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真・三國無双6スペシャル
メーカー:コーエーテクモゲームス
開発:コーエーテクモゲームス オメガフォース
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2011年8月25日
価格:5800円
ジャンル:アクション


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PSP版 PS3版

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 6 7 8 8 72
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
素晴らしい戦果ですぞ!
・新勢力の『晋』の追加で武将の数は『5』以前よりもかなり増えた印象。シナリオ部分も携帯機ながらボリューム面もしっかりあってじっくり楽しめる物量はあるかと。

・1人の武将が複数の武器種を扱えるようになり、無双シリーズ特有の単調さをかなり薄めてくれている感じはする。モーションの奇抜さ・アホらしさも磨きが掛かっており、見た目的にも楽しめる。

・見た目部分でどうしても据置機版よりも劣化はあるのだが、遊んだ印象としては案外気にならない…と申すか、しっかり配慮が行き届いている印象。
撤退!イカンですぞ!
・性能で劣る携帯機だけに仕方ない面もあるが、やはり敵兵士の数は据置機版の無双に比べると目立って少なく、どうしてもアクション部分の爽快感では見劣りしてしまう。

・小さい画面に色んな情報をギュウギュウに詰め込んでいるため、どうしても目が疲れやすいのが難点。長く掛かる面は、わしとしてはかなりしんどかった。

・ディスク2枚組でのリリースであり、ソフトの本体からの入れ替えはかなり面倒くさいのが難点(携帯機だと外へ一緒にソフトのケースとか持ち出さんので、余計不便に感じたり)。細かいロードが多く、特にイベントシーンの会話などでメッセージ送りがワンテンポ遅れる等、快適性の部分も今一歩か。
感想なり〜。
 コーエーお得意の低性能機種へのムリのある移植……と思いきや、案外そこそこのクオリティはあり、しっかり遊べる内容かと。基本的にダメな事が多いこの手の移植の中では、3DSの『戦国無双クロニクル』等と並んで、「携帯機でもしっかりした作りの無双」ではある。

 据置機版の『6』は遊んで無いんでちょっと比較は出来んのだが、携帯機向けの無双としてはストレスは思ったよりも感じず、それなりに出来は良い方かな。「どーしても携帯機で遊びたい!」って場合じゃなきゃまぁPS3版等の劣化版の域にある存在とは思うが、本作の場合、出来としては同時に起動して隣で比べて…とかやらん限りはそこまで見劣りしないように思うんで、値段次第ではこっちを選んでもよろしいかと。

掲載日:2020年10月27日


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