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不思議のダンジョン
風来のシレン3ポータブル

メーカー:スパイク
開発:チュンソフト
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2010年1月28日
価格:5040円
ジャンル:RPG(ローグライク)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 6 5 5 4 8 4 51
プレイ時間…60〜70時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのでゴワス。
良くも悪くも移植元のWii版とほぼ同じですんで、そちらのレビューもご参考にどうぞ! → こちら

・追加のダンジョンの種類が増え、ボリューム面はアップしている。
イッカーーーン!
・発売当時には「徹底的に作り直した!!」とか公式がしきりに宣伝しておったのだが、実際は↑の追加ダンジョンが増えた程度であり、ほぼベタ移植の範疇に留まる宣伝詐欺であった…。よって、Wii版の「テンポが悪い」・「ローグライクである事を否定している割にはバランス調整が伴っておらず、やたらとイビツなゲームバランス」って欠点もほぼそのまま続投であった…(ざんねんむねん)。

・敵が増えるとかダッシュするだとか処理が重いと思われる箇所では処理落ちで動作が不安定になる。挙動がカクカクとなり、更にテンポが悪化するのは印象が良くない。
感想なのじゃ。
 あんまり出来が良くなかった『風来のシレン3』の携帯機移植。

 元のWii版の評価があんま良くなかった事もあり、公式サイトや雑誌などでは「徹底的に内容を見直しました!」とか熱心に宣伝していたものだが、実際遊んでみると、追加で何個かダンジョンが増えた以外はほぼ完全にベタ移植であった。叩かれた部分も軒並みそのまんまだったのは残念の一言(「へぇ…いろいろ改善してんの?んじゃやってみっか」ってすっかり騙されたぜ…)。

 内容的には「追加ダンジョンがある」・「デフォルトのコントローラでも遊びやすい」・「携帯できる」って意味ではこちらPSP版の方が優れていると思うが、一方で「読み込みがぎちょぎちょウルサイ」(→DL版なら静かとは思うが)・「ロードが長い」・「画面がちっこい」ってハードに起因する欠点もあるんで、やはり一長一短って印象。

 まぁそもそもシレン3は出来自体が良くないんで、今から遊ぶにしても以前の『1』(SFC版)・『2』・『外伝』、もしくは続編にあたる『4』や『5』でもやった方がよっぽど有意義だと思いますケド!(←オイ)

掲載日:2021年10月26日


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