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ドラゴンボール エボリューション
メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2009年3月19日
価格:5040円
ジャンル:アクション(格闘)


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PSP版 映画DVD

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 6 5 7 6 62
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ほほー!最高じゃぞい(亀仙人風に)
・こう言ったらアレですけども、元となったハリウッド版映画同様のウンコかと思ったら、意外や意外。スピード感はあってキビキビとした挙動だし、破綻しとる所も見当たらないし、案外マトモな出来ではある(もっとも、あくまでそこそこ止まり・「ウンコではない」程度であって、傑作・良作の域に達してるかって言うと別にそこまででもない気はするが)。

・原作のマンガ側のようなかめはめ波等の飛び道具が基本用意されておらず、近接の打撃戦メインって事で、その点でマンガ・アニメのゲーム版とはかなり差別化できてる印象ではある。

・実写系が原作のゲームにありがちな、モーションの微妙なぎこちなさも、逆にシュールさ・バカゲーっぽさって意味ではメリットになってるのかな。
ダメって言ってんだろうがー!(ランチさん風に)
・10人そこらしかキャラいない。1本の格闘ゲームとしてはキャラが少ない。どうしても物足りなさは感じてしまう。

・ストーリーモードとかあるが、内容は薄っぺらいし、端折り過ぎてて何がなんだかよく分からないのが難点。

・要所要所で挟まるロードが地味に長く、ストレスが溜まる。

・打撃戦メインで派手な光線とか技とか無い分、どうしても見た目は従来のドラゴンボールよりも素朴で地味ではある。
感想ですよヤムチャさま!(プーアル風に)
 ションボリな出来である意味で話題になったハリウッド映画版のドラゴンボールのゲーム化作品。

 映画同様こちらのゲーム化もウンコなのかと思いきや、意外と…って言ったら失礼だろうか、案外フツーな出来ではある。ってか、ウンコだらけのバンダイナムコのキャラゲーって観点ではマトモな部類に入るくらいではなかろーか…(苦笑)。「原作がアレだが意外と出来はマトモ」って意味では、ストリートファイター(リアルバトルオンフィルム)なんかと共通する部分もあるかもしんない。まぁカプコン制作のストリートファイターが「意外と良作」寄りなのに対して、こちらは精々フツー程度ではあるけどもな。

掲載日:2019年11月12日


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