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パイロットウイングス
メーカー：任天堂
開発：任天堂情報開発部
機種：スーパーファミコン
発売年月日：1990年12月21日
価格：8000円
ジャンル：シミュレーション（スカイスポーツ）

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NEW3DS-VC

この際レジャー用の
パラシュートでもどうぞ♪

執筆： アルツ社長

映像 音楽 快適性
＆操作感		 独自性 難易度・
バランス		 ボリューム 総合評価
8 8 8 8 7 5 73
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ここが素敵なんです。
・スーパーファミコンで新たに加わった拡大・縮小機能を巧く活用しており、迫力のあるフライトを実現。独特の浮遊感を感じる挙動が良い。

・全体的に難易度が高いが、ミッションをクリアしたときの感動もひとしおである。

・担当教官の表情の変化が面白い。

・終盤はかなり意外というかブッ飛んだ展開になるのもいい意味でアホくさくて良い。
ここが駄目なんです。
・セーブ機能が無く、中断後はいちいちパスワードを入力しなければならないのが面倒くさい。

・悪く言えば単純な内容ゆえ、操作方法に馴染めないと飽きるのは早いかもしれん。スーパーファミコン出始めの時期というのを差し引いても、ボリュームそのものも控えめでその点では物足りなさも。
感想なり。
　内容的にはかなりジミで、ボリューム自体もそれほどではないのだが、「このゲームならでは」って視点ではなかなか独特であり。題材的にも実際のゲームプレイにおいても、なかなか他のゲームでは味わえない感覚を持った作品でもある。
　今だとスイッチさんのオンラインに課金すれば追加料金ナシで遊べるんで、興味を持たれた方はレッツトライ、ですぞ。

掲載日：2005年8月12日
更新日：2020年2月4日

執筆： こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
＆操作感		 独自性 難易度・
バランス		 ボリューム 総合評価
8 7 7 9 7 6 73
プレイ時間…15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
オー！スバラシーデスネ！
・スーパーファミコンの能力を試す実験作のような所もあったようで、スーファミの機能の一つであるグラフィックの拡大・縮小を上手く利用しており、疑似的な3D空間が描写されている。綺麗なグラフィックというよりかは、遠近感や高低感がしっかりと体感出来るグラフィックといった感じで、当時にしては新しいグラフィックだったのではないかと。

・空を飛ぶために使う乗り物も普通の複葉機からグライダー、ロケットベルトといったものまで、どれも独特の操作感があって面白い。慣性がかなり強くある意味で挙動がリアルすぎるものの、最近のゲームの飛行機などとはまた違った操作感が楽しめた。

・ボーナスゲームでのコスプレや教官達のセリフなど、ちょっと笑えるような遊び心に富んでいる部分も多い。ストーリー性の強いゲームではないが、終盤からはトンでもない展開に変化する事もあり、何故か惹き付けられる魅力がある。
オー、ダメデシタネ…
・スーパーファミコン黎明期の作品なので技術が間に合わなかったのかもしれないが、セーブが不可能で進行状況に合わせてパスワード入力を毎回行う必要があるのが少し面倒くさい。

・乗り物によって操作感は大きく異なり、どの乗り物も慣れるまでは一苦労する。ゲームが進むにつれてノルマが難しくなったり、風や地形変化の概念が強くなってきたりと、なかなか難易度の高いゲームに変化してくる。ゲームが上手い人でもある程度はトライ&エラーを繰り返す事が前提のゲームだとは思っておいた方がいいはず。
コメントデース！！
　スカイスポーツを楽しむフライトクラブへようこそ…という爽やかな雰囲気のゲームなように思わせておきながら、実際の内容は当時にしては独自性の高い奇天烈な内容のゲーム。淡々と進むだけかと思わせておきながら、意外な展開になるのも面白く、リアルなようでリアルでない、シュールな雰囲気のゲームだと初プレイ時の自分は感じた。

　SFC初期ながらもスーファミの機能を使った疑似3Dの描写で、飛行シミュレーションらしさはしっかりと楽しめた。次のコースへ進めるまでのノルマは厳しいし、難易度も相応に高い作品ではあるものの、独自性の高いゲーム性&ゲーム展開で何故か惹き付けられる魅力があった。

　自分が初めて本作をプレイした時はクリアまでは辿り着けてなかったものの、久し振りにSwitchのNintendo Switch Online加入者特典のスーパーファミコンで、やり直し機能も使いながら初めてクリアまで辿り着く事が出来た。パスワード方式によるセーブや難易度の高さなども本作ではややネックな部分だったが、バーチャルコンソール版やSwitch版では大分マシになるので、そういった方法でプレイ出来る人はそちらでプレイするとしっかり楽しめやすいかと。

掲載日：2020年6月23日

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