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ドンパチ
首領蜂

メーカー:アトラス
機種:セガサターン
発売年月日:1996年4月26日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・縦スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 4 7 6 6 61
プレイ時間…7〜8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
素晴らしい。最高である。
・ケイブのシューティングで多く採用されているショット(ボタン連打・威力低め・攻撃範囲広め・移動速度早め)とレーザー(ボタン押しっ放し・威力高め・範囲狭め・移動遅め)を使い分けが重要なシステムは本作の時点で確立されており、戦略性がある。使用可能な機体も3台あり、性能も大きく異なる。ガラリと攻略法が変わってくる性能を持っているのは良し。

・重低音が響くBGMはカッコイイ。重厚感があって出来は良いと思う。攻撃時・撃破時の効果音・爆破音とかも豪快であり、爽快感もしっかり味わえる。

・グラフィックは2Dのドットだが、描き込みは細かく、細部まで凝った作り。自機や敵の攻撃は割とハデな配色なんで見やすさも両立できている。PS1・サターン世代のポリゴンだと見栄えが悪かったりするんで、この世代だと個人的には2Dドット絵の方が俄然好みではあった(ポリゴン物みたいな斜め後ろから見るカメラ視点で当たり判定が分かりにくい…って事も無いしね)。
いよいよもって、駄目である。
・ジャンルとしてはそこまで重量級のゲームとも思えんのだが、ロードに掛かる時間が妙に長い。メニュー画面→ゲーム開始の遷移に20秒くらい待たされたりするのは×。処理落ちも多めで敵が多い所とか大型の敵が湧く所だと結構目に見えて落ちる。

・後のシリーズ作品と比べると弾幕自体はそこまで凄まじくもないのだが、ソレ前提で構築されているんで結局オニのように難しい。2面辺りから結構殺しにかかって来る感じであり、上側だけでなく横や後ろからの急襲、多めの撃ち返し弾、フェイント気味に高速で飛んでくる敵弾とか初見殺し的な配置も多めでパターン構築ができないと追い詰められてアッサリ詰んでしまうって点では、やっぱり敷居は高い。ヘタクソなプレイヤーに対するフォローとかも少なめで、プレイヤーが上手くなって自分で乗り越えるしかナイって点ではアーケード作品らしいスパルタっぷりではある。

・縦スクロールだがTV自体が横長なんで、どうしても画面に窮屈さは感じてしまう(まぁゲーム機に移植となると当時だとなかなかどうしようも無い部分ではあるが)。
感想である。聞くがよい。
 ケイブを代表する弾幕シューティング『怒首領蜂』シリーズの1作目のアーケードからの移植作品。本作の時点ではそこまで弾幕って感じでもなく、見た目は割と古典的・オーソドックスな感じもするが、その分初見殺し的な配置が多めでやっぱり敵の攻撃自体は激しい。2Dシューティングとしてはオーソドックスな作りでありそこまで奇抜な要素も無いと思うんで操作自体には馴染みやすい感じだが、その馴染みやすい分だけ手加減ナシでオニ難度にしてる…って感じか(笑)。

 移植度に関してはこのサターン版もプレイステーション1版も今ひとつらしいが、アーケード版を大して遊んでないわしだとその辺はワカランので省略。2Dのゲームはサターンの方が出来が良い事が多かったのだが、本作は珍しくPS版の方が出来がよろしかったらしい。比較は出来んけども確かにロードとか処理落ちは頻発するため、ストレスを感じる事が多い点は惜しい。

掲載日:2023年11月21日


シリーズ別一覧:ケイブシューティング

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