掛かるのが前提の難易度になっているので、速くすれば遊びやすいというワケでは無いが)。

・透明感のあるサウンドが心地良い。
ここはイカンYO!
・『III』も『IV』もやたらとムズい!!難易度も調整できるが、それでもかなり難しめ。デフォルトの難易度は間違いなくオニ難度である。当たり判定なんかも今時のシューティングより2回りくらいでかいし。アレンジ版だったスーファミ版の『III』くらいのモノを想像してるとあまりのギャップに苦しむ事必至である。

・『IV』は過去作からのギミックの流用が目立つ。3Dポリゴンでグラフィックが描画されているが、当たり判定が分かりづらい、PS2作品としてはポリゴン自体がやや無骨(アーケードで出た当時はそれなりにインパクトはあったと思うが)など、見栄えも実益もあんま感じられないって意味では残念だった。半端にランダム性がある部分も存在し、バランス調整もプレイヤーのアドリブ的な技能が要求される…と言うよりは運任せになってる感も強く、遊んでて理不尽に感じる場面が多い。
感想だZE!
 名作シューティングシリーズのグラディウスの『III』と『IV』がセットになって家庭用に登場。こりゃオトクだね!…と思いきや、どちらも異常に難易度が非常に高く、余程やり込んだ猛者でも無い限りはデフォルトの難易度でもヒーヒー言う羽目になり、あまり楽しめない気がする点は残念。アーケード版もそれほど評価が得られなかったようで、この辺りのタイミングでコナミがシューティングゲームの制作から撤退してしまった感があるのが寂しい所ではあった(後に出た物は多くが外注である)。

 個人的にはゲーセン野郎でもなかった事もあり、「アーケードの完全移植!!」みたいなのにはあんま興味が無いんでスーパーファミコン版の『III』くらい大胆にアレンジされて遊びやすくなってた方が好きですなー。

掲載日:2009年2月21日
更新日:2023年1月17日


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