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ワイルドガンズ
メーカー:ナツメ
機種:スーパーファミコン
発売年月日:1994年8月12日
価格:9200円
ジャンル:シューティング


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リメイク版サントラ

ハリウッド映画版 DVD
って、んー…ちがくね!?
(※ワイルドガン)

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 8 7 9 7 6 80
プレイ時間…20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
THE よいとこ。
・ガンシューティングにプレイヤーの移動も組み合わせたような独自性の高いシステム。アクションを使い分けて華麗に敵の攻撃をかわし、反撃で一掃した時の爽快感もなかなか。アクションの種類・その場その場で取れる行動の選択肢が広いのもよく考えられたデザインだとは思う。

・難易度は高めで序盤から結構殺しに掛かって来るバランスと思うが、理不尽さは少なく、コンテニュー回数にも制限は無いため、頑張ればクリアできるバランスって意味では親切。

・グラフィックはかなり力が入っており、プレイヤーキャラクター・敵・背景のいずれも、ドット絵のクオリティは高い。動きも非常に滑らか(今見ても全然ショボさを感じない辺りがレベルの高さを物語る、と申すか)。背景とかも攻撃を当てたりすると派手に壊れたり、何らかのリアクションが用意されている場所が多いって点でも凝った作りである。
ウッ!イカンとこ。
・1つのボタンに多数のアクションが割り振られており、慣れないと意図した動作と別のアクションがやたらと暴発しやすい点がネック。当時のコントローラのボタン数の関係上仕方ないと思うが、プレイヤーと照準の移動が同じ十字キーなのも忙しくて混乱しやすい(攻撃を重視すると回避がおざなりになり、回避に気を取られると攻撃が当たらなくなったりしがち)。

・ガンシューティング風という見た目のジャンル同様にアーケードゲームチックな難易度調整になっとる感じなんで、しっかり自キャラを動かせてようやく先に進めるバランスである。操作自体が相当難しい部類でバランス自体も難しめなんで、敷居はかなり高めと言えそう。
感想でござーる。
 ガンシューティングにアクション性を加えたようなユニークなシステムのシューティングゲーム。グラフィックが非常に凝った作りで美しい他、バランス部分もじっくり調整されとる印象。非常に丁寧な作りで好感が持てる。一方、操作性もかなり独特で意図した以外の動作が暴発しがちであり、慣れないとひたすら難しいって意味では漢向け仕様で敷居は高め。

 プレミア価格で売ってるような隠れた名作枠だったと思うが、今だとスイッチさんのオンラインのスーパーファミコンで配信され気軽に遊べるようになったのが嬉しい。

掲載日:2021年2月2日


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