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ドラグナーズアリア
メーカー:日本一ソフトウェア
開発:ヒットメーカー
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2007年8月23日
価格:5040円
ジャンル:RPG


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
5 4 3 4 2 6 4 38
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかねー。よかばいねー。
・んー、良いトコね……まぁグラフィックは(動きは駄目なんで静止画での、PSPってハードでは、って見方でならだが)、そこそこのレベルに行ってるとは思う。
イカンですきに。
・戦闘が理不尽系の難易度の高さで常時クソダルい。難易度が妙に高く、ハメて来る系の敵が雑魚敵の時点で結構いるのがイライラポイント。そのくせ、ちょっとレベルが上がると途端に一気にラクショーって流れになる。かと思えば、画面が切り替わるとまた一気に敵が強くなり、レベルが1〜2上がるとまたラクショーに…→(以下繰り返し)となる。あ〜、「丁度良い」期間が妙に短い…ってか無いよーな気がするのは、わしの気の所為か?(笑)

・また、敵も味方もいちいちモーションが変に重い(オマケにアクションが万事ワンテンポ遅れる上に効果音が軽い……ってか何か使われ方がおかしい)。敵の全体攻撃とか表示が異様にトロくさく、全員がダメージを受け終わるまでの時間でそもそもゲンナリする。敵は異様に固くてダメージがなかなか減らず、状態異常攻撃でも食らってしまえば立て直しに必要以上に時間もかかる。総じてテンポが悪過ぎ。

・魔法が使えない。発動に時間が掛かる上に威力も無い。よって、魔法キャラとか存在価値が無くなる。んー、使い方でも悪いのかね?ゲーム内で説明も無いからホントは何かあるのかもしれんけど、調べる気力も出ない。

・ストーリーはあるんだか無いんだか、正直遊んでて存在感が全く無いってのは、RPGとして流石にどーなの?…とか思ったりも。

・フィールドが広い割にイベントもキャラもスカスカで水増し感が漂うのがしょんぼりポイント。
感想でごじゃる。
 「数年前に中古で○個セットで500円とかで買ったっきり起動もさせてなかったソフトをちょっとずつ片付けてみるか……」と起動。まずは「フタがカパカパです」のジャンクだったのにちゃんと遊べた点は良かった!!(※ゲームの内容にゃ関係ないけどな)
 で、遊んでみたのはよろしいのだが、ナントモ……万事に渡ってストレスマッハな作りであり、遊んでて最初から最後までひたすらイライラしか感じない。

 RPGとしては全体的に出た時期よりも相当に前時代的な作りで、不親切+理不尽さが際立つ。「クソゲーとしてネタとしてなら楽しめる突き抜けたマイナスっぷり!」と言うよりは、「浅く広く全般的にダメダメ系のウンコ」であり、ネタとしてもつまらない。んー、なんとも残念である(苦笑)。

掲載日:2019年9月3日


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