R-TYPE FINAL
メーカー:アイレムソフトウェアエンジニアリング
機種:プレイステーション2
発売年月日:2003年7月17日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
54
プレイ時間・・・7〜8時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良いでござる! イカンでござる!
・最終的には何十何百(・・・とまでは言わぬまでも・・・)かなりものもの機種を使い分けられるのが圧巻と言えば圧巻。装備もそれぞれ個性があっていい。ただ、強い弱いの差があり過ぎるのは気になる点ではある。

・変に最近の弾幕系(弾避け系)に媚びてないのはいいと思う。「避ける」より「撃つ」が重要なシューティングはあってもいい。全部が全部同じじゃつまらんからね。

・シリーズ伝統のフォース(自機につけるオプション兼盾みたいなモン)の使い方で攻略していく感覚は健在。

・「簡単モードはガキ用な!」的な呼び方が頭に来るけど(苦笑)、難易度が細かく設定できるようになってるのは、近年暴走しがちな各ジャンルのゲームに見習ってほしい点とも言える。

・同じ場所でも機種が違えば攻略法も大きく変わる。そう言った意味ではリーズナブルに多様性を出せている、と言えるのかもしれん。
・地形が突如変化したり、ボスが体当たりしてくるなど事前に予想できない攻撃を仕掛けてくる場面が多く、それでミスが重なると理不尽なキモチになる・・・。

・最近のシューティングにして妙に当たり判定がデカい。当たったか当たらないか微妙な部分は全てアウト!!・・・ここは時代の流れに安直に乗っても良かったのでは?

・「AI戦闘」なる、指示を飛ばしてただ見てるだけのモードがあるが、これって面白いのか?個人的には思った通りに動いてくれなくてイライラいするし退屈だしですぐ負けるしで好印象には繋がらず。

・ステージ開始時にパイロットの意思が分で表示されるが、飛ばせないので毎回見ることになる。テンポ×。

・オートセーブじゃないのがめんどくさい。このソフトが出た時点でオートセーブじゃないって事自体が時代遅れ。せめてON/OFFの切り替えくらいはあって然るべきであったであろう。

・難易度ノーマルだとかなりムズイ!よってユルい難度を選ぶ。・・・と難易度を選べるのはよろしいのだが、簡単モードはKIDS(ガキ)。馬鹿にされてるようで腹が立つ。ヘタで悪かったな!!

・ちょっと敵が密集すると処理が重くなる。PS2でそりゃあないだろう!

・ロード。長いですね。5秒かかったらアウトってことにしてるんだ(苦笑)。

・自分から「FINAL」だなんて最後を予告するようなマネはあんまりしてもらいたくはない。後々になってシリーズ作品出しづらくなっちゃうでしょ?(構わず出してるようだが)。
感想なり〜
 個人的にはシューティングはまったく苦手な部類なので、製作者さん曰く「ガキモード」で遊んでたワケですが、まぁ、それなりには楽しめたかと。チマチマと新しい機種出すのが楽しかったりしたしね。一方でシステム的な作りとかで古さとか不親切さを感じてしまったのも事実で、ちょっとツメの甘さも見られたのが残念。
 そして一点、「FINAL」って名乗ってるのはどうかならんものか。閑古鳥の鳴く店が常時「閉店セール」やってるみたいで見苦しいこのこの上ない(「〜タクティクス」とかリメイク作品とかで各機種に配信とか、結局色々続編出してるじゃね〜か、ってことになるのはいかがなものかと。ま、最初っから「FINAL」付けてる某大作RPGもあるけどな・・・)。

掲載日:2010年6月5日


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