縮緬遊戯堂 > レビューランド > スーパーファミコン > スーパーマリオワールド


メーカー:任天堂
開発:任天堂情報開発部、SRD
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1990年11月21日
価格:8000円
ジャンル:アクション(2D)


広告(良かったら買ってくれぃ)
  
VC:NEW3DS版 VC:WiiU版 

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 9 8 9 8 87
プレイ時間…100〜150時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひ!良ひぞ!!
・新鮮味は薄いが、じっくり練りこまれた非常に良質なアクションゲーム。ゲーム初心者も上級者も安心して遊べるバランスは流石の横綱的貫禄。まぁ初心者にも優しいとは言っても、最近のマリオみたいに自動クリアシステムとかあるでもなく、終盤はそれなりのテクニックは要求されるけどもね。

・数々のマリオのパワーアップのバリエーションやヨッシーに乗ってのアクションの豊富さはゲーム性に幅を持たせている。そして心地良い操作感がいい。

・通常のステージだけでもかなりのコース数があり、ステージ内に複数のゴールが用意されているところもある。その上、「スターロード」や「スペシャルゾーン」など、難易度が高めの隠しルートも用意されているのは嬉しい。
だめですきに。
・新ハードの割には演出面で色数が増えてちょっと綺麗になった以外はこれといった追加要素はないので、純粋なゲーム内容における目新しさはそれほどでもないかもしんない。

・従来のジャンプとダッシュの他にスピンジャンプが加わり、使用ボタンが増えた。最初の内はやや戸惑う。コントローラの形状の関係で慣れるまではダッシュしながらスピンジャンプ(YボタンとAボタンは同時に押しづらい)などの操作がしづらかった。
THE 感想。
 スーパーマリオシリーズ第4弾。ハードをスーパーファミコンに移しての初の作品だけあって、グラフィックの美しさには驚いた記憶がある。
 難易度はそれほど高くないのでクリアだけならそれほど困難さは無いが、全部のルートを完全にクリアするのにはそれなりに手応えもある。ボリュームそのものはファミコンの『3』からさほど変わっていないが、何周でも遊びたくなる懐の深さは流石マリオといった感じですなァ。

掲載日:2004年11月30日
更新日:2018年11月27日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 9 9 10 9 90
プレイ時間…100時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
でっていう!(良いところ)
・シンプルながらもよく作り込まれたステージ設計により、しっかりと楽しむ事が出来るスーパーマリオシリーズの面白さがしっかり楽しめる。堅実ながらも熱中出来る、横スクロールアクションの金字塔たる面白さが魅力的。

・行えるアクション数が増え、様々な場面でギミックや能力を駆使して楽しめるようになった。無理に使わずともダッシュと普通のジャンプのみを使い続けても進められる作りにはなっているが、少しずつ色んなアクションを使いこなして行くのが楽しい。

・新たに登場しているキャラや敵が多い。特にマリオシリーズには欠かせない存在でもある、ヨッシーが初めて登場したのも本作から。後のシリーズにも継続して登場してるキャラも多く、地味ながらも功績が感じ取れた。

・多数存在する隠しゴールや上級者向けに用意された高難易度ステージなど、ボリュームも順当に増えてきている。最近のスーパーマリオシリーズと比較してもそこまで見劣りしない。
ででっていう…(ダメなところ)
・セーブが出来るようになったが、一部のステージやおばけ屋敷系のステージをクリアしないと毎回セーブ出来ない。セーブしてゲームを終えようとするためには、毎回おばけ屋敷系のステージを毎回クリアする必要があるので、いつでもセーブ出来るようにしてほしかったところ。

・スペシャルコースをクリアした後は裏ワールドへと突入し、マップ画面全体や敵のデザインがガラッと独特の雰囲気に変わるが、元の世界に戻す手段が存在しない。何も考えずに裏世界にしてしまうと戻せず戻そうとするには初めからプレイしなければならないので、注意が必要。

・ボタンが4つに増えたが、XやYボタンを押してダッシュしながらAボタンやBボタンを押してジャンプをする場面が多く、同時押しが少しやりにくい。
ででっででっていう!!(感想です)
 自分にとっては、生まれて初めて遊んだ横スクロールのスーパーマリオシリーズは、本作が初めての作品となる。当時4歳ほどの大して何も分かっていない自分でもそこそこ進められていたそうなので、ゲームが好きで熱中出来る人なら、初心者から上級者までしっかり楽しめる作りになっているのだと思う。

 初心者に対する親切さで考えれば最近のスーパーマリオシリーズの方が流石に上だが、今からプレイしても味わい深く、プレイに差し支えしないグラフィックやゲームシステムなので、レトロゲームに不慣れな人でも敷居が低いゲームだと言えそう。複数の任天堂機種でのバーチャルコンソールや、Nintendo Switch Online加入者特典のスーパーファミコンでもプレイ可能なので、少しでもスーパーマリオシリーズが楽しめそうな人なら是非とも。

更新日:2019年9月17日


縮緬遊戯堂 > レビューランド > スーパーファミコン > スーパーマリオワールド