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ミッキーのマジカルアドベンチャー
メーカー:カプコン
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1992年11月20日
価格:8500円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 8 7 7 7 7 78
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いところダヨー(ミッキーマウス風に)
・豊富に用意された変身を駆使してギミックを操作し先に進むのが楽しい。攻撃は敵やブロックを放り投げて他の敵を巻き込むのがメインで、かなり豪快に楽しめる。

・グラフィックはなかなかキレイ。ミッキーの各コスチュームもなかなか絵的に凝っている。

・BGMも丁寧な作り。クラシカルで重厚な音質でイメージとしては同じカプコンの『魔界村』シリーズ寄り。

・難易度を数通りから設定でき、プレイヤーの腕に合わせてしっかり調整してくれてる点は◎。いくつもの変身を使い分けるのが前提になるんで流石に幼児とかだとキツそうだが、高難度ゲーが苦手なわしでもしっかり楽しめるバランスなんで、大方の人なら大丈夫とは思う。
ダメなんじゃないカナー(ミッキーマウス風に)
・1ステージがかなり長く、若干ダレる。途中で一切セーブとかできないのも、スーファミ中頃のゲームとしては不親切だとは思う(パスワードでの中断すら不可能だったり)。

・見た目に反し意外と難易度が高いので、ディズニー好きってだけで手出しすると難儀する恐れはある。
感想ナンダヨー(あくまでミッキーマウス風に)
 見た目はカワイイけど、結構難易度が高くて手ごわいあたりはいかにもカプコンっぽい作りの良作アクションゲーム。全体としては「ユルくした魔界村」とでも例えるのが手っ取り早い感じ(難易度はそれでも難しい方だと思うが、魔界村よりは格段に易しくはなっているし、同じカプコン製アクションのロックマンよりはスローテンポなんで、やっぱ魔界村と例えるのが近い印象)。

 ディズニーを題材にしとる割には漢難度で割と突き放した作りではあるが、理不尽って言うほどの難しさではない。高難度のモードでなければ、ムズいゲームが苦手なわしでもフツーに全面クリアできたくらいなので、よほどアクションゲームが苦手でなければ頑張ればクリアできると思いますヨ。

掲載日:2008年1月28日
更新日:2021年3月2日


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