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がんばれゴエモン きらきら道中
僕がダンサーになった理由

メーカー:コナミ
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1995年12月22日
価格:9980円
ジャンル:アクション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 6 6 5 7 63
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかばい、よかばい。
・アクションゲームとしての作りはボス戦以外は見た目よりはずっとオーソドックスな作りであり、しっかりまとまっているかと。道中の難易度はかなり高めで若干死にゲー寄りになってる感じではあるが、理不尽って思えるくらいの釣り上げではなく、まぁ常識的な範囲に収まっているか。アクションが苦手だとちょっと苦労する難易度とは思うが、しっかりパターンを掴めばクリアできるバランスではある。

・ギャグに振り切った演出・シナリオはネタの宝庫で楽しい。濃い描写が多くて見た目のインパクトもなかなか強烈。スーファミ中期〜後期の作品らしく、キャラや背景のグラフィックも良質。

・やたらとノリの良いBGMがしっかり雰囲気を盛り上げてくれる。音質も良い。この辺りは80〜90年代のコナミらしい完成度で品質が高い。
イカンのだ。
・ボス戦は何故かアクションゲームではなく、唐突に連打ゲーで対戦とか要求される。求められる連打の水準も高めだし疲れるしで正直面白くない。いきなり別のゲームである『ぱずるだま』とか始まったりするのも説明不足感が強い。昔コナミのHPに掲載されてたインタビューでは開発チームのエライ人(プロデューサーの蛭子悦延氏=現在はグッドフィール社に移籍)がゴリ押しした結果らしいが、連打ゲー一辺倒ってのはいくらなんでも疑問符の付くバランスであり、どーなのかな…って思ってしまう。

・操作できるメンバーはいつもの4名(ゴエモン、エビス丸、サスケ、ヤエ)だがサスケの移動性能がやたらと飛び抜けており、他の3名の出番が少なくなりがち。

・巨大ロボに乗り込んでのゴエモンインパクト戦が無い。まぁゴエモンインパクトが無い作品も初期作中心に多いワケだし、個人的にはソレ自体はそこまで不満でも不満でもナイのだが、なんせ代わりに挿入されたのがくどいくらいの連打ミニゲームまみれなんで微妙に思えてしまうのである。
感想なり。
 ナンバリングは付いていないが、実質的には『がんばれゴエモン』のスーファミでの4作目に相当する作品。とことんギャグ路線に振り切ったバカゲー路線のシナリオになっているのが特長。スーファミ以降のゴエモンの「何でもアリ」感は更に強烈になって、さながら闇鍋の如き様相になってはいるものの、しっかりゴエモンだなーって思える辺りは不思議だし、まぁ開発陣の力量あってのモノだったか(雰囲気としてはコナミの同時期のシューティング『パロディウス』にも近いカオスな空気を感じる)。
 一方、ボス戦等では従来と違って本編とは異なるミニゲームが始まり、しかも内容が連打ゲー一辺倒でワンパターン&要求連打速度が高めで疲れるばかりで面白さを感じづらい内容なのは微妙。まぁ全体としてはアクションゲームとしての完成度は高い方だと思うが、バランス面で詰めの甘さとか感じる部分が多くなっちゃったように思える点は残念だったかも。

掲載日:2023年7月4日


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