海腹川背ポータブル
メーカー:マーベラスエンターテイメント
機種:プレイステーションポータブル
発売年月日:2008年3月27日
価格:5040円
ジャンル:アクション(2D)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
36
プレイ時間・・・5〜6時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
いいねぃ!たまらんぜぃ! べらんめい!いけねえぜぃ!
・まぁ、一応、スーパーファミコン版も遊んではいたのだが、この手の「地形にヒモをくくりつけてぶら下がって進んでく」っていうアクションゲームは他ではあんまり見られない。そう言った点では独特だとは思う。 ・世間様では「バグが酷くて話にならん!」とか「オリジナル版のリメイクと謳っておきながら何も再現出来てない!!」とか酷くお怒りのユーザーが多い模様なれども、個人的にはオリジナル版(スーパーファミコン版)をそんなに深くやり込んでたワケじゃないので、そこまで酷いもんかね?とは思った。どの部分がバグなのかもちょっと判別できなかったしね。ただね、そうは思ったのは確かだが、純粋にアクションゲームとして評価しても、あんまり褒められた内容でもない。かなり独特のアクション・挙動を持つ内容なのにロクに説明もなくユーザーに丸投げ・放置な態度、つかみにくくて自分の物にしにくい挙動、必要以上に強要されるトライ&エラー、そして難しい割にはそんなに達成感を感じられない等、色んな面で眉間にシワが寄る内容であることもまた事実。

・なんか伸ばしたルアーがスルリと対象をすり抜けて、飛び越えようとした穴にポトリと落ちてしまう所がチラホラ・・・。突然コマが落ちたように動きが荒くなる個所も・・・。遊んでて「???」な気分になり、なんかしっくりこないのだが、この辺りが多くのユーザーがお嘆きの“劣化”・“バグ”部分なのだろうか?・・・うん、まぁ、確かにいい気分はしないね。

・グラフィックやサウンドなどの雰囲気は過去作品のモノをある程度再現出来てるようには感じるが、この作品が出た2008年の他の作品と比べると色々と内容的に「モノタリナイ」感が湧いてきてしまう。スコアアタックしかゲームモードが無いのも今どきちょっと遅れてる気がするしね。値段も新作並に取ってるワケだから、ここはPSPの性能を駆使して豪華に作り直した方が良かったのかもね。
こめんとじゃい
 世間様では「超劣化移植」、「バグ満載毒入りお弁当」、「東京都心に原子爆弾」、「地球滅亡」やら(え、そこまでは言われてない!?)、凄まじい酷評の嵐の当作品。
 個人的にはそんなにオリジナル版をやり込んでないし、比較できるくらい遊んでないから何とも言いかねるが、遊んでて「面白い」と感じなかったのもまた確か故、与えてやってもいいのは上記の点数。
 とりあえず、メーカーさん、古参のファンの気持ちを逆撫でるような移植は作っちゃあかんよ。

掲載日:2010年3月25日


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