縮緬遊戯堂 > レビューランド > プレイステーション2 > セガエイジス2500Vol.7 コラムス

セガエイジス2500Vol.7 コラムス
メーカー:スリーディーエイジス
機種:プレイステーション2
発売年月日:2003年12月18日
価格:2500円
ジャンル:パズル


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 6 5 5 4 51
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのじゃ。
・半端なアレンジが加えられた事であまり評判の良くなかったプレイステーション版の初期のSEGAAGES作品の中では、そんな違和感無く遊べるアレンジとは思う。

・(下記の対戦モードを除けば)それなりに雰囲気は出てるし、無難にまとまってはいる内容かな、と。ルール自体はごくシンプルなんで、とっつきは良い(まぁ難易度自体は高めと思いますがね)。
イカンのじゃ。
・あくまでアーケード版の最初のコラムスをベースにした移植であり、過去にサターンやゲームボーイアドバンス等で出ていたシリーズ作品複数をカップリングした移植だとか、他キャラ(サクラ大戦とか手塚キャラとか)を載っけたコラボコラムスと比べるとボリュームが無い。2500円なんで安価帯相応のボリュームだとは思うが、過去に明らかに本作よりオトクなゲームが出ちゃってる以上、どうしても見劣りはしてしまう。

・CPU対戦モードとか追加されているのだが、同じセガから出ていたパズルである『ぷよぷよ』のパチモンみたいなオリジナルキャラが出て来て、ぷよぷよ似の漫才デモが挿入されるのだが、これがまた安っぽい。キャラのデザインも没個性的で魅力に乏しく、内容も滑ってて面白くない。てか、無機質でオシャレ路線のコラムスに合ってない(思えば、書き換え配信専用のスーファミ版でもオリジナルキャラは滑ってたなー…)。

・せっかく3Dポリゴン化されてるのに、宝石とかの表現がのぺっとしててオリジナル版であったツヤツヤでリッチな感じが再現し切れていない感じなのは残念かも。
感想ですぞい。
 プレイステーション2版SEGAAGES前期の「ハンパな3D化やアレンジを加えた」方の作品ではあるが、元が無機質でシンプルであまりいじくりようが無かったお陰か、ポリゴン化されてもそこまでハンパな感じにはなってない印象。
 ただし、対戦モードとかで『ぷよぷよ』を意識したと思しきオリジナルキャラ・デモが追加されており、やっぱり「余計なアレンジ」にはなっちゃってるのは微妙(苦笑)。
 …とは言え、内容的にはそこまで酷くもなく、普通に遊べる範囲とは思う。ま、断じて「良い移植・リメイクでもない」とも思うけども(←オイ)。

掲載日:2024年5月14日


シリーズ別一覧:SEGAAGES

縮緬遊戯堂 > レビューランド > プレイステーション2 > セガエイジス2500Vol.7 コラムス