弟切草
メーカー:チュンソフト
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1992年3月7日
価格:8800円
ジャンル:アドベンチャー(サウンドノベル)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 82
プレイ時間・・・10〜15時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よかですたい! イカンぞな。
・基本はテキストベースのオーソドックスなアドベンチャーゲームなのだが、見せ方・テンポが絶妙で非常に遊びやすい。アクション要素は皆無なので、ゲームそのものが苦手という方でもしっかり楽しめる内容だと思う。ゲーム機の活用の新たな方向性を提示した作品と言えるのでは?

・文字と絵だけでここまで怖さを表現できるとは大したもんだ!・・・と感動したもんだ。

・短いシナリオを何回も遊ぶようなシステムとなっており、周回ごとに違った味付けがなされるため、意外とボリュームがある。
・退屈しないように色々工夫はしてあるのだが、根っこは読むタイプのアドベンチャーゆえに、ゲームらしいゲームを期待していると手がヒマで物足りなくなる可能性高し。

・『話を読むだけで数千円』と感じてしまう方には向かん内容かもしれんね。
感想なり〜。
 おそらく、『元祖サウンドノベル』。ドラクエ作りから手を引いたチュンソフトのデベロッパーとしてのデビュー作・・・だったように記憶している。
 当時は既に廃れたとされていたテキスト型アドベンチャーゲームを見事に復活させた、って印象を受けた。オカルトチックな内容で実にコワイのですよ、ひっひっひ。

 今なら中古屋で300円以下で手に入ると思われるが、さすがにスーパーファミコンの作品ってことで電池が飛んでる可能性が高いので、確実にセーブできるであろうプレイステーション版とかを探した方が無難かもしれないヨ。

掲載日:2011年3月7日


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